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2022年04月20日

幻の本命魚

最近の釣行で、リベラリスト803M+RSB-22でもSVスプールのリールと組み合わせれば、5-7g程度のジグヘッドのキャストに支障はないことが判明したので、この日は今月メバルが好調だったポイントに日没後から入る。
ジグヘッドとワームの組み合わせで良型メバルを狙いつつ、イカナゴパターンに期待して大物狙いも視野に入れた釣行。

スワールテールシャッドXGにスレ掛かりしたメバルが出た一級ポイントに入れたので、スワシャXGにライズアッパー5gの組み合わせで探る。
激流ポイントなので潮流に乗せて漂わせながらボトムをとってゆっくりと巻いていると、もぞもぞと海藻に引っかかったような感触。
2‐3回引っ掛かりを感じた後、海藻を切ろうと思って糸ふけをとってロッドを煽ったら、ガツンとフッキングしてハートランドらしい美しい弧を描く曲がりテヘッ

ズッシリした重量感と下へと突っ込む重々しい引きで、強めに設定していたスティーズAのドラグ音がチリチリ鳴りながらラインが引き出される汗

しかし曲がってからのリベラリスト803M+RSB-22のパワーにはまだ余裕があり、ベイトリールの強さも活かして巻いていると、自然と魚が浮かんで寄ってきたキラキラ
引き味と重量感から判断して、30cm後半よりは大きくて、50cm後半のヒラメと同じ程度の魚かと思ってライトを照らしたところ、正体はマダイビックリ

このポイントでは40cmクラスの青物をシーバスロッドで抜き上げているので、今回も抜き上げようとするが、40‐50cm程度のサイズと重量感で、このサイズの鯛の抜き上げはちょっと厳しい汗
しかも激流エリアに生息しているため、内湾の40cm台のチヌよりも引きが強くて鋭く走る。

足場は低くて手前の潮だまりに誘導すれば取り込めるけど、潮位が高くないので外側の石積みを乗り越える必要があり、どうしても20-30cmほど魚体を海面から抜き上げる必要がある。
PE0.8号にリーダー12lbなので、強引に寄せて潮だまりに入れられそうだけど、ロッドがレンタル品ということが頭をよぎり、破損させて弁償が求められたときを考え、抜き上げは断念汗

海面に近い石積みまで移動して、リーダーを掴んでランディングするためラインを手繰り寄せようとしたとき、魚が走り出して石積み際で痛恨のラインブレイクウワーン
石積みで擦れたのか、0.8号のPEライン本線が切断され、念願だった良型ショアマダイは海中に消えていったガーン

闇場で誰もいないポイントで、思わず嗚呼と叫び声をあげてしまったタラ~
一昨年のホームポイントでの青物、昨年の愛媛遠征でもハタ系と思われる良型魚をラインブレイクで取り逃がしたけど、正体を見てランディング寸前だっただけに、あの時以上の悔しさが残るバラシだったダウン

バラシの原因は完全に自分の判断ミス。
このポイントはサーフエリアで歩かないと入れない場所なので、小型ランディングネットを装着したショルダーバッグではなく、この日は機動力と収納力を重視してウォルナットシェルを装備していて、携行品の選択を誤ったことがランディングの失敗に繋がった。大型プライヤーは携行していたけれど、石積み際でのランディングで多用しているオーシャングリップ2100ショルダーバッグに付けたままにしていたことで、ランディングの選択肢が限られてしまった。
せっかくウォルナットシェル大型ランディングネットの併用を試していたのに、サーフだからと油断して石積み堤でのランディングを想定していなかったのが最大の原因。

まだ釣り始めて30分も経っていなかったので、気を取り直して車に戻りショルダーバッグに替えてオーシャングリップ2100小型ランディングネットを携行し、再び釣り続ける。
スワシャXG以外にも、ベイティ2.3インチドラゴンクローラー2.8インチゼイゴー3インチを投入し、イカナゴパターンを意識した攻めを行う。

満潮からの下げに入っても同じ場所でキャストし続けるが魚信はナシ。
あのバラシを経験するとメバルで癒される気も起こらず、そのまま納竿して帰宅。
ヒノキ花粉の影響で咳止め薬を飲んでまで釣行したけど、悔しい結果となった。

それでも自分が目星をつけたポイントで、香川に来てイカナゴパターンの存在を知ってポイント開拓しながら通い始めて11年目の春に、初めてショアレッドを掛けることができたのは大きな収穫テヘッ
海水温は屋島湾の数値で12度台後半。日没後2時間弱の上げ潮といった状況。

これまでマダイはライトゲーム中にヒットしたチャリコサイズだったり、子どもの頃に父親と海上釣り堀で釣ったことぐらいしかなかったけど、2年前にインクスワームを使い始めてからミドルゲームを意識して、瀬戸内のショア真鯛を本格的に狙って実際に掛けて取り込み寸前までいったので、これからさらにヒットパターンを掴んで自分の経験値を上げていきたい。

幻の本命魚ヒット時のジグヘッドは昨年の牡鹿半島遠征購入したライズアッパー5g
写真は3.5g(フックサイズはどちらも#1/0)と、スワールテールシャッドXG(2.8インチ)の組み合わせ。ヒット時のカラーはイシガニBKO[岩盤SP]。
この程度のジグヘッドとワームの重量なら、リベラリスト803M+RSB-22で快適にキャストでき、ブレーキ3で30m弱といったところ。

ロッドパワーにはまだまだ余裕があったけど、余裕がありすぎて魚が元気なまま寄ってきて、石積み際で暴れられたというのもランディングが成功しなかった一因でもあるシーッ
これを釣り上げていればレンタル中のハートランド リベラリストの絶好のPRにもなっただけに、己の未熟さを痛感。
ちょうど前日に下の娘が小学校に入学していて、入学祝の桜鯛を目前で獲り逃がすという情けない結果になってしまったウワーン

4月12日(火) 20:00~22:30 潮位:155cm~140cm 中潮:満潮21:03(163cm)

Rod:HEARTLAND LIBERALIST 803M+RSB-22
Reel:17 STEEZ A TW XH-SLPW + 1016 G1 SV Spool
Line:X-DYNE EXSENCE #0.8(11.9lb)
Leader:FIRELINE SHOCK LEADER 12lb

≪ヒットルアー≫
スワールテールシャッドXG(イシガニBKO[岩盤SP]) + ライズアッパー5g#1/0

<参考>
※2022年10月2日「初めてのショアレッド
※2023年7月25日「MZ-6Sでショアマダイ
※2024年4月20日「ミドルゲームカップ2024参戦記





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