2015年11月02日
東北にて
しばらく仕事で東北地方を訪問してました。
昨年の春は震災復興の調査も兼ねてレンタカーを借りて奥松島エリアを訪れて竿を出したけど、
今回は気温も低かったし、釣行できるほど時間的な余裕もなかったので断念
その代わり、空き時間に釣具屋を覗いてみたら、さすがにロックフィッシュ王国だけあって、
根魚ロッドが豊富に陳列してあり、香川の店では見かけないロッドを振って感触を堪能
某釣具屋の中古コーナーを覗いたら、このロッドの感触に心が奪われた
一晩考えて中古相場をチェックし、中古相場の半額近い価格で、しかも7年前のロッドなので、この機会を逃したら手に入れる機会はないだろうと思い、翌日に店を再訪し、お持ち帰り
発送の送料を考えたら、ロッドケースを買って持ち帰ろうと思い、ポータブルロッドケースの130サイズに入れて、仙台から東京を経由して高松まで背負って無事輸送完了。
これで手持ちのロッドケースは、130から160サイズまでが揃った
購入したロッドは、ダイワから2008年に登場したエメラルダス ソルティスト エクストリームのベイトエギングモデル(STX-EG 792MLB-SV)。
ソルティスト エクストリームというブランドは、シーバスロッドのモアザンシリーズを除き、当時のダイワロッドのハイエンドブランド。
現在はベイトエギングモデルはラインナップされていないので単純比較はできないが、現時点でのハイエンドモデルであるエメラルダス EX AGSとスペック面で比べると、AGSやX45という機能は搭載していないものの、ロッド性能の核心にあたるSVF-COMPILE Xというカーボン技術や、V-ジョイントという継ぎの技術は、共通している。
ダイワやシマノのロッドは、大手総合メーカーならではの大量生産・大量販売方式が性に合わず、規模は小さいながらも職人的なこだわりが垣間見えるロッドメーカーの竿をこれまで愛用してきたが、さすがにベイトエギングのロッドは特殊すぎて、大手に頼るしかなかった
それでも2008年に登場し、2010-11年頃にモデルチェンジで定価の半額以上で売りに出されていたようで、その後ベイトエギングモデルは廃盤が続いており、やはり人気が出なかったのだろう。
最近でこそ、ベイトフィネスの流行や、ベイトシーバスのロッドが揃ってきたので、もしかしたら来年か再来年ぐらいにベイトエギング用のハイエンドモデルが登場するかもしれない
おそらくダイワが最新モデルを出すとしたら、ガイドはAGS搭載になるのだろう。
今回、購入の決め手になったのは、ハイエンドモデルが格安だっただけでなく、ガイド設定が自分好みのLDBガイドだったため。ちょうど2008年頃は自分もルアー釣りを初めて1-2年経った頃で、Kガイド登場前でLDBガイドが主流だったのをよく覚えている。
これでLDBガイドのエギングロッドは、ヌーボカラマレッティビアンコと2本のEG-Rシリーズに続いて4本目
これまでベイトエギングのロッドは、先日の大会でも使った根魚ロッドのロックバム(RB70CH-2)を用いていた。このロッドは東北の根魚相手のロッドなのでパワーは十分。
以前にも紹介したように根魚ロッドの中では比較的軽量なため操作性も良く、タコやコウイカの抜き上げも容易だが、7フィートという長さはショアからのエギングには若干短く感じるのと、お気に入りのロッドだけに激しいシャクリに対するロッドの耐久性やガイド絡みが気になっていた。
今回購入したロッドは、7.9フィートで少し長くなったが、まだ取り回しが良いサイズ。
自重は110gで根魚ロッドと比べると大幅に軽量化が実現し、バランスも良い。
2.5-3.5号までの餌木が推奨なので、3号餌木中心の自分の用途にもぴったり。
ティップ部に配置されたLDBガイドにより、PEラインの糸絡み対策も万全。
店頭で複数のベイトエギングロッドが並んでいて振り比べたが、明らかに別次元のフィーリング。
さすがハイエンドモデルだけあって、中古品で使用感はあるものの、ティップの収まり具合が良く、ロッド全体がシャキッとしていてダルさがない。
カーボン製法自体は現在のハイエンドモデルと比べても遜色がないので、この性能にも納得。
このようにフィーリングも気に入り、スペックもLDBガイド搭載だし、価格も中古相場の半額で掘り出し物だと思ったので、わざわざ東北から持ち帰った次第。
7年前のロッドで破損したら修理不能だろうけど、こういう機会がないとダイワのハイエンドモデルを手にすることはないだろうから、後悔はしていない。
出先での掘り出し物ロッドの購入は、2009年にもやっていた
ロッド購入前に、別の中古屋で購入した新品未使用の小物類。
イワシヘッドが216円だったので、3個購入。
5.3g#2、7g#1、7g#1/0の3種類。
ロックバム アーマードシュリンプ3インチ(モエビ)は540円。
本当は東北でしか入手できないようなレアな根魚用ワームで、瀬戸内でも使えそうな物を探してたけど、見当たらず
エリアが大きく変わると釣り物も変化するので、遠方の釣具屋を覗くのはなかなか楽しい
<参考>
※2021年3月18日「牡鹿半島遠征【釣行準備編】」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
※2018年2月3日「ベイトエギングの現在」
※2022年3月5日「ベイトエギングにシルバーウルフSVTW」
昨年の春は震災復興の調査も兼ねてレンタカーを借りて奥松島エリアを訪れて竿を出したけど、
今回は気温も低かったし、釣行できるほど時間的な余裕もなかったので断念
その代わり、空き時間に釣具屋を覗いてみたら、さすがにロックフィッシュ王国だけあって、
根魚ロッドが豊富に陳列してあり、香川の店では見かけないロッドを振って感触を堪能
某釣具屋の中古コーナーを覗いたら、このロッドの感触に心が奪われた
一晩考えて中古相場をチェックし、中古相場の半額近い価格で、しかも7年前のロッドなので、この機会を逃したら手に入れる機会はないだろうと思い、翌日に店を再訪し、お持ち帰り
発送の送料を考えたら、ロッドケースを買って持ち帰ろうと思い、ポータブルロッドケースの130サイズに入れて、仙台から東京を経由して高松まで背負って無事輸送完了。
これで手持ちのロッドケースは、130から160サイズまでが揃った
購入したロッドは、ダイワから2008年に登場したエメラルダス ソルティスト エクストリームのベイトエギングモデル(STX-EG 792MLB-SV)。
ソルティスト エクストリームというブランドは、シーバスロッドのモアザンシリーズを除き、当時のダイワロッドのハイエンドブランド。
現在はベイトエギングモデルはラインナップされていないので単純比較はできないが、現時点でのハイエンドモデルであるエメラルダス EX AGSとスペック面で比べると、AGSやX45という機能は搭載していないものの、ロッド性能の核心にあたるSVF-COMPILE Xというカーボン技術や、V-ジョイントという継ぎの技術は、共通している。
ダイワやシマノのロッドは、大手総合メーカーならではの大量生産・大量販売方式が性に合わず、規模は小さいながらも職人的なこだわりが垣間見えるロッドメーカーの竿をこれまで愛用してきたが、さすがにベイトエギングのロッドは特殊すぎて、大手に頼るしかなかった
それでも2008年に登場し、2010-11年頃にモデルチェンジで定価の半額以上で売りに出されていたようで、その後ベイトエギングモデルは廃盤が続いており、やはり人気が出なかったのだろう。
最近でこそ、ベイトフィネスの流行や、ベイトシーバスのロッドが揃ってきたので、もしかしたら来年か再来年ぐらいにベイトエギング用のハイエンドモデルが登場するかもしれない
おそらくダイワが最新モデルを出すとしたら、ガイドはAGS搭載になるのだろう。
今回、購入の決め手になったのは、ハイエンドモデルが格安だっただけでなく、ガイド設定が自分好みのLDBガイドだったため。ちょうど2008年頃は自分もルアー釣りを初めて1-2年経った頃で、Kガイド登場前でLDBガイドが主流だったのをよく覚えている。
これでLDBガイドのエギングロッドは、ヌーボカラマレッティビアンコと2本のEG-Rシリーズに続いて4本目
これまでベイトエギングのロッドは、先日の大会でも使った根魚ロッドのロックバム(RB70CH-2)を用いていた。このロッドは東北の根魚相手のロッドなのでパワーは十分。
以前にも紹介したように根魚ロッドの中では比較的軽量なため操作性も良く、タコやコウイカの抜き上げも容易だが、7フィートという長さはショアからのエギングには若干短く感じるのと、お気に入りのロッドだけに激しいシャクリに対するロッドの耐久性やガイド絡みが気になっていた。
今回購入したロッドは、7.9フィートで少し長くなったが、まだ取り回しが良いサイズ。
自重は110gで根魚ロッドと比べると大幅に軽量化が実現し、バランスも良い。
2.5-3.5号までの餌木が推奨なので、3号餌木中心の自分の用途にもぴったり。
ティップ部に配置されたLDBガイドにより、PEラインの糸絡み対策も万全。
店頭で複数のベイトエギングロッドが並んでいて振り比べたが、明らかに別次元のフィーリング。
さすがハイエンドモデルだけあって、中古品で使用感はあるものの、ティップの収まり具合が良く、ロッド全体がシャキッとしていてダルさがない。
カーボン製法自体は現在のハイエンドモデルと比べても遜色がないので、この性能にも納得。
このようにフィーリングも気に入り、スペックもLDBガイド搭載だし、価格も中古相場の半額で掘り出し物だと思ったので、わざわざ東北から持ち帰った次第。
7年前のロッドで破損したら修理不能だろうけど、こういう機会がないとダイワのハイエンドモデルを手にすることはないだろうから、後悔はしていない。
出先での掘り出し物ロッドの購入は、2009年にもやっていた
ロッド購入前に、別の中古屋で購入した新品未使用の小物類。
イワシヘッドが216円だったので、3個購入。
5.3g#2、7g#1、7g#1/0の3種類。
ロックバム アーマードシュリンプ3インチ(モエビ)は540円。
本当は東北でしか入手できないようなレアな根魚用ワームで、瀬戸内でも使えそうな物を探してたけど、見当たらず
エリアが大きく変わると釣り物も変化するので、遠方の釣具屋を覗くのはなかなか楽しい
<参考>
※2021年3月18日「牡鹿半島遠征【釣行準備編】」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
※2018年2月3日「ベイトエギングの現在」
※2022年3月5日「ベイトエギングにシルバーウルフSVTW」
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(2)
│タックル
この記事へのコメント
大手メーカーの竿の購入は珍しいなぁと思いましたよ。気になった竿でしたことがブログから伝わってきました。
多忙そうなのでインプレする時間を作るのが難しそうですね;^_^A
私事ですが、12月にブルーカレントⅡ 74を購入しようと思っています。
メバル、アジのライトゲームに特化した竿の購入は初めてですが、この竿なら初心者にも向いていて価格も手ごろに感じたので(^^)
合わせるリールは、カーディフC2000HGSです。トラウト用のリールですが、海水も大丈夫なので、竿のみ新調します。
多忙そうなのでインプレする時間を作るのが難しそうですね;^_^A
私事ですが、12月にブルーカレントⅡ 74を購入しようと思っています。
メバル、アジのライトゲームに特化した竿の購入は初めてですが、この竿なら初心者にも向いていて価格も手ごろに感じたので(^^)
合わせるリールは、カーディフC2000HGSです。トラウト用のリールですが、海水も大丈夫なので、竿のみ新調します。
Posted by ベイベーさん at 2015年11月04日 20:16
《ベイベーさん》
もともと購入予定ではなかったんですが、フィーリングが合ったのと、ハイエンドモデルが格安だったので、仙台から持ち帰ってきました(笑)
私も香川に来た当初は、初代のブルーカレント68をライトゲームに愛用してました。
20cm前後のメバルから、40-50cm程度のシーバスまで楽しめる良いロッドですよ。
数年後には、チタンやトルザイトガイドのモデルに手を出しているかもしれませんね(笑)
カーディフはコルクノブでオシャレですよね。私もソアレCI4をブルーカレントと組み合わせていましたが、軽量で十分な性能だと思いますよ。
もともと購入予定ではなかったんですが、フィーリングが合ったのと、ハイエンドモデルが格安だったので、仙台から持ち帰ってきました(笑)
私も香川に来た当初は、初代のブルーカレント68をライトゲームに愛用してました。
20cm前後のメバルから、40-50cm程度のシーバスまで楽しめる良いロッドですよ。
数年後には、チタンやトルザイトガイドのモデルに手を出しているかもしれませんね(笑)
カーディフはコルクノブでオシャレですよね。私もソアレCI4をブルーカレントと組み合わせていましたが、軽量で十分な性能だと思いますよ。
Posted by shin1979 at 2015年11月05日 04:05