2010年08月10日
リップラップステージ(RS-6102)のインプレ
先日の記事でも紹介したジャクソンのリップラップステージ(RS-6102)について、久々にロッドインプレでも。
スペックは以下のとおり。
●全長:6フィート10インチ
●標準自重:132g
●適合ライン:PE0.6~1.2
●適合ルアー:1.5~21g
●継数:2本
●アクション:ファースト
●パワー:ミディアム
ロッドコンセプトは、ちょっと長いのでジャクソンの公式ウェブから一部を以下に抜粋。
「このロッドを車に例えるなら、『リップラップでのチヌ』に限定された特殊な環境でのエキスパートマシンとなる。とことん感度を上げて、パワーを絞り込む。差し詰め『市販車ベースのレーシングマシン』といったところだ。一般の人が乗っている車でありながら、性能をとことん追い詰めたもの。」
要するに、リップラップ(石畳)でのチヌ釣りを想定した専用ロッドとして、「1に感度、2にパワー」を重視したロッドを作り上げたようだ。
このコンセプトって、よく考えると根魚ロッドにピッタリじゃないかということで、根魚好きな自分は前々から気になっていたけれど、あまり店頭に並ばないジャクソンのロッドを実売価格3万円前後出して買う勇気がなかったので躊躇していた。
そこへなぜかナチュラムが定価の60%引きという破格の値段で売り出していたので、試し振りをすることなく、思わず衝動買いをしたという次第
ジャクソンのロッドは以前に店頭でロックボトムステージ(LB-65L)を触って、ライトな根魚釣りに良さそうで、フィーリングも気に入ったのだけれど、1ピースというのがネックになって購入を諦めた経緯があった。
リップラップステージ(RS-6102)は推奨ウェイトが1.5-21gと幅広く、どんな性格のロッドなのか不安だったので、購入前に近所の店にあった他メーカーのチヌ用ロッド2本(ティムコ「アクアプロジェクト クロダイ 77」と、スミス「ダンシングブリーム 柔(DB-JY78)」)を触ってみた。
これらと比較すると、RS-6102は6フィート台と短いこともあり、ロッド全体がパリッと張りのある感じで、ロッドを振ってもブレがなくシャッキリしている。さらにティップ部は、ジグヘッドの操作性に長けた張りと食い込みに対応する柔軟性を併せ持っている。バット部にかけて太くなるラッパ形状の仕様は、チヌ用ロッドに求められるパワーだけでなく、感度の向上にも寄与しているとのこと。
まさに、ロッド全体の張りで感度を突き詰め、適度な柔軟性を持つティップで掛けた魚を強力なバットパワーで獲るというイメージを具現化したロッド
というわけでフィーリングとしては、自分が根魚ロッドに求めるものを全て備えており、釣運の良さを差し引いても非常に気に入っている(前回アコウをヒットさせる前から感触には満足していた)。
実釣の印象として、まずはポッパーの操作性について。R.A.POPの操作性は、さすがに今まで使っていたエギングロッド(バリアス 84M)のほうがティップを含めた全体的な張りが強かったので、ポップ音を出し易かった。しかしトータルで見た操作性は、ロッドレングスの面でもRS-6102のほうが上か。LDBガイド仕様ということで、糸絡みの心配もない
ミノーイングについては、10g以下のミノー、ジャクソン社製で言えば、とくにアスリート7S(7g)やピンテール6(6g)の操作性は、キャストからアクションまで非常に操作し易い。6-9cm程度のミノーや5g前後のジグヘッドをテクニカルに操るのに向いている感じ。飛距離は20-30mといったところか。12gのヨレヨレ ミニ68では、フルキャストは難しいが、ベリーに乗せてキャストすると40mを超える飛距離が出た。バットパワーはあるので、50-60cm程度のシーバスにも対応できるだろう。
このロッドの最大の長所は、感度を生かしたジグヘッドによるボトム攻略にある。メーカーが想定しているリップラップ(石畳)での釣りに限らず、突堤や河口などあらゆる場所でのボトム狙い(Mリグを含む)に最高の感度で応えてくれる。6'10"の操作性と相まって、ボトムを探っていて本当に楽しいロッドに巡り合えた ジグヘッドは3-6gまでしか使ったことがなく、Mリグでも10g未満なので、10g以上のフィーリングは不明だが、上記のようにベリーに乗せてキャストすれば、重めのジグヘッド等で遠投することもできそうだ。
チヌだけでなく、強力なバットパワーを生かして根魚やフラットフィッシュにも十分対応できる(前回根に入られたのは、想定外の獲物で対応が遅れた自分のミス)。普段タモを持ち歩かない自分にとっては、魚の抜き上げにもしっかり耐えてくれる強力なバットは有り難い。
ジャクソンには以前、R.A.ShaftというR.A.POPを使うために設計されたチヌ用ロッドがあったが、以前に店頭で触った感触との比較でいえば、リップラップステージのほうが全体的に少しマイルドで、かつ感度の向上に努めたロッドという印象。
張りを強めてポッパー用に特化したロッドよりも、若干マイルドに仕上げて感度を向上させたジグヘッド用ロッドのほうが汎用性は高いので、まさに使えるロッドと言えるだろう。
さて、このロッドのもう一つの特長である伸縮式のグリップエンドについて、公式サイトではどのくらいの変化があるのか、グリップの長さを含めて不明なので、自分で調べてみた。
リールシートを最大に締め込み、グリップエンドも一番上に締めた状態で測ると、約21.5cm。
グリップエンドをギリギリまで伸ばすと、約25cm。
釣り方や好みに応じてグリップエンドの長さを変えられるのは、
ユーザーにとっては有り難い。
グリップエンドを外すと、こんな状態に。
2つのリングで締め込む形になっている。
バット部が空洞でラッパ状になっているのは、感度を増幅するためだとか。
ロッドバランスは、セフィアCI4 C3000SDHに合わせてみたが、132gという重さが気にならないほど良好なバランス。
このロッドはテクニカルな操作と感度が求められる釣りで多用することになるだろうから、なるべく軽量リールと合わせたほうが良いだろう。
セフィアの赤とリップラップステージの青という組み合わせもなかなか
以上、長々とインプレをしてきたけれど、このロッドの売りである感度とパワーには満足している。
1つ不満点を述べるならば、アップロックのリールシートはグリップエンドの長さを調節するときに一緒に操作してしまいがちなので、ダウンロックのほうがよかったかな。
<参考>
※2015年2月12日「砂物・根魚・小型青物用ロッドとインプレ」
※2015年8月6日「ブルーカレント70 プラグスペシャル(BLC-70 Ti/PS)の比較インプレ」
※2016年4月10日「ロックバム(RB70CH-2)のインプレ」
※2019年1月29日「ハイドアウトハンターというロッド」
※2019年6月3日「初めてのハートランドロッド(6102MLFS-07)」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
※2021年3月29日「3本目のソルティスト エクストリーム」
※2021年9月24日「【APIA】Brute'HR HARBOR SWEEPER 77ML」
※2022年5月4日「【Ocean Ruler】ニアリッド NR-X86TP-L」
スペックは以下のとおり。
●全長:6フィート10インチ
●標準自重:132g
●適合ライン:PE0.6~1.2
●適合ルアー:1.5~21g
●継数:2本
●アクション:ファースト
●パワー:ミディアム
ロッドコンセプトは、ちょっと長いのでジャクソンの公式ウェブから一部を以下に抜粋。
「このロッドを車に例えるなら、『リップラップでのチヌ』に限定された特殊な環境でのエキスパートマシンとなる。とことん感度を上げて、パワーを絞り込む。差し詰め『市販車ベースのレーシングマシン』といったところだ。一般の人が乗っている車でありながら、性能をとことん追い詰めたもの。」
要するに、リップラップ(石畳)でのチヌ釣りを想定した専用ロッドとして、「1に感度、2にパワー」を重視したロッドを作り上げたようだ。
このコンセプトって、よく考えると根魚ロッドにピッタリじゃないかということで、根魚好きな自分は前々から気になっていたけれど、あまり店頭に並ばないジャクソンのロッドを実売価格3万円前後出して買う勇気がなかったので躊躇していた。
そこへなぜかナチュラムが定価の60%引きという破格の値段で売り出していたので、試し振りをすることなく、思わず衝動買いをしたという次第
ジャクソンのロッドは以前に店頭でロックボトムステージ(LB-65L)を触って、ライトな根魚釣りに良さそうで、フィーリングも気に入ったのだけれど、1ピースというのがネックになって購入を諦めた経緯があった。
リップラップステージ(RS-6102)は推奨ウェイトが1.5-21gと幅広く、どんな性格のロッドなのか不安だったので、購入前に近所の店にあった他メーカーのチヌ用ロッド2本(ティムコ「アクアプロジェクト クロダイ 77」と、スミス「ダンシングブリーム 柔(DB-JY78)」)を触ってみた。
これらと比較すると、RS-6102は6フィート台と短いこともあり、ロッド全体がパリッと張りのある感じで、ロッドを振ってもブレがなくシャッキリしている。さらにティップ部は、ジグヘッドの操作性に長けた張りと食い込みに対応する柔軟性を併せ持っている。バット部にかけて太くなるラッパ形状の仕様は、チヌ用ロッドに求められるパワーだけでなく、感度の向上にも寄与しているとのこと。
まさに、ロッド全体の張りで感度を突き詰め、適度な柔軟性を持つティップで掛けた魚を強力なバットパワーで獲るというイメージを具現化したロッド
というわけでフィーリングとしては、自分が根魚ロッドに求めるものを全て備えており、釣運の良さを差し引いても非常に気に入っている(前回アコウをヒットさせる前から感触には満足していた)。
実釣の印象として、まずはポッパーの操作性について。R.A.POPの操作性は、さすがに今まで使っていたエギングロッド(バリアス 84M)のほうがティップを含めた全体的な張りが強かったので、ポップ音を出し易かった。しかしトータルで見た操作性は、ロッドレングスの面でもRS-6102のほうが上か。LDBガイド仕様ということで、糸絡みの心配もない
ミノーイングについては、10g以下のミノー、ジャクソン社製で言えば、とくにアスリート7S(7g)やピンテール6(6g)の操作性は、キャストからアクションまで非常に操作し易い。6-9cm程度のミノーや5g前後のジグヘッドをテクニカルに操るのに向いている感じ。飛距離は20-30mといったところか。12gのヨレヨレ ミニ68では、フルキャストは難しいが、ベリーに乗せてキャストすると40mを超える飛距離が出た。バットパワーはあるので、50-60cm程度のシーバスにも対応できるだろう。
このロッドの最大の長所は、感度を生かしたジグヘッドによるボトム攻略にある。メーカーが想定しているリップラップ(石畳)での釣りに限らず、突堤や河口などあらゆる場所でのボトム狙い(Mリグを含む)に最高の感度で応えてくれる。6'10"の操作性と相まって、ボトムを探っていて本当に楽しいロッドに巡り合えた ジグヘッドは3-6gまでしか使ったことがなく、Mリグでも10g未満なので、10g以上のフィーリングは不明だが、上記のようにベリーに乗せてキャストすれば、重めのジグヘッド等で遠投することもできそうだ。
チヌだけでなく、強力なバットパワーを生かして根魚やフラットフィッシュにも十分対応できる(前回根に入られたのは、想定外の獲物で対応が遅れた自分のミス)。普段タモを持ち歩かない自分にとっては、魚の抜き上げにもしっかり耐えてくれる強力なバットは有り難い。
ジャクソンには以前、R.A.ShaftというR.A.POPを使うために設計されたチヌ用ロッドがあったが、以前に店頭で触った感触との比較でいえば、リップラップステージのほうが全体的に少しマイルドで、かつ感度の向上に努めたロッドという印象。
張りを強めてポッパー用に特化したロッドよりも、若干マイルドに仕上げて感度を向上させたジグヘッド用ロッドのほうが汎用性は高いので、まさに使えるロッドと言えるだろう。
さて、このロッドのもう一つの特長である伸縮式のグリップエンドについて、公式サイトではどのくらいの変化があるのか、グリップの長さを含めて不明なので、自分で調べてみた。
リールシートを最大に締め込み、グリップエンドも一番上に締めた状態で測ると、約21.5cm。
グリップエンドをギリギリまで伸ばすと、約25cm。
釣り方や好みに応じてグリップエンドの長さを変えられるのは、
ユーザーにとっては有り難い。
グリップエンドを外すと、こんな状態に。
2つのリングで締め込む形になっている。
バット部が空洞でラッパ状になっているのは、感度を増幅するためだとか。
ロッドバランスは、セフィアCI4 C3000SDHに合わせてみたが、132gという重さが気にならないほど良好なバランス。
このロッドはテクニカルな操作と感度が求められる釣りで多用することになるだろうから、なるべく軽量リールと合わせたほうが良いだろう。
セフィアの赤とリップラップステージの青という組み合わせもなかなか
以上、長々とインプレをしてきたけれど、このロッドの売りである感度とパワーには満足している。
1つ不満点を述べるならば、アップロックのリールシートはグリップエンドの長さを調節するときに一緒に操作してしまいがちなので、ダウンロックのほうがよかったかな。
<参考>
※2015年2月12日「砂物・根魚・小型青物用ロッドとインプレ」
※2015年8月6日「ブルーカレント70 プラグスペシャル(BLC-70 Ti/PS)の比較インプレ」
※2016年4月10日「ロックバム(RB70CH-2)のインプレ」
※2019年1月29日「ハイドアウトハンターというロッド」
※2019年6月3日「初めてのハートランドロッド(6102MLFS-07)」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
※2021年3月29日「3本目のソルティスト エクストリーム」
※2021年9月24日「【APIA】Brute'HR HARBOR SWEEPER 77ML」
※2022年5月4日「【Ocean Ruler】ニアリッド NR-X86TP-L」
2010年08月09日
アコウ三昧
ここしばらくは、先日釣り上げたアコウの料理を楽しみました
釣ったその日に持ち帰って捌こうとするが、骨が硬くて一苦労
アコウは内臓と鰓を取り出した後でも飛び跳ねるほど、驚きの生命力
とりあえず頭と中骨は味噌汁用に冷蔵保存し、2枚の半身は初日と2日目に楽しんだ。
自分は火を通した魚が好きなので、釣った当日の半身を塩焼きにし、少しだけ刺身にもしてみた。焼物は塩をふってオリーブオイルで焼いただけのシンプルな料理だけに、魚本来の旨みがよくわかる。身はあっさりしていながら、じんわり甘みがあり、火を通すとホクホクしていて食べやすい。
刺身は新鮮なだけあってコリコリした食感が心地よい。
1日置いた半身を冷蔵庫にあった舞茸とエリンギとともにホイルで包んで焼いてみた。ホイルにはオリーブオイルを薄く引いて、塩胡椒をふった切り身を置き、舞茸、エリンギを千切って入れた後、酒を軽くふりかけて切り身の上にバターを一切れ乗せて、弱火でじっくり蒸し焼きにしたもの。
切り身の残りの刺身は、前日よりも旨みが増していてイイ感じに
3日目は初日に捌いた頭部と中骨のアラを利用して味噌汁に
わざわざこのために深めの鍋と赤味噌を買いに行ってきた。ネギを買い忘れたので、冷蔵庫にあったモヤシを入れてみた。
弱火でじっくり煮込むと、さすが根魚、良い出汁が出て最高
30オーバーの根魚になると顔周りの身も食べ応えがある
4日目は前日の残りの味噌汁に、讃岐らしくうどんを入れてみた。
魚の出汁で食べる味噌煮込みうどんもなかなか
でもやっぱりネギがないとちょっと物足りないかな
盛り付けは適当な料理ですが、貴重な初アコウを存分に堪能できました
釣ったその日に持ち帰って捌こうとするが、骨が硬くて一苦労
アコウは内臓と鰓を取り出した後でも飛び跳ねるほど、驚きの生命力
とりあえず頭と中骨は味噌汁用に冷蔵保存し、2枚の半身は初日と2日目に楽しんだ。
自分は火を通した魚が好きなので、釣った当日の半身を塩焼きにし、少しだけ刺身にもしてみた。焼物は塩をふってオリーブオイルで焼いただけのシンプルな料理だけに、魚本来の旨みがよくわかる。身はあっさりしていながら、じんわり甘みがあり、火を通すとホクホクしていて食べやすい。
刺身は新鮮なだけあってコリコリした食感が心地よい。
1日置いた半身を冷蔵庫にあった舞茸とエリンギとともにホイルで包んで焼いてみた。ホイルにはオリーブオイルを薄く引いて、塩胡椒をふった切り身を置き、舞茸、エリンギを千切って入れた後、酒を軽くふりかけて切り身の上にバターを一切れ乗せて、弱火でじっくり蒸し焼きにしたもの。
切り身の残りの刺身は、前日よりも旨みが増していてイイ感じに
3日目は初日に捌いた頭部と中骨のアラを利用して味噌汁に
わざわざこのために深めの鍋と赤味噌を買いに行ってきた。ネギを買い忘れたので、冷蔵庫にあったモヤシを入れてみた。
弱火でじっくり煮込むと、さすが根魚、良い出汁が出て最高
30オーバーの根魚になると顔周りの身も食べ応えがある
4日目は前日の残りの味噌汁に、讃岐らしくうどんを入れてみた。
魚の出汁で食べる味噌煮込みうどんもなかなか
でもやっぱりネギがないとちょっと物足りないかな
盛り付けは適当な料理ですが、貴重な初アコウを存分に堪能できました
2010年08月06日
初ヒット!
最近蒸し暑い熱帯夜が続いていたので、夕涼みがてら近所でチヌでも狙おうと、
ポイントMの港内へふらっと自転車釣行
この日は長潮ですでに満潮の時刻になり、ほとんど潮は動かない
夕マズメの時間帯、とりあえずダメ元でR.A.POPを投げてみるが、やはり反応ナシ
セイゴぐらいは食ってくるかと思い、ウェイビー65Sで周囲を探ってみるが、これも反応がない
だいぶ暗くなったので、AR-Rigにクリーピィをセットしてボトムを探ってみるが、これも反応ナシ
まあ長潮だし仕方ないかと思い、突堤でカサゴと遊んでから帰ろうと、場所移動
3gのジグヘッドに変えてグラスミノーMをセットし、突堤基部からボトムバンピングで探っていく。
すると、クックッという久々の魚信が伝わってきた
3度目のクッという反応で軽くアワセを入れると、激しい突込みが襲う
慌ててロッドを立てようとするが、上がらない なすすべなく根に入られてしまった
おそらく良型の根魚かと思われるが、これまでの経験上、根競べをすれば大抵はこちらが勝てるので、ラインを張りながら神経を研ぎ澄まし、魚の出方を窺う
何度か動く気配があったので、その都度根から引き剥がそうとするが、相手もなかなかしぶとい抵抗をみせる。
リーダーが根で擦れる感触も伝わってくる・・・リーダーはさっき交換したばかりの3号だが、
ナイロンというのが気がかりだ
5分以上駆け引きが続いたところで、再度動きがあったので、ロッドを立てて一気に巻き上げる。
これまでの根魚釣りでは経験したことのない重々しい引きに対し、慎重にやりとりしながら、ロッドのパワーを信頼して一気に抜き上げる!
姿を見せたのは、なんと人生初のアコウ(キジハタ)
東海地方ではアズキマスと呼ばれ、三重県では幻の魚だった憧れの根魚とついにご対面 瀬戸内海沿岸の街に引っ越して良かった
フッキングポイントも最高の場所に掛かっている。
リーダーはもうボロボロだった。
全体を写してみた。
瀬戸内海はアコウの魚影が濃いし、時期的にも旬の魚だし、最初の暴力的な突っ込みで薄々アコウではないかと感づいてはいたけれど、あらためて姿を拝むと嬉しさも格別
長潮の満潮の潮止まりの時間帯にヒットするとは驚きだった。
突堤に移動してからわずかの時間だったので、まだまだ探っていないポイントはあったものの、
この1匹でもう満足したので早々に納竿として、魚を持ち帰ることにした
まな板の上であらためてメジャーを当ててみた。
サイズは33cm。カサゴやタケノコメバル、ムラソイやアイナメなどを含めても、30オーバーの根魚を釣ったのは初めてだ
高級魚アコウの料理結果は、また別の記事でアップします
実は今回使用したロッドは、Newロッドでした
ジャクソンのリップラップステージ(RS-6102)というチヌ用ロッド。
メーカーはチヌ専用と謳っているものの、チヌだけじゃなく根魚にも使えそうだと前から気になっていたロッドが、ナチュラムで60%引きという破格の値段だったので、現物を確かめることなく衝動買い
届いたその日に試し振りのつもりで出かけたのが、思わぬ好釣果につながった
インプレは後日の記事を参照。
さすがチヌ用ロッド、2mほどの高さの堤防からの抜き上げにも対応できた。
今回のアコウは、このロッドの強さがなければ獲れなかっただろう。
感度・パワー・釣運ともに申し分なし!
8月5日(木) 19:10~21:30 潮位:220cm~225cm 長潮:満潮20:58(228cm)
Rod:Riprap Stage RS-6102
Reel:Sephia CI4 C3000SDH
Line:チタニウムブレイド 0.6号(14lb)
Leader:パワード 3号
≪ヒットルアー≫
グラスミノーM(スモークブラック&シルバーGlt.) + ジェリーベイト ジグヘッド(グロー) 3g
<参考>
※2010年8月9日「アコウ三昧」
※2010年8月10日「リップラップステージ(RS-6102)のインプレ」
ポイントMの港内へふらっと自転車釣行
この日は長潮ですでに満潮の時刻になり、ほとんど潮は動かない
夕マズメの時間帯、とりあえずダメ元でR.A.POPを投げてみるが、やはり反応ナシ
セイゴぐらいは食ってくるかと思い、ウェイビー65Sで周囲を探ってみるが、これも反応がない
だいぶ暗くなったので、AR-Rigにクリーピィをセットしてボトムを探ってみるが、これも反応ナシ
まあ長潮だし仕方ないかと思い、突堤でカサゴと遊んでから帰ろうと、場所移動
3gのジグヘッドに変えてグラスミノーMをセットし、突堤基部からボトムバンピングで探っていく。
すると、クックッという久々の魚信が伝わってきた
3度目のクッという反応で軽くアワセを入れると、激しい突込みが襲う
慌ててロッドを立てようとするが、上がらない なすすべなく根に入られてしまった
おそらく良型の根魚かと思われるが、これまでの経験上、根競べをすれば大抵はこちらが勝てるので、ラインを張りながら神経を研ぎ澄まし、魚の出方を窺う
何度か動く気配があったので、その都度根から引き剥がそうとするが、相手もなかなかしぶとい抵抗をみせる。
リーダーが根で擦れる感触も伝わってくる・・・リーダーはさっき交換したばかりの3号だが、
ナイロンというのが気がかりだ
5分以上駆け引きが続いたところで、再度動きがあったので、ロッドを立てて一気に巻き上げる。
これまでの根魚釣りでは経験したことのない重々しい引きに対し、慎重にやりとりしながら、ロッドのパワーを信頼して一気に抜き上げる!
姿を見せたのは、なんと人生初のアコウ(キジハタ)
東海地方ではアズキマスと呼ばれ、三重県では幻の魚だった憧れの根魚とついにご対面 瀬戸内海沿岸の街に引っ越して良かった
フッキングポイントも最高の場所に掛かっている。
リーダーはもうボロボロだった。
全体を写してみた。
瀬戸内海はアコウの魚影が濃いし、時期的にも旬の魚だし、最初の暴力的な突っ込みで薄々アコウではないかと感づいてはいたけれど、あらためて姿を拝むと嬉しさも格別
長潮の満潮の潮止まりの時間帯にヒットするとは驚きだった。
突堤に移動してからわずかの時間だったので、まだまだ探っていないポイントはあったものの、
この1匹でもう満足したので早々に納竿として、魚を持ち帰ることにした
まな板の上であらためてメジャーを当ててみた。
サイズは33cm。カサゴやタケノコメバル、ムラソイやアイナメなどを含めても、30オーバーの根魚を釣ったのは初めてだ
高級魚アコウの料理結果は、また別の記事でアップします
実は今回使用したロッドは、Newロッドでした
ジャクソンのリップラップステージ(RS-6102)というチヌ用ロッド。
メーカーはチヌ専用と謳っているものの、チヌだけじゃなく根魚にも使えそうだと前から気になっていたロッドが、ナチュラムで60%引きという破格の値段だったので、現物を確かめることなく衝動買い
届いたその日に試し振りのつもりで出かけたのが、思わぬ好釣果につながった
インプレは後日の記事を参照。
さすがチヌ用ロッド、2mほどの高さの堤防からの抜き上げにも対応できた。
今回のアコウは、このロッドの強さがなければ獲れなかっただろう。
感度・パワー・釣運ともに申し分なし!
8月5日(木) 19:10~21:30 潮位:220cm~225cm 長潮:満潮20:58(228cm)
Rod:Riprap Stage RS-6102
Reel:Sephia CI4 C3000SDH
Line:チタニウムブレイド 0.6号(14lb)
Leader:パワード 3号
≪ヒットルアー≫
グラスミノーM(スモークブラック&シルバーGlt.) + ジェリーベイト ジグヘッド(グロー) 3g
<参考>
※2010年8月9日「アコウ三昧」
※2010年8月10日「リップラップステージ(RS-6102)のインプレ」
2010年08月01日
ミラチェア(Mirra Chairs)のインプレ
先月、ハーマン・ミラー社製のミラチェアが届きました
普段使っていた一般的なOAチェアでは長時間の作業に限界があり、基本的に座り仕事なので、体に負担をかけないようにイスぐらいは良い物をということで、思い切って高機能のワークチェアを購入
各メーカーの製品をいろいろ調べて、東京出張のついでに五反田のショールームにも出かけて行って試座をしながら、最終的にはハーマン・ミラー社のミラチェアを選択。同社はアーロンチェアで有名だけれど、試座をした結果、機能性や操作性に加え、デザイン的にもミラチェアの方を気に入ったというのが選んだ理由。
使い始めてしばらく経ったので、簡単にインプレでも。
まずは、高機能チェアの長所(自分好みにアレンジ可)であり短所(設定が面倒)にもなりうるイスの細かな調節について。
試座をしたときのアーロンチェアとの比較でいえば、圧倒的にミラチェアのほうが操作性は上だった。リクライニングや肘掛の調節など、全部で10箇所の調節可能箇所があり、座りながら直感的な操作が可能な点は、とても使い易い印象を持った。
一度調節をすればほとんど動かすことはないとはいえ、使用状況に応じて気軽に再調節できる点はやはり便利。
個人的には、ハーマン・ミラー社製のイスにした決め手である前傾チルト機能が、期待通りの効果で満足している。
PCのマウス操作ではリクライニング状態の方が使い易いけれど(同社のエンボディチェアはこの発想かと思われる)、キーボードを使う作業や、デスクの上で読み書きする場合には、この前傾機能のおかげで格段に作業がし易くなった。
肘掛部分の調節可能領域も広く、適度なクッション性と相まって快適に作業ができる。
座面のメッシュは蒸し暑い季節でも通気性に優れている。冬場はひざ掛けを併用するので自分は問題なし。メッシュが破れても他の購入者のブログを読むと、保証がしっかりしているようなので、この点は問題ないだろう(試座した印象では、アーロンチェアよりもメッシュが丈夫そうに感じた)。
保証期間が12年間(ガス圧シリンダーは2年間)というのも安心できる。
ミラチェアは、カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいところ。
とかく無機質なデザインで統一されがちなオフィス家具の中で、背面と座面のカラーの組み合わせができ、個性的なデザインのオフィス家具は、仕事の中にちょっとした遊びの要素をもたらしてくれる。それでいて機能性にも優れているのだから、さすが定評のあるメーカーのイスだけのことはある。
上記の写真のイスは、背面:カプチーノ、座面:カプチーノ・ダークの組み合わせ。
カラーによっては自宅のインテリアに合わせることもできるだろう。
購入の際に注意が必要なのは、搬入経路について。
写真のとおり、かなり大きなダンボールに入って搬送されてくる。参考までに、ダンボールのサイズは、縦×横×高さ:約75cm×約75cm×約105cmだった。
そのままでは仕事部屋に入らなかったので、部屋の外で開梱し、すでに完成品となっているイスだけを運び込むことに。中身は比較的簡易な包装で完成品として届けられるので、ダンボールを外してイスだけを取り出すのは容易。
アウトドア系のナチュラムではさすがにこの種のイスは販売していないけれど、楽天内のショップ(正規販売代理店)から購入可能(ポイントも結構貯まる)。
商品在庫がない物(特定カラーの組み合わせ等)は受注生産になるので、通常3ヶ月待ちらしい。
少々高い買い物だけれど(ハイエンドクラスのロッドやリールが余裕で買えてしまう)、イスに座ることが多い人にはぜひお勧め。体に負担のかかるイスで腰でも痛めたら釣りにも行けませんからね
イスのフィット感は体型によって各人各様なので、できればお店で試座をしてみてから購入を検討されることをお勧めします。
普段使っていた一般的なOAチェアでは長時間の作業に限界があり、基本的に座り仕事なので、体に負担をかけないようにイスぐらいは良い物をということで、思い切って高機能のワークチェアを購入
各メーカーの製品をいろいろ調べて、東京出張のついでに五反田のショールームにも出かけて行って試座をしながら、最終的にはハーマン・ミラー社のミラチェアを選択。同社はアーロンチェアで有名だけれど、試座をした結果、機能性や操作性に加え、デザイン的にもミラチェアの方を気に入ったというのが選んだ理由。
使い始めてしばらく経ったので、簡単にインプレでも。
まずは、高機能チェアの長所(自分好みにアレンジ可)であり短所(設定が面倒)にもなりうるイスの細かな調節について。
試座をしたときのアーロンチェアとの比較でいえば、圧倒的にミラチェアのほうが操作性は上だった。リクライニングや肘掛の調節など、全部で10箇所の調節可能箇所があり、座りながら直感的な操作が可能な点は、とても使い易い印象を持った。
一度調節をすればほとんど動かすことはないとはいえ、使用状況に応じて気軽に再調節できる点はやはり便利。
個人的には、ハーマン・ミラー社製のイスにした決め手である前傾チルト機能が、期待通りの効果で満足している。
PCのマウス操作ではリクライニング状態の方が使い易いけれど(同社のエンボディチェアはこの発想かと思われる)、キーボードを使う作業や、デスクの上で読み書きする場合には、この前傾機能のおかげで格段に作業がし易くなった。
肘掛部分の調節可能領域も広く、適度なクッション性と相まって快適に作業ができる。
座面のメッシュは蒸し暑い季節でも通気性に優れている。冬場はひざ掛けを併用するので自分は問題なし。メッシュが破れても他の購入者のブログを読むと、保証がしっかりしているようなので、この点は問題ないだろう(試座した印象では、アーロンチェアよりもメッシュが丈夫そうに感じた)。
保証期間が12年間(ガス圧シリンダーは2年間)というのも安心できる。
ミラチェアは、カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいところ。
とかく無機質なデザインで統一されがちなオフィス家具の中で、背面と座面のカラーの組み合わせができ、個性的なデザインのオフィス家具は、仕事の中にちょっとした遊びの要素をもたらしてくれる。それでいて機能性にも優れているのだから、さすが定評のあるメーカーのイスだけのことはある。
上記の写真のイスは、背面:カプチーノ、座面:カプチーノ・ダークの組み合わせ。
カラーによっては自宅のインテリアに合わせることもできるだろう。
購入の際に注意が必要なのは、搬入経路について。
写真のとおり、かなり大きなダンボールに入って搬送されてくる。参考までに、ダンボールのサイズは、縦×横×高さ:約75cm×約75cm×約105cmだった。
そのままでは仕事部屋に入らなかったので、部屋の外で開梱し、すでに完成品となっているイスだけを運び込むことに。中身は比較的簡易な包装で完成品として届けられるので、ダンボールを外してイスだけを取り出すのは容易。
アウトドア系のナチュラムではさすがにこの種のイスは販売していないけれど、楽天内のショップ(正規販売代理店)から購入可能(ポイントも結構貯まる)。
商品在庫がない物(特定カラーの組み合わせ等)は受注生産になるので、通常3ヶ月待ちらしい。
少々高い買い物だけれど(ハイエンドクラスのロッドやリールが余裕で買えてしまう)、イスに座ることが多い人にはぜひお勧め。体に負担のかかるイスで腰でも痛めたら釣りにも行けませんからね
イスのフィット感は体型によって各人各様なので、できればお店で試座をしてみてから購入を検討されることをお勧めします。
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