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2022年04月02日

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレ

3月中旬に届いたレンタル品ハートランド リベラリスト 803M+RSB-22
実際に釣り場でルアーローテーションをしながらキャストを繰り返し、小さいながらも魚を掛けられたので、ファーストインプレとして記録に残しておきたい。
*****
3月17日(木)
写真撮影して外観と素振りだけで記事をアップした後、初使用は昼間に使いたかったので翌日の午後に早速実釣へ。
この日は東風が強かったので、風を背にできる先日訪れた石積み堤

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレ15ジリオン19モアザンとの組み合わせを想定してキャスト練習していたけど、推奨ウェイトで想像していたほどヘビーではなかったので、初使用はセミオーダーのスティーズA1012 G1スプールの組み合わせでキャスト。ちょうど良いタックルバランスで、エクストラハイギアモデルを示すパープルのアルマイトパーツがロッドにピッタリテヘッ

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレまずは軽めのスライス15gからビーフラップ24gのバイブレーションで探る。
15gでも振動は伝わってくるが、24gのほうがキャストフィールは良好。
ナッゾジグ16gは軽くロッドを曲げて振るだけで気持ちよく飛ぶ。
日中の海藻帯からタケノコメバルがヒットしたことがあるので、ウィードレスシンカー15gジュラクロー2.5インチの組み合わせで海藻帯を攻める。

キャスト時はロッドがしなるが、決して柔らかいわけではなく、生い茂ったウィードをしっかり切って、リグをアクションさせることができるほどのティップの張りは確保されている。
干潮時ではあるが、ナッゾジグ16gの着底がしっかり伝わってくる感度の良さもある。

チャターベイトの使用感が良いとの公式サイトの説明があったので、このロッドを手にしたら使いたかったロックンチャターを投入。18gのサイズにスワールテールシャッド3.8インチの組み合わせで周辺を探る。ヒラメの釣果の再現を期待するが、干潮前で水深も浅く魚信はナシ。ぶるぶる感が気持ちよく伝わってきて、硬すぎず軟らかすぎず絶妙なティップの張り具合。

一通りキャストして感覚をつかみ、この後は仕事が入っていたのでこれで納竿。

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレ車に戻って片付けるときに継ぎの部分を撮影。
ナノ素材が入ったVジョイントαの技術が採用されている。
並継ぎのフェルール部まで紫の塗装がされていて、どこからが接合部なのか見分けがつかないほど精巧な造り。2時間ほどのキャストだが、緩むことなく快適に釣り続けることができたニコニコ

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3月19日(土)
この時期としてはまとまった雨が降ったので、雨上がりのナイトゲームでシーバス狙い。
北西風が4-5mだったので、正面からの風を避けられるポイントへ。
満潮からの下げに入るタイミングでポイント入り。

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレ梅雨時期の雨上がりの高潮位時にはシーバスの釣果が期待できる場所だけど、まだ時期が早いのか魚影が薄いようだ。メバルポイントでもあるので、シンキングペンシルを中心にキャストしていたら初釣果はメバル。ヒットルアーはカーム80。20cm程度でも竿が曲がり引きも楽しめたけど、このサイズなら勝負は一瞬汗

リベラリスト803M+RSB-22のファーストインプレこの日はナイトゲームだったので1016 G1 SVスプールに替え、メバルも視野に入れて細身のプラグを使用。マニックフィッシュ88(11g)ワンダー80(11.5g)ならブレーキ3-4で35-40m程度。ルアーウェイトの下限にあたるカーム80(7g)チキチータ バンビ92F(7g)でも、ティップのしなりを活かしてキャストすれば、軽い力で気持ち良くキャストできる。

風が強い日に軽量シンキングペンシルをシーバスロッドのスピニングでキャストすると、巻き取り時にラインテンションがかからず次のキャストでバックラッシュすることがあるけど、ベイトだとしっかりテンションをかけて巻けるし、ロッドを曲げ込んでからの反発力を活かしたキャストが気持ち良い。
SVスプールのトラブルレス性能も、ナイトゲームでは安心感がある。
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3月26日(土)
この日は荒天前の曇り空で暖かかったのでサーフ絡みのポイントに繰り出し、浜から遠投するつもりでポイント入り。
しかし市内はほぼ無風状態だったが、半島周りは風が強くうねりも入っていてサーフからの釣りは厳しい状況汗

激流エリアの突堤側に移動するが、うねりを伴う波が護岸に当たって突堤が揺れるほどビックリ
波が突堤を乗り越えるほどの潮位や強風ではなかったものの、突堤が振動する足場で釣り続けるには恐怖を覚えたので場所移動。

追い風となるプラッギングポイントに移動するが、しばらく訪れていない間に高潮対策で護岸がかさ上げされていた汗 それでもキャストには支障がないのでシンキングペンシルのキャストを繰り返し、このエリアで実績のあるシーバスやメバル、タケノコメバルをターゲットにするが魚信なく、雨が降り始めたので朝マズメ前に納竿。
長男誕生時のメモリアルフィッシュがヒットした春のお気に入りポイントだが、入れないわけではないけど足場が高くなったので、以前は5フィート台のトラウトロッドでもプラッギングが楽しめたポイントだけど、タックル選択を見直す必要が出てきた。
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ファーストインインプレッション
入手直後の素振りの印象を記事でも書いたが、レギュラースローテーパーとは思えないほど予想に反してシャッキリした張りのあるロッドだった。
カタログ表記の推奨ルアーウェイトからは、ヘビーで頑強なロッドか、撓みが強くてしなるロッドなのかという印象を持っていたが、M+のパワー感なので、14モアザンAGS810MBのレングスが短くなった分、ピンと張りのあるシャッキリ感が備わった感じ。
しかしシャープさやボトム感度はSVFコンパイルXとAGSガイド仕様のモアザンAGSに分がある。
リベラリストはSVFナノプラスなので、素振りではシャッキリしているけど負荷をかけるとしなやかに曲がり、そこからの粘りはこちらの方が上回っている印象。

キャスト時はルアーの負荷でロッドがしなり、ナノ素材の特性なのか曲げてからの反発力が強いので、軽く振るだけで気持ち良いキャストフィールが得られる。モアザンAGSと比べると、リベラリストのほうがキャストのしやすさや安定感がある。
ナノ素材のライトゲームロッドはフィーリングが好みではなく手放したけど、重量級ルアーを扱えて汎用性の高いロッドでは、ナノ素材の特性が疲れないし気持ち良くキャストできるようだ。

自重は3ピースの8フィートということもあり150gあるが、14モアザンAGS810MBの130gと比べても20gの差は全く感じない。ガイド素材の違いやグリップ部分の意匠の差で重量バランスが良いのか持ち重り感もなく、セミオーダーのスティーズAとの組み合わせでテクニカルな近投から遠投まで、ブレーキ2-6の間で快適にキャストできた。
飛距離は17日の使用ルアーで45-60m程度、19日の使用ルアーで30-40m程度。

26日はFシステムも使用し50m以上の飛距離は出ていた。しかし調子に乗って飛ばしていたら風向きが変わってキャスト切れを起こしたので、フロートの釣りはブレーキ設定をこまめに変更するか、スピニングタックルを使うのが無難。なによりこのロッドのティップでは、繊細なメバルのバイトを掛けるのは向いていないし、ロッドが強すぎて掛けてからの釣趣も面白くない。

19日と26日の釣行では7-10g前後のシンキングペンシルを中心に使用したが、キャストは気持ち良くできるけどティップ径が太くて張りが強いので操作感は劣る。やはりバイブレーションやチャターベイトのような引き抵抗が強いルアーのほうが気持ちよく扱える感じ。
中大型の根魚やバス、フラットフィッシュやシーバス、チヌあたりが対象魚としては面白そう。
青物にもある程度対応できる強さはあるけど、このレングスならオフショアのほうが使い易そう。

8フィートというレングスは操作性が良く、思った以上に軽快に扱えて、ブレのないシャッキリ感だけでなく、しなやかさと粘り、復元力を併せ持つバーサタイルロッドという印象。
琵琶湖や河川で遠投用バスロッドとしても楽しめるけど、負荷に対するしなやかさはシーバスロッドとして巻きの釣りに対する高い適性を示している。
ボトムの釣りにも使えるほどのティップの張りはあるけど、ロックフィッシュやフラットフィッシュならスイミングで狙うとしっかりフッキングできそうなティップからベリーにかけてのアクション。
ライトショアジギング用としては取り回しの良いレングスなので、テクニカルな操作が楽しめる。

これまでの使用で予想外に好印象のフィーリングだったので、9フィートのスピニングモデル(903ML+RSS-22)も触って両モデルを比較してみたくなった。

3月17日(木) 15:00~17:00 潮位:130cm~75cm 大潮:干潮17:48(71cm)
3月19日(土) 1:30~3:00 潮位:165cm~75cm 大潮:干潮6:00(34cm)
3月26日(土) 1:00~4:30 潮位:80cm~175cm 小潮:満潮5:46(196cm)

【3/17】
Rod:HEARTLAND LIBERALIST 803M+RSB-22
Reel:17 STEEZ A TW XH-SLPW + 1012 G1 Spool
Line:RESIN SHELLER #0.8(11lb)
Leader:海藻ハリス #2.5
Sinker:Weedless Sinker RG 15g

【3/19】
Rod:HEARTLAND LIBERALIST 803M+RSB-22
Reel:17 STEEZ A TW XH-SLPW + 1016 G1 SV Spool
Line:X-DYNE EXSENCE #0.8(11.9lb)
Leader:VARIVAS スーパーへら #2.5

【3/26】
Rod:HEARTLAND LIBERALIST 803M+RSB-22
Reel:17 STEEZ A TW XH-SLPW + 1016 G1 SV Spool
Line:X-DYNE EXSENCE #0.8(11.9lb)
Leader:VARIVAS スーパーへら #2.5 + Smart Swivel #0 + ウルトラフレキシブル #1.7
Float:Shallow Freak F 15g

≪ヒットルアー≫
ima カーム80(イワシ)

<参考>
※2022年4月10日「リベラリストで釣りに没頭
※2022年4月16日「春の朝マズメ釣行
※2022年4月20日「幻の本命魚
※2022年4月22日「大バラシの後の2魚種目
※2022年5月2日「春の雨後釣行
※2022年5月14日「リベラリスト803M+のパワー感
※2022年7月6日「ハートランド リベラリストでエギング
※2022年7月9日「ハートランド リベラリストの携行性
※2022年8月10日「徳島滞在記
※2022年8月19日「ハートランドリベラリストとの惜別釣行





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