2019年04月08日
カンジのエギングロッド展示受注会に参加して
先週末は釣具のポイント徳島藍住店まで、カンジのエギングロッドの展示受注会に行ってきた。
Kanji Tackle Showということで、展示受注会を兼ねて4本のエギングロッドが展示され、実際に触りながらロッドコンセプトや特徴について話を聞くことができた。
今年に入ってからも多点ガイドのロッドを購入していて、自分は感度とPEラインのキャストフィール向上の観点から、近年はガイド数の多いロッドがお気に入り。
昨年ゼナックのRGガイドのロッドを使って以来、多点ガイドのメリットを一層強く実感している。
カンジのエギングロッドのうち、ショートロッドのストリームブースター EXR-710が12個のガイドを搭載し、多点ガイドをアピールしているので以前から気になっていた。
2016年にガンメタ、ブルー、レッドの3カラーのグリップで発売され、翌年にネイビーカラー、さらに翌年にピンクカラー、そして2019年にシャンパンゴールドカラーで増産を繰り返しているロッド。
小規模メーカーのため生産数が少ないこともあるが、すぐに完売になるので店頭で手にする機会がなく、今年のフィッシングショー大阪では別のロッドのチェックをしていたので触れなかったけど、展示受注会の機会を利用してついに感触を味わうことができた
まず嬉しい誤算だったのは、多点ガイドがEXRシリーズに共通しており、EXR-88 Tide Over、EXR-83 Drift Tuneのロッドも同クラスのレングスのロッドに比べてガイド数が多くなっている。
3つのロッドは共通して3-4号の餌木が推奨で、オールシーズン対応可能。
いずれもシャッキリしていてブレがなく、ロッド特性に応じたフィーリングは異なるが、ガイド数の多さと相まって高い感度が期待できそう。
自重表記はないが、シリーズ共通して120g前後ということで、過度な軽量化はなされていない分、どんなリールにも合わせやすいとのこと。
前作EX-83の自重が118g。モデルチェンジでブランクが軽量化されてもガイド数が増えたので、今回の自重も同程度だろう。
一方のCNR-86 senseのほうは、今回が初展示らしいが、前作CN-86 senseと同様に軽量さを維持して100g台前半。
10周年限定モデルが3万円台前半で発売されていたので、それから考えるとNewモデルとは言えEXRシリーズと同様の5万円前後は強気の価格設定
個人的にはがまかつのEGRRのように、モデルチェンジしてもLDBガイドは維持して欲しかった
サーフエギング用にロングレングスのガホウジン92や、レギュラーテーパーでスラックジャークに適したEG-R S86M-Rとの使い分けとして、感度に優れた初代バリアスEG84Mとの入れ替えで、ショートレングスで取り回しの良いEXR-710か、レングスが近いEXR-83を検討中。
外観は、シャンパンゴールドカラーのストリームブースターのほうがお気に入りだが、愛用しているベイトエギングロッドとレングスが重なるので悩ましいところ。
結局、他にも気になるロッドがあるので注文を入れることはなかったが、SNS上で話題になっていた来月オープン予定のポイント高松国分寺店で受け取れるのか聞いてみたら、さすがに6月発売のストリームブースターを5月下旬オープンの店で受け取るのは厳しいらしい
メーカーサイトで予約完売になっていても、釣具のポイントのような大手量販店の確保分からまだ予約受付は可能とのこと。
藍住店は3年前のオープン以来の訪問だが、せっかく来たのでお買い得品を物色。ボントレシャッド(スモークラメ)という特徴的な形状のワームが特価の210円だった。
ロッドコーナーには、サビア(FXB-TS67UL Tres SABIA)とサビオ(FXB-TS79UL Tres SABIO)の両ロッドが置いてあったので触ってみた。
ライトロック用のベイトロッドを検討していたとき、サビアも候補に挙げていたが、Fishmanロッドのフィーリングが好みではなかったので見送っていた。
今回初めてインクスモデルを触ってみたけど、しなりを活かしながらもFishmanロッドとは毛色の異なる調子で、しゃきっとしたブレがないフィーリングは好みだった。
ちょうどヤリエのテクニカルBC(SZ-BC732L)のパワーを全体的に上げたような印象。
しなって曲がるロッドなのに、そこからしっかり魚をリフトさせる力を感じるのは、スピニングロッドで言えばブロンズィーXRに近いフィーリングだった。
エラディケーター710を売却後は18ブレイゾンと初代ビーキャスを特価で手に入れたので、当面はライトロック用のベイトロッドを新品で購入する予定はないが、ポイントが貯まったり中古で安く入手できるようなら手元に置いて使ってみたいロッドではある。
今回はカンジの展示受注会だったが、高松のNew店舗での受け取り可能性を話題にした関係で、店長さんと話す機会があり、さすがに実釣経験や商品知識が豊富でロッドの各種性能のメリットやデメリットを丁寧に説明してくれた。
GXS-HJ64L Harmmy Jarmmy(ハミー・ジャーミー)の予約可能性について尋ねてみたら、釣具のポイント全体としての確保分があるので、遅延はあるものの、まだ初回入荷分で対応可能とのこと。
普段は通販で購入することが多いので、特定の釣具屋と懇意にすることはなく、オーバーホール時も事務的なやりとりで済ませているが、そんな自分にも店内の活気が伝わってきて好印象だった。
タカミヤグループの力を活かして最新ロッドの品揃えも豊富だし、高松にオープン後は同じチェーン店のジャンプワールドにとって脅威になるかもしれない。
ただし会員ポイントの失効期間が6ヶ月なので、高松の新店舗でも会員登録はしないかな
<参考>
※2019年4月30日「GXS-HJ64L ハミー・ジャーミーのインプレ」
※2019年8月17日「エメラルダスMX 85MLM NTのファーストインプレッション」
※2019年12月5日「ラグゼ コーストライン EG-R(S86M-R)の比較インプレ」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
Kanji Tackle Showということで、展示受注会を兼ねて4本のエギングロッドが展示され、実際に触りながらロッドコンセプトや特徴について話を聞くことができた。
今年に入ってからも多点ガイドのロッドを購入していて、自分は感度とPEラインのキャストフィール向上の観点から、近年はガイド数の多いロッドがお気に入り。
昨年ゼナックのRGガイドのロッドを使って以来、多点ガイドのメリットを一層強く実感している。
カンジのエギングロッドのうち、ショートロッドのストリームブースター EXR-710が12個のガイドを搭載し、多点ガイドをアピールしているので以前から気になっていた。
2016年にガンメタ、ブルー、レッドの3カラーのグリップで発売され、翌年にネイビーカラー、さらに翌年にピンクカラー、そして2019年にシャンパンゴールドカラーで増産を繰り返しているロッド。
小規模メーカーのため生産数が少ないこともあるが、すぐに完売になるので店頭で手にする機会がなく、今年のフィッシングショー大阪では別のロッドのチェックをしていたので触れなかったけど、展示受注会の機会を利用してついに感触を味わうことができた

まず嬉しい誤算だったのは、多点ガイドがEXRシリーズに共通しており、EXR-88 Tide Over、EXR-83 Drift Tuneのロッドも同クラスのレングスのロッドに比べてガイド数が多くなっている。
3つのロッドは共通して3-4号の餌木が推奨で、オールシーズン対応可能。
いずれもシャッキリしていてブレがなく、ロッド特性に応じたフィーリングは異なるが、ガイド数の多さと相まって高い感度が期待できそう。
自重表記はないが、シリーズ共通して120g前後ということで、過度な軽量化はなされていない分、どんなリールにも合わせやすいとのこと。
前作EX-83の自重が118g。モデルチェンジでブランクが軽量化されてもガイド数が増えたので、今回の自重も同程度だろう。
一方のCNR-86 senseのほうは、今回が初展示らしいが、前作CN-86 senseと同様に軽量さを維持して100g台前半。
10周年限定モデルが3万円台前半で発売されていたので、それから考えるとNewモデルとは言えEXRシリーズと同様の5万円前後は強気の価格設定

個人的にはがまかつのEGRRのように、モデルチェンジしてもLDBガイドは維持して欲しかった

サーフエギング用にロングレングスのガホウジン92や、レギュラーテーパーでスラックジャークに適したEG-R S86M-Rとの使い分けとして、感度に優れた初代バリアスEG84Mとの入れ替えで、ショートレングスで取り回しの良いEXR-710か、レングスが近いEXR-83を検討中。
外観は、シャンパンゴールドカラーのストリームブースターのほうがお気に入りだが、愛用しているベイトエギングロッドとレングスが重なるので悩ましいところ。
結局、他にも気になるロッドがあるので注文を入れることはなかったが、SNS上で話題になっていた来月オープン予定のポイント高松国分寺店で受け取れるのか聞いてみたら、さすがに6月発売のストリームブースターを5月下旬オープンの店で受け取るのは厳しいらしい

メーカーサイトで予約完売になっていても、釣具のポイントのような大手量販店の確保分からまだ予約受付は可能とのこと。
ロッドコーナーには、サビア(FXB-TS67UL Tres SABIA)とサビオ(FXB-TS79UL Tres SABIO)の両ロッドが置いてあったので触ってみた。
ライトロック用のベイトロッドを検討していたとき、サビアも候補に挙げていたが、Fishmanロッドのフィーリングが好みではなかったので見送っていた。
今回初めてインクスモデルを触ってみたけど、しなりを活かしながらもFishmanロッドとは毛色の異なる調子で、しゃきっとしたブレがないフィーリングは好みだった。
ちょうどヤリエのテクニカルBC(SZ-BC732L)のパワーを全体的に上げたような印象。
しなって曲がるロッドなのに、そこからしっかり魚をリフトさせる力を感じるのは、スピニングロッドで言えばブロンズィーXRに近いフィーリングだった。
エラディケーター710を売却後は18ブレイゾンと初代ビーキャスを特価で手に入れたので、当面はライトロック用のベイトロッドを新品で購入する予定はないが、ポイントが貯まったり中古で安く入手できるようなら手元に置いて使ってみたいロッドではある。
今回はカンジの展示受注会だったが、高松のNew店舗での受け取り可能性を話題にした関係で、店長さんと話す機会があり、さすがに実釣経験や商品知識が豊富でロッドの各種性能のメリットやデメリットを丁寧に説明してくれた。
GXS-HJ64L Harmmy Jarmmy(ハミー・ジャーミー)の予約可能性について尋ねてみたら、釣具のポイント全体としての確保分があるので、遅延はあるものの、まだ初回入荷分で対応可能とのこと。
普段は通販で購入することが多いので、特定の釣具屋と懇意にすることはなく、オーバーホール時も事務的なやりとりで済ませているが、そんな自分にも店内の活気が伝わってきて好印象だった。
タカミヤグループの力を活かして最新ロッドの品揃えも豊富だし、高松にオープン後は同じチェーン店のジャンプワールドにとって脅威になるかもしれない。
ただし会員ポイントの失効期間が6ヶ月なので、高松の新店舗でも会員登録はしないかな

2019年モデルのシャンパンゴールドカラーは、落ち着いた色合いで高級感もあり、汎用リールとの相性も良さそう。 |
※2019年4月30日「GXS-HJ64L ハミー・ジャーミーのインプレ」
※2019年8月17日「エメラルダスMX 85MLM NTのファーストインプレッション」
※2019年12月5日「ラグゼ コーストライン EG-R(S86M-R)の比較インプレ」
※2020年4月9日「2本目のエメラルダス ソルティスト エクストリーム」
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(0)
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