shinの釣行記

本来ならこの週末はメバリングゲット2020に参戦する予定だったけど、新型コロナの影響で大会が中止に
大会参戦を兼ねた遠征釣行では、しまなみエリアの突堤でミドルゲームとして真鯛狙いを計画していて、そのために仕入れたのが、今回紹介するスワールテールシャッドXG（通称スワシャXG）。

今回入手したカラーは、フィッシュインのオリジナルカラーであるイシガニBKO（岩盤SP）と活チカブラウン（北海SP）の2種類。
公式サイトに記載はないが、簡易な秤で計測したところ、自重は約2.1g。
ワームサイズは2.8インチで、普段メバル狙いのライトゲームで使っているワーム類よりも一回り大きいサイズ。

上はイシガニBKO（岩盤SP）とクレイジグレンジキープVR 7g#4/0の組み合わせ。
下は活チカブラウン（北海SP）とクレイジグ波動SWIM 7g#1の組み合わせ。
同じ7gのジグヘッドでもフックサイズが大きく異なる。

ハタをはじめとした根魚やフラットフィッシュ狙いなら、クレイジグレンジキープVRのフックサイズのほうが合っている。
その名の通り一定レンジのキープだけでなく、そのシンカー形状からダート性能も有しているのでボトムワインド釣法にも最適。

一方、クレイジグ波動SWIMは、5gと7gが#1フックでマダイ狙いに良さそうなサイズ感。
10gと15gが#2/0フックになり、20gと30gが#4/0フックになる。さらに15g以上はトレブルフック用アイが設けられており、アシストフックやブレードチューンも可能。
流れを受けてウネウネとスイミングするジグヘッドなので、潮流の早いエリアを攻めると面白い。

ジュラクローとのセッティング例を紹介したジグヘッドにも合わせてみた。
上は活チカブラウン（北海SP）とライズアッパー5g#1/0、下はイシガニBKO（岩盤SP）とボトムアッパー7g#1の組み合わせ。

フックサイズはどちらもワームに適合しているが、ボトム付近をリフト&フォールで攻めるならボトムアッパー、中層から表層をリトリーブで攻めるならライズアッパーという形で使い分けられる。

鳴門の激流エリアはボトムをとるのは諦めて流れに乗せて釣果を得てきたので、ワームを潮流に乗せて自然にドリフトさせたい時に使うなら、この4種類のジグヘッドの中では軽量ラインナップが揃っているライズアッパーが向いている印象。

いずれのジグヘッドも福岡県に本拠を置く釣研/オーシャンルーラーが、九州あるいは東北地方のロックフィッシュやフラットフィッシュ用に開発したジグヘッドなので、瀬戸内エリアのミドルゲームで使うのに十分な強度を持っている。

ちなみにミドルゲームとは、しまなみやとびしまエリアのアングラーから広がった釣り方のようで、5-10g程度のジグヘッドを用いてボトム付近を探り、瀬戸内のマダイやアコウを狙うスタイルとして一応の定義がなされていて、推奨ジグヘッドが紹介されている。

インクス製ワームは特徴的なパッケージなので店頭でも目につきやすいが、今までは嵩張りそうだという印象を持っていた。実際に手にしてから気づいたけど、同じサイズのパッケージなら少しだけ重ねられる。
上部の製品ラベルを取り外せばさらにコンパクトに収納できるけど、ワームのカラー名が書かれてあるのでブロガーとしては記録用に残しておきたい。

店頭で見ただけでは開け方がわからなかったが、こんな感じで開封できる。
左側は稚魚シャッド ベイティ1.8インチだが、パッケージの基本構造は同じ。
プラスチックに紙のシールが貼られているので、ゴミ捨て時には要注意。
ユニークなのが、パッケージの一番上とその下以降でワームの収納の向きが異なっており、横と上からの色合いがチェックできる。

昨日記事にしたジュラクローと同様、ワームの造りは細部にわたり丁寧で魅惑的な集魚フレーバーも付いており、高価格なのも納得の出来。
ブログ記事用の写真撮影にあたって何度もフックを抜き差ししたけど、高い耐久性も備えていた。
美しいカラーリングも魅力的だが、何個もパッケージを持っていくと嵩張るので、ラン&ガン時に使う分だけピックアップして小袋かケースに入れて釣り歩いたほうが良いだろう。

＜参考＞
※2020年3月26日「ミドルゲームチャレンジ」
※2020年3月28日「続・ミドルゲームチャレンジ」
※2020年4月2日「記録としての釣行記」
※2020年4月10日「シマノの無料カタログと今後の注目ロッド」
※2020年4月18日「Newエギングロッドでミドルゲーム用途の試し投げ」
※2022年4月20日「幻の本命魚」

インクスレーベル(INX.label) スワールテールシャッドXG

2.8インチ（約7cm）のサイズ感は、様々なベイトフィッシュに化ける大きさ。
ミドルゲームの真鯛狙いに好実績。合わせるジグヘッドはボトムドライブの7-10gがメーカー推奨品。手持ちのオーシャンルーラー製ジグヘッドの数が限られていたので上記の例しか示せなかったが、今後は実釣を進めながら様々なジグヘッドやオフセットフックとの相性も試していきたい。

Ocean Ruler(オーシャンルーラー) クレイジグレンジキープVR

7g、10g、14g、18g、21gがラインナップ。
フックサイズは14gまでが#4/0、18g以上は#5/0と大きめサイズ。
アシストフックやブレードチューンが可能なアイも付いており、ハタやソイ等の大型根魚やフラットフィッシュ、太刀魚狙いに適したジグヘッド。
ライトゲーム用にはレンジキープVRminiが1-7gまで揃っている。

Ocean Ruler(オーシャンルーラー) クレイジグ波動SWIM

オーシャンルーラーと言えば、クレイジグ波動シリーズ。
リトリーブ時に見せる独特のアクションはアピール力抜群。
ボトム狙いにはオフセットフック型のクレイジグ波動DEEP、ライトゲーム用にはクレイジグ波動カスタムモデル、クレイジグ波動JT、クレイジグ波動AJIと、各種ラインナップが揃っている。