2022年03月05日
ベイトエギングにシルバーウルフSVTW
それ以来、16スティーズSV TW、17スティーズA TW、19スティーズCT TWと、ベイトリールが増えるたびに組み合わせを替えながらベイトエギングを楽しんできた。
自身のベイトリール遍歴は、2014年春にTWSの合理的な構造に惹かれて、14タトゥーラTWからベイトリールを使い始めた。
最初はベイトロッドも持っていなかったので、LDBガイド搭載のスピニングロッドでキャストの練習を繰り返し、同年夏に最初に購入したベイトロッドが7フィートのロックフィッシュロッド。
ちょうどこの頃、徳島で開催されていたダイワ主催のエギング大会があり、スピニングは当時シマノ派だったので、2014年秋はロックフィッシュロッドと14タトゥーラでエントリーし、ベイトエギングをやり始めた。
1年ほどベイトタックルの練習を重ねてタコやアコウの釣果も得られ、ある程度使いこなせるようになってから、2015年夏に15ジリオンTWにステップアップ。
2015年秋のエギング大会はロックフィッシュロッドと15ジリオンでエントリーし、アオリイカの釣果も得られたがロッドのアクションやリールの重さで釣り味がイマイチ

そんなとき東北出張の機会があり、仙台の釣具屋の中古コーナーで冒頭のベイトエギングロッド(STX-EG 792MLB-SV)に巡り合い、フィーリングが良かったのでその場で購入して持ち帰り。
7フィート9インチのレングスで自重は110gとスピニングロッドと遜色ないほど軽量だが、今度は15ジリオンの重さが気になってきて、2016年初夏に16スティーズSV TWに手を出した。
2016年秋のエギング大会では上記のベイトエギングタックルで参加し、ベイトリールの特性を活かした釣り方で狙い通りの釣果が得られ、これ以降ベイトエギングにハマっていく。ロッドに不満はなかったけど、唯一不満だったのが16スティーズのドラグ引き出し音が鳴らない点。
そこにドラグ引き出しクリックが付き、アルミボディで剛性も確保された17スティーズA TWが登場したので、2018年初夏に1012 G1 SVスプールで組んだセミオーダーを導入。エギングでは16スティーズの1016 G1 SVスプールを組み合わせて2018年秋の大会に参戦。
この頃になるとパックロッドを含めてベイトロッドも増えていき、それに合わせて15ジリオンのHLC化や19モアザンPE TW、20スティーズCT TWセミオーダーを追加していった。
これでベイトタックルの釣りは、エギング、ロックフィッシュ、シーバス、フラットフィッシュ、メバル、バス、チヌ、パックロッド釣行などにほぼ対応できるようになった。
しかし2022年は先日記事にした2大メーカーのフラッグシップリール以外に、22シルバーウルフPE TWに注目している。
淀川チニングのエキスパートが監修するチニング用ベイトリールだが、0.6号や0.8号のPEラインの使用に特化していることから、ラインや推奨ルアーウェイトからすると、ベイトエギングにも適したスペック。派手さのないシックな外観も好みで、どんなロッドにも合わせやすい。
22シルバーウルフSV TW PEスペシャルはドラグ引き出しクリックにハイスピードレベルワインドが搭載され、34mmG1ジュラルミン製のSV BOOST PEチューンスプールが付いているので、自分のようにPEライン中心のベイトユーザーや、エギング用途ならピッタリな性能を備えている。
さらに16スティーズや17スティーズA、19モアザンをSVブースト化できるスプール互換性があるのも魅力的

ギア比8.5で巻取長90cmの設定は、マグフォースZブレーキ搭載のスプールに交換することで、エギングの合間のスーパーライトショアジギングにも使い易い。
だが購入となると、SVスプールの失速感が不満で2019年に0.8号PEを巻いた1012G1スプールを導入したし、スペック的にも17スティーズセミオーダーで代替できるので悩ましい

SVスプールでノーサミングキャストをするよりも、自分は絶妙なサミングが決まって飛距離が出た時こそがベイトキャスティングの楽しみだと思っているので、SVブーストスプールが自分にとって満足できる製品なのかも懐疑的

それでもハイパードライブデザイン世代のベイトリールはまだ使ったことがないので、巻き心地や耐久性がどれほどか試してみたい思いもある。
ひとまず今シーズンは、7月末までレンタル予定のハートランド リベラリスト(803M+RSB-22)を使い倒し、リグに合わせてモアザンPE TW、スティーズA TW、ジリオンTWを組み合わせる予定なので、22シルバーウルフ SV TWを導入するとしても、買うのは夏以降になるかもしれない


リールに合わせてロッドも22シルバーウルフ AIR AGSが発売。スピニングを含めて3機種あるMXとは異なり、AIR AGSはベイトモデルの76MLB-Sのみ。以前に19シルバーウルフ AIR AGS 710ML/MB-Sを買ったものの自分には合わずに売却した経験があるので、Newロッドも気になる。