2015年度から
オーシャンルーラーのスペシャルスタッフを務め、
2年前からはフィールドスタッフとして一層のサポートを受けて製品PRを行いつつ、実釣でも使用頻度を高めていたが、廃盤品となった
オーシャンルーラー製ロッドを使ったことがなかったのが心残りだったけど、ついに新品未使用の掘り出し物をオークションで入手することができた

手に入れたのは、ライトゲームのカテゴリーに入る
ニアリッドシリーズの
NR-X86TP-L。8フィート6インチでチューブラーティップの長尺ロッド。自重107g/適合ウェイト3-12g/適合ライン(PE)#0.3-0.8/カーボン含有率:99%/Action: Ex-fast。
自身の
LDBガイドロッドコレクションに、また1本加わった。

現在はダイワをはじめYouTubeでも活躍中の
りんたこ(岩崎林太郎)氏が、茨城で巨メバルをぼこぼこ釣っていた時期にオーシャンルーラーのテスターとして監修したロッド。製品名で検索すると、2009年当時の
ロッドインプレが未だに残っていた。ロッドのバット部分には、りんたこ氏の
要望で尺メバル計測用のメジャーが印字されている。

バットガイドには
LDBガイドとの組み合わせで当時主流だった
LCガイド(ローライダーガイド)が装着。上から
ニアリッド86、
リップラップステージ610、
エメラルダス710の順。ニアリッドがもっともガイド口径が小さい。しなやかなPEラインなら小口径ガイドで早くラインが収束するので、飛距離に影響はないだろう。ロッドパワー的に
2000番から
2500番のリールが良さそう。

グリップ部分の比較。中央の
リップラップステージ610は伸縮式のグリップエンドだが、ほぼ同じぐらいのリアグリップの長さ。さすがにエギングロッドの
エメラルダス710はグリップが長い。
オーシャンルーラー製ロッドの中ではチタンガイド仕様のハイエンドモデルに位置づけられるので、金の装飾パーツが使われている。


ロッドが廃盤になって10年以上が経ち、後継モデルも出ないので、現在では幻に近い
オーシャンルーラーのロゴ入りパーツ。
リールシートはアップロック式のシンプルな仕様。

ティップ部を比較すると、
ブルーカレント70(先径1.4mm)よりは若干細身だが、
エクスクイーバー72(先径1.1mm)よりは太めで、おそらく1.3mm程度だと思われる。
ガイド口径はKRコンセプトの
ブルーカレント70と同程度の小口径LDBガイドが並んでいる。

ガイド総数はトップガイドを含めて9個。特徴的なのは、先述したようにバットに付いている
LCガイドの口径の小ささ。
すでに
実釣でキャストして
魚も掛けたが、
RGガイド仕様のロッドを使ったときのような感覚だった。ガイド数は標準的だが、ストローガイドセッティングに近い効果が得られているように思われる。
ちょうど今季は
ミドルゲームに力を入れていて、ヘビー寄りのリグなら
ハートランドリベラリスト803M+RSB-22とSVスプールの
リールとの組み合わせが汎用性も高く、不意の
大物に対しても余裕を持ってやりとりできるが、ライト寄りのミドルゲームロッドとしては、2g前後のジグヘッドから10g近いメタルジグや7gジグヘッドのボトムワインドまで扱えて繊細な操作ができるので、自分が求めていたロッドにピッタリな性能だった。
Ocean Ruler(オーシャンルーラー) ニアリッドX NR-X86TP-Lオーシャンルーラーが各種ロッドを手掛けていた時代の銘竿。
当時はチタンフレームガイドのロッドが2万円台で買えた。
ニアリッドシリーズの中では唯一のチューブラーティップ採用モデル。
7フィート台のロッドは多く所有しており、デクスター88を売却して以来、手薄だった長尺モデルの新品を送料込み1万円以下で入手できた
<参考>
※2022年5月7日「
Newロッド初釣果とファーストインプレ」
Posted by shin1979 at 18:30│
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