2015年08月22日
アルテサーノ キャステイシアのトルザイトリング換装
昨年、ダイコーのフィッシング事業撤退の情報に接して記事にした際、少し言及していたトルザイトリングガイドへの換装サービスについて、8月末が期日だったので7月下旬に申し込み、約3週間で完了したので受け取ってきた
8月13日(木)
ロッドを受け取ったその足で、先日ジリオンTW 1516Hの試投釣行をおこなったポイントFへ
バットガイドからの眺め。トルザイトリングガイドの採用により、外観だけでもシャープな印象に。
ダイコーロッドの製作を請け負っていたロッドコム社が換装作業を実施したのだろうか。ガイドも綺麗に取り付けられていて、エポキシ樹脂やスレッドの処理も丁寧になされていた。
トップガイドを除き、8個のガイドがトルザイト化された。
自身にとっても初のトルザイトリング仕様のロッド。ガイドの軽量化によって振り抜きがシャープになり、キャストフィールと飛距離も幾分向上した印象。
なにより2008年モデルのキャステイシア(TMACS-96/08)はYSGガイドなので、トルザイト化と併せてKガイド仕様になったメリットは大きい。
夕マズメにトップチヌ狙いを兼ねて試し投げをしていたら、沖合でヒット
しかも結構な重量感で、パワーのあるキャステイシアが絞り込まれる
久々の重量感のある引きでオープンエリアだったので、緩めのドラグで遊ばせながら寄せていると、痛恨のフックアウト
ジャンプはせずにグイグイ潜る引きだったので、サイズ的には40cm前後のチヌと思われる。
この日のヒットルアーであるモルモ。
2013年にセールで入手し、シーバスのヒット実績もあるルアーだが、トップチヌにも対応可ということがわかった。
ペンシルのドッグウォークより控え目な動きで、ロッドワーク不要のタダ巻きでアクションするので、ロングロッドやベイトタックルでも扱い易い。
その後、暗くなるまで粘ったが、もう1バイトあったものの乗せきれず、1時間ほどで納竿。
ここは水位が高ければボトムチヌ(キビレ)やシーバスの実績場だが、
低い場合は沖合までシャローエリアが広がるので、トップチヌポイントとしても面白い。
バラシがなければ今季初のトップチヌGetだっただけに、適当にやりとりしたのが悔やまれる
*****
8月14日(金)
翌朝も早く目覚めたので、朝マズメ狙いで出撃
西風が吹いていたので、風裏となるポイントI北サーフへ。
ここは初夏に調査し、アマモ場が広がるシャローエリアなので、トップチヌにも良さそうなポイント。
しかし、なかなか反応がなく、昨日ヒット実績のあるポイントFが気になるので移動することに
ここでもトップには反応がなく、だいぶ日も昇ってきたので、水深のある港内をバイブレーションで探っていると、ガツンとヒット
今回もかなりの重量感で、キャステイシアが良い曲がりを見せる。
海面近くに現われた姿をチラッと見た限りでは、なかなかの良型シーバス
お盆だしキープするつもりはないので、引き味を楽しみながら写真撮影を試みようとしていたとき、足下の捨石周りに走られて、またしても痛恨のフックアウト 昨日に続いてのバラシ
40-50cm台のようなエラ洗いを繰り返すわけではなく、重々しい引きだったので、
おそらく60-70cm台の良型シーバスだろう
今回のヒットルアーであるコウメ80 UV Edition。
年末年始のセールで入手したもの。
引き抵抗が小さいバイブレーションで、小刻みな振動が手に伝わってくる。
巻いていて楽しいので、お気に入りルアーの1つ。
細身のシルエットも空気抵抗が軽減されて、飛距離が出し易い。
その後は反応無く、日が照ってきて暑くなってきたので納竿。
トルザイト化してから連続ヒットで釣運は良いが、いずれもキャッチして写真撮影には至らず、
釣りブロガーとしては不完全燃焼な釣行だった
*****
8月18日(火)
前日の昼間に結構雨が降ったので、深夜に満潮から下げに入る潮回りでシーバス狙いで釣行。
最近ホームになりつつあるポイントFへ
2年前の雨後はシーバスのボイルがあったが、この日は魚が入っていないようで、イナッコが平和に泳いでいる
キビレの実績場でもあるので、ボトムを探ろうとMリグに替えたところ、早速反応アリ
フッキングに成功したのでゴリ巻きして寄せてきたところ、もう少しというところで魚の抵抗に遭い、またしてもバラシ 重量としては、20-30cm前半のチヌかキビレっぽい。
その後は反応がなくなったので、自己記録サイズがヒットしたポイントT河口へ。
しかし魚からの反応はなく、夜明けを迎えた
よく見ると、工事用の杭が埋まっていて、潮位が下がるにつれて露出してきたので、これでは根掛かり必至。魚を掛けてもラインブレイクの可能性大なので、当面この河口エリアで竿を出すのは控えたほうが良さそう。
サーフ側に移動して、トップチヌやデイシーバスを狙うが不発
結局、気合いを入れて臨んだものの、この日はMリグでのバラシのみ
全長10cmに満たない新子アオリが小魚を補食している姿を見たので、
今年もこのエリアでの秋イカ釣行が楽しみ
*****
タイドマーク アルテサーノ シリーズのトルザイトリングガイド換装サービスは8月末まで。
今回の経費は、パーツ代11200円に送料と消費税を入れて、総額約13000円だった。
旧ガイドは返却されるので、これをオークションで売却したら、送料分ぐらいは浮く計算に
非Kガイドのタイドマーク アルテサーノ シリーズを所有している方は、Kガイド化にもなるし、
劣化したエポキシ樹脂とガイド周りを一新できる機会なので、最寄りの釣具店から申し込んでみる価値はあると思います。
その際、サイトの情報をプリントアウトして釣具屋に持ち込むと、話がスムーズに進みます。
釣具屋の店員さんも、ダイコーが撤退したのは知っているけれども、トルザイトリングガイドの換装サービスまでは知らなかったりするので
8月13日(木) 18:00~19:00 潮位:85cm~135cm 大潮:干潮16:02(45cm)
8月14日(金) 5:50~7:20 潮位:110cm~155cm 大潮:干潮4:59(103cm)
8月18日(火) 3:00~7:00 潮位:220cm~85cm 中潮:干潮7:26(80cm)
Rod:TIDEMARK Artesano Castasia TMACS-96/08 TZ version
Reel:12 Vanquish 4000 + Karin Handle Knob I Type
Line:PE剛戦Xsw Limitation 8 #1(17lb)
Leader:Seaguar #3.5
≪ヒットルアー≫
ima モルモ80(コーラルピンク)
ima コウメ80 UV Edition(ボラ)
ラパラ F5(チャートシルバー) + ナス型オモリ1号 + カルティバ SD-36 #6
<参考>
※2016年3月26日「2本目のタイドマーク」
※2016年3月30日「キャステイシア82/05の使用感」
※2020年7月11日「デクスター(DXTS-TBX77)との再会」
※2020年7月21日「デクスター(TBX77)のファーストインプレッション」
※2022年12月8日「ナイトサーフで極太マゴチ」
8月13日(木)
ロッドを受け取ったその足で、先日ジリオンTW 1516Hの試投釣行をおこなったポイントFへ
バットガイドからの眺め。トルザイトリングガイドの採用により、外観だけでもシャープな印象に。
ダイコーロッドの製作を請け負っていたロッドコム社が換装作業を実施したのだろうか。ガイドも綺麗に取り付けられていて、エポキシ樹脂やスレッドの処理も丁寧になされていた。
トップガイドを除き、8個のガイドがトルザイト化された。
自身にとっても初のトルザイトリング仕様のロッド。ガイドの軽量化によって振り抜きがシャープになり、キャストフィールと飛距離も幾分向上した印象。
なにより2008年モデルのキャステイシア(TMACS-96/08)はYSGガイドなので、トルザイト化と併せてKガイド仕様になったメリットは大きい。
夕マズメにトップチヌ狙いを兼ねて試し投げをしていたら、沖合でヒット
しかも結構な重量感で、パワーのあるキャステイシアが絞り込まれる
久々の重量感のある引きでオープンエリアだったので、緩めのドラグで遊ばせながら寄せていると、痛恨のフックアウト
ジャンプはせずにグイグイ潜る引きだったので、サイズ的には40cm前後のチヌと思われる。
この日のヒットルアーであるモルモ。
2013年にセールで入手し、シーバスのヒット実績もあるルアーだが、トップチヌにも対応可ということがわかった。
ペンシルのドッグウォークより控え目な動きで、ロッドワーク不要のタダ巻きでアクションするので、ロングロッドやベイトタックルでも扱い易い。
その後、暗くなるまで粘ったが、もう1バイトあったものの乗せきれず、1時間ほどで納竿。
ここは水位が高ければボトムチヌ(キビレ)やシーバスの実績場だが、
低い場合は沖合までシャローエリアが広がるので、トップチヌポイントとしても面白い。
バラシがなければ今季初のトップチヌGetだっただけに、適当にやりとりしたのが悔やまれる
*****
8月14日(金)
翌朝も早く目覚めたので、朝マズメ狙いで出撃
西風が吹いていたので、風裏となるポイントI北サーフへ。
ここは初夏に調査し、アマモ場が広がるシャローエリアなので、トップチヌにも良さそうなポイント。
しかし、なかなか反応がなく、昨日ヒット実績のあるポイントFが気になるので移動することに
ここでもトップには反応がなく、だいぶ日も昇ってきたので、水深のある港内をバイブレーションで探っていると、ガツンとヒット
今回もかなりの重量感で、キャステイシアが良い曲がりを見せる。
海面近くに現われた姿をチラッと見た限りでは、なかなかの良型シーバス
お盆だしキープするつもりはないので、引き味を楽しみながら写真撮影を試みようとしていたとき、足下の捨石周りに走られて、またしても痛恨のフックアウト 昨日に続いてのバラシ
40-50cm台のようなエラ洗いを繰り返すわけではなく、重々しい引きだったので、
おそらく60-70cm台の良型シーバスだろう
今回のヒットルアーであるコウメ80 UV Edition。
年末年始のセールで入手したもの。
引き抵抗が小さいバイブレーションで、小刻みな振動が手に伝わってくる。
巻いていて楽しいので、お気に入りルアーの1つ。
細身のシルエットも空気抵抗が軽減されて、飛距離が出し易い。
その後は反応無く、日が照ってきて暑くなってきたので納竿。
トルザイト化してから連続ヒットで釣運は良いが、いずれもキャッチして写真撮影には至らず、
釣りブロガーとしては不完全燃焼な釣行だった
*****
8月18日(火)
前日の昼間に結構雨が降ったので、深夜に満潮から下げに入る潮回りでシーバス狙いで釣行。
最近ホームになりつつあるポイントFへ
2年前の雨後はシーバスのボイルがあったが、この日は魚が入っていないようで、イナッコが平和に泳いでいる
キビレの実績場でもあるので、ボトムを探ろうとMリグに替えたところ、早速反応アリ
フッキングに成功したのでゴリ巻きして寄せてきたところ、もう少しというところで魚の抵抗に遭い、またしてもバラシ 重量としては、20-30cm前半のチヌかキビレっぽい。
その後は反応がなくなったので、自己記録サイズがヒットしたポイントT河口へ。
しかし魚からの反応はなく、夜明けを迎えた
よく見ると、工事用の杭が埋まっていて、潮位が下がるにつれて露出してきたので、これでは根掛かり必至。魚を掛けてもラインブレイクの可能性大なので、当面この河口エリアで竿を出すのは控えたほうが良さそう。
サーフ側に移動して、トップチヌやデイシーバスを狙うが不発
結局、気合いを入れて臨んだものの、この日はMリグでのバラシのみ
全長10cmに満たない新子アオリが小魚を補食している姿を見たので、
今年もこのエリアでの秋イカ釣行が楽しみ
*****
タイドマーク アルテサーノ シリーズのトルザイトリングガイド換装サービスは8月末まで。
今回の経費は、パーツ代11200円に送料と消費税を入れて、総額約13000円だった。
旧ガイドは返却されるので、これをオークションで売却したら、送料分ぐらいは浮く計算に
非Kガイドのタイドマーク アルテサーノ シリーズを所有している方は、Kガイド化にもなるし、
劣化したエポキシ樹脂とガイド周りを一新できる機会なので、最寄りの釣具店から申し込んでみる価値はあると思います。
その際、サイトの情報をプリントアウトして釣具屋に持ち込むと、話がスムーズに進みます。
釣具屋の店員さんも、ダイコーが撤退したのは知っているけれども、トルザイトリングガイドの換装サービスまでは知らなかったりするので
8月13日(木) 18:00~19:00 潮位:85cm~135cm 大潮:干潮16:02(45cm)
8月14日(金) 5:50~7:20 潮位:110cm~155cm 大潮:干潮4:59(103cm)
8月18日(火) 3:00~7:00 潮位:220cm~85cm 中潮:干潮7:26(80cm)
Rod:TIDEMARK Artesano Castasia TMACS-96/08 TZ version
Reel:12 Vanquish 4000 + Karin Handle Knob I Type
Line:PE剛戦Xsw Limitation 8 #1(17lb)
Leader:Seaguar #3.5
≪ヒットルアー≫
ima モルモ80(コーラルピンク)
ima コウメ80 UV Edition(ボラ)
ラパラ F5(チャートシルバー) + ナス型オモリ1号 + カルティバ SD-36 #6
<参考>
※2016年3月26日「2本目のタイドマーク」
※2016年3月30日「キャステイシア82/05の使用感」
※2020年7月11日「デクスター(DXTS-TBX77)との再会」
※2020年7月21日「デクスター(TBX77)のファーストインプレッション」
※2022年12月8日「ナイトサーフで極太マゴチ」
この記事へのコメント
新しいガイドを装着すると、ロッドの調子はそのままで、糸の抜けや感度のみが変わり、新たな竿の良さが発見できそうですね(*^^*)
Posted by ベイベーさん at 2015年08月22日 13:13
《ベイベーさん》
2008年に登場したロッドですが、最新のロッドと遜色ない性能になりました(笑)
トルザイト化によって振り抜きがシャープに感じられるのと、Kガイド化によってルアー交換時にティップ部にラインが巻き付いても外れやすくなったので、実釣面でもメリットが大きいです。
2008年に登場したロッドですが、最新のロッドと遜色ない性能になりました(笑)
トルザイト化によって振り抜きがシャープに感じられるのと、Kガイド化によってルアー交換時にティップ部にラインが巻き付いても外れやすくなったので、実釣面でもメリットが大きいです。
Posted by shin1979 at 2015年08月22日 13:53