2020年09月13日
トリップクエスト(Tripquest) TQ50/C594L
コロナ禍で県外出張の機会は途絶えているが、ドリームツアーエディションに始まり、今夏にスティーズCTを導入したことで、ベイトのパックロッド熱が高まっていくつかの候補を物色していたところ、興味深いロッドが大幅値引きされていたので購入してみた。
トリップクエストというロッドで、 モデルはTQ50/C594L。
4本継ぎのベイトモデルで仕舞寸法は47cm。ベイト3本とスピニング3本のラインナップ中、ベイトモデルで最もパワーのあるTQ50/C594Lを選択。
ルアーウェイト:3-12g、ライン:Max PE#1、自重:115g。
NUDEと同じような仕切りが設けられた布袋が付属。
コルクグリップにメタルパーツの組み合わせ。
5フィート台のロッドにしては自重があるが、ブランクスの重さよりも、フォアグリップのメタルパーツの影響が大きい。
コルク部分を含めて重心がグリップにあり、持ち重り感は解消されている。
ポップなトリップクエストのロゴは好みが分かれるかもしれないけど、旅行に気軽に持参するロッドとしてはアリか。
「本気で遊ぶ」モバイルロッドがコンセプトなので、チタンフレームSiCガイドがフル装備。免責保証は1年間1ヶ所1回限りで5800円(税別)。
オーパデザインという会社は、クレイジーオーシャンというブランドが有名。
オフショア中心の品揃えだけど、2019年からライトなショアジギングロッドやモバイルロッドがラインナップされた。
ウェブサイト上では先径・元径が不明なので、手持ちのロッドとの比較。
上からベイトモデルのエメラルダス792、ブレイゾン672、トリップクエスト594に、ルアーウェイトが近いブルーカレント70、エクスクイーバー72。
先径1.6mmのブレイゾンよりは細く、1.4mmのブルーカレント70より若干太めでベリーにかけては急なテーパーでさらに太くなっている。
バットからグリップ部分の比較。
上からベイトモデルのエメラルダス792、ブレイゾン672、ビーキャス610、トリップクエスト594を並べるとバットは一番細い。
しかし5フィート台のロッドにしてはフォアグリップがエメラルダス792並みに大きい。しかもメタルパーツのため、これが重量増の原因
スティーズCTに合わせてみた。前述の通りショートロッドにしては自重があるが、手元重心なので持ち重りはなくロッドアクションがし易い。
ロッドの調子としては比較的硬めながら負荷に対してはしなやかに曲がる。
ダルい感じではなくシャッキリしていて、すでに売却したレイズ56Lを強くしたようなフィーリング。バスロッドよりもトラウトロッド寄りの調子。
後述の通り別売りで専用のロッドケースもあるけど、購入時に付いてくるプラスチックケースもかなりコンパクトなので布袋に入れてスッキリ収納可能。
もう1本購入検討していたベイトパックロッドも相場より安く入手できたので、使い分けるのにちょうど良い具合。すでに実釣で使い、入魂を果たしたので、使用感や携行性は別記事で。
crazy-ocean(クレイジーオーシャン) トリップクエスト TQ50/C594L
crazy-ocean(クレイジーオーシャン) ロッドケース
<参考>
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月3日「トリップクエストのファーストインプレ」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2020年10月17日「トリップクエスト別売ケースのインプレ」
※2021年1月22日「寒波後のホームポイント」
トリップクエストというロッドで、 モデルはTQ50/C594L。
4本継ぎのベイトモデルで仕舞寸法は47cm。ベイト3本とスピニング3本のラインナップ中、ベイトモデルで最もパワーのあるTQ50/C594Lを選択。
ルアーウェイト:3-12g、ライン:Max PE#1、自重:115g。
NUDEと同じような仕切りが設けられた布袋が付属。
コルクグリップにメタルパーツの組み合わせ。
5フィート台のロッドにしては自重があるが、ブランクスの重さよりも、フォアグリップのメタルパーツの影響が大きい。
コルク部分を含めて重心がグリップにあり、持ち重り感は解消されている。
ポップなトリップクエストのロゴは好みが分かれるかもしれないけど、旅行に気軽に持参するロッドとしてはアリか。
「本気で遊ぶ」モバイルロッドがコンセプトなので、チタンフレームSiCガイドがフル装備。免責保証は1年間1ヶ所1回限りで5800円(税別)。
オーパデザインという会社は、クレイジーオーシャンというブランドが有名。
オフショア中心の品揃えだけど、2019年からライトなショアジギングロッドやモバイルロッドがラインナップされた。
ウェブサイト上では先径・元径が不明なので、手持ちのロッドとの比較。
上からベイトモデルのエメラルダス792、ブレイゾン672、トリップクエスト594に、ルアーウェイトが近いブルーカレント70、エクスクイーバー72。
先径1.6mmのブレイゾンよりは細く、1.4mmのブルーカレント70より若干太めでベリーにかけては急なテーパーでさらに太くなっている。
バットからグリップ部分の比較。
上からベイトモデルのエメラルダス792、ブレイゾン672、ビーキャス610、トリップクエスト594を並べるとバットは一番細い。
しかし5フィート台のロッドにしてはフォアグリップがエメラルダス792並みに大きい。しかもメタルパーツのため、これが重量増の原因
スティーズCTに合わせてみた。前述の通りショートロッドにしては自重があるが、手元重心なので持ち重りはなくロッドアクションがし易い。
ロッドの調子としては比較的硬めながら負荷に対してはしなやかに曲がる。
ダルい感じではなくシャッキリしていて、すでに売却したレイズ56Lを強くしたようなフィーリング。バスロッドよりもトラウトロッド寄りの調子。
後述の通り別売りで専用のロッドケースもあるけど、購入時に付いてくるプラスチックケースもかなりコンパクトなので布袋に入れてスッキリ収納可能。
もう1本購入検討していたベイトパックロッドも相場より安く入手できたので、使い分けるのにちょうど良い具合。すでに実釣で使い、入魂を果たしたので、使用感や携行性は別記事で。
crazy-ocean(クレイジーオーシャン) トリップクエスト TQ50/C594L
オールチタンガイドということもあり税込4万円前後のロッドだが、5月頃からフィッシング遊で大幅値引きの販売があり、自分の欲しかったTQ50/C594Lも割引されていたので購入してみた。
三重への帰省時にはよく訪れるフィッシング遊。オーパデザインと本部住所が同じなので、プライベートブランドだとすれば特価にも納得。
crazy-ocean(クレイジーオーシャン) ロッドケース
布製ロッド袋が標準装備だけど、別売りでコンパクトなロッドケースもある。
サイズは40cm、45cm、50cmと、トリップクエストの各モデルに適合。
しかしロッド購入時に付属するプラスチックケースもかなりコンパクトなので、あえて購入する必要はないかも。50cmまでのサイズならコンパットのロッドケースにも入るので、他のパックロッドケースがあれば流用できる。
<参考>
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月3日「トリップクエストのファーストインプレ」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2020年10月17日「トリップクエスト別売ケースのインプレ」
※2021年1月22日「寒波後のホームポイント」
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(4)
│タックル
この記事へのコメント
はじめまして、こんにちは。
トリップクエストのレビュー参考になりました。
その後も使用されておりますか?
出張時のロッドとして購入検討しておりまして、できればテレスコがいいのですが
こちらのロッドがとても気になっております。追加で何か気になる点や気に入った点などありましたら
お知らせいただけましたら幸いです。
トリップクエストのレビュー参考になりました。
その後も使用されておりますか?
出張時のロッドとして購入検討しておりまして、できればテレスコがいいのですが
こちらのロッドがとても気になっております。追加で何か気になる点や気に入った点などありましたら
お知らせいただけましたら幸いです。
Posted by カズ at 2021年01月20日 23:52
《カズさんへ》
コメントありがとうございます!レビューも参考にしていただけて光栄です。
ちょうど先週、久々に使いました。近日中に釣行記をアップ予定ですので、参考にしてもらえたら幸いです。
テレスコはスミスのマジカルトラウトをメバリングに使っていた時期もありますが、継竿と比べてガイド位置のズレが気になり、結局手放しました。
出張時のロッドということでしたら、仕舞寸法が重要になってくると思います。このモデル(C594L)以外は仕舞寸法が40cmから45cm以内に収まるので、携行性を重視するなら良い選択肢だと思いますよ。
ロッドの調子としては、このモデルは張りがありつつも素直に曲がるロッドなので、ライトプラッギングやジグ単などのリトリーブの釣りに向いていると思います。
ボトムの釣りの割合が多いようでしたら、インプレ記事にも書いているワイルドサイドマルチピースが仕舞寸法も40cm台前半なので扱いやすいと思います。
ロッド自重はそれなりにありますが、リールとのバランスも良く手元に重心が来るので操作性は良好です。
ブログ本文でも書きましたように、オールチタンSiCガイド搭載ですし、セール価格で入手できるなら、気になるモデルがあれば買っておくと色々と楽しめると思いますよ。
コメントありがとうございます!レビューも参考にしていただけて光栄です。
ちょうど先週、久々に使いました。近日中に釣行記をアップ予定ですので、参考にしてもらえたら幸いです。
テレスコはスミスのマジカルトラウトをメバリングに使っていた時期もありますが、継竿と比べてガイド位置のズレが気になり、結局手放しました。
出張時のロッドということでしたら、仕舞寸法が重要になってくると思います。このモデル(C594L)以外は仕舞寸法が40cmから45cm以内に収まるので、携行性を重視するなら良い選択肢だと思いますよ。
ロッドの調子としては、このモデルは張りがありつつも素直に曲がるロッドなので、ライトプラッギングやジグ単などのリトリーブの釣りに向いていると思います。
ボトムの釣りの割合が多いようでしたら、インプレ記事にも書いているワイルドサイドマルチピースが仕舞寸法も40cm台前半なので扱いやすいと思います。
ロッド自重はそれなりにありますが、リールとのバランスも良く手元に重心が来るので操作性は良好です。
ブログ本文でも書きましたように、オールチタンSiCガイド搭載ですし、セール価格で入手できるなら、気になるモデルがあれば買っておくと色々と楽しめると思いますよ。
Posted by shin1979 at 2021年01月21日 03:36
おはようございます。shinさん。ご返信ありがとうございます。普段は継ぎのタイプを使っているのですが、先日海で出会った方がテレスコベイトを使っており(色々と改造されていて)ブレイゾンモバイル含め、テレスコベイト含めて出張ロッドを検討。
おっしゃるように、ガイドのズレがどうしても気になってしまって、やはり継ぎのタイプにしようかと。
C594はそうなのですよね、仕舞がやや長いのですよね。非常に悩ましいです。
他の選択肢としてはパームスのクワトロも候補に挙げております。
トリップクエストの下のモデルも検討してみますね。釣行記の追加アップ楽しみにしております!
おっしゃるように、ガイドのズレがどうしても気になってしまって、やはり継ぎのタイプにしようかと。
C594はそうなのですよね、仕舞がやや長いのですよね。非常に悩ましいです。
他の選択肢としてはパームスのクワトロも候補に挙げております。
トリップクエストの下のモデルも検討してみますね。釣行記の追加アップ楽しみにしております!
Posted by カズ at 2021年01月21日 09:53
《カズさんへ》
パームスのクワトロはパックロッド黎明期から存在していたので、最新モデルは私も気になっていました。
結局デザインと特価に引かれてトリップクエストを選択しましたが、クワトロの価格もお手頃ですし、布製竿袋とハードケースが付くのは便利ですね。もし手放すことになったとしても、マイナーなトリップクエストよりは高値で売却できるかもしれません(笑)
私も餌釣り時代は振り出し竿を愛用していましたので両軸のベイトリールと組み合わせたときの便利さや携行性の良さは実感できますが、キャスティング回数が多くなるルアー竿ではやはりガイド位置のズレは避けられないのと、そのたびに修正するストレスが嫌になって手放しました。今のところトリップクエストでは、継ぎが緩んだりしたことはありません。
1/22付けの記事でも書きましたが、フリップキャストで投げれば1gジグヘッドとワームの自重で釣りになると思います。
パームスのクワトロはパックロッド黎明期から存在していたので、最新モデルは私も気になっていました。
結局デザインと特価に引かれてトリップクエストを選択しましたが、クワトロの価格もお手頃ですし、布製竿袋とハードケースが付くのは便利ですね。もし手放すことになったとしても、マイナーなトリップクエストよりは高値で売却できるかもしれません(笑)
私も餌釣り時代は振り出し竿を愛用していましたので両軸のベイトリールと組み合わせたときの便利さや携行性の良さは実感できますが、キャスティング回数が多くなるルアー竿ではやはりガイド位置のズレは避けられないのと、そのたびに修正するストレスが嫌になって手放しました。今のところトリップクエストでは、継ぎが緩んだりしたことはありません。
1/22付けの記事でも書きましたが、フリップキャストで投げれば1gジグヘッドとワームの自重で釣りになると思います。
Posted by shin1979 at 2021年01月22日 19:41