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2016年09月29日

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレ

先日ラインを巻き替えたベイトリールとNewロッドの試し投げを兼ねて、雨上がり釣行。
Newロッドのファースト・インプレッションとともに、先日入手したPEにシュッ!プロ仕様の使用感も併せてインプレしておきたい。

9月21日(水)
台風通過に伴う大雨の後、シーバスを狙いに深夜釣行ダッシュ
この日は今夏に中古で入手後、まだマゴチの釣果しかないモアザンAGS 810MBと、中古で入手したばかりのエラディケーターベイトフィネス カスタムエアー(EBFC-710LT-TZ Complete Air)を持参した。

まずは雨後シーバスの実績場であるポイントFに満潮前に入り、潮が動くまではエラディケーターにスティーズSV TWをセットして試し投げを実施。
今年入手した3.5gのシルバーウルフKPクランク35Fや7gのソルティーステージ チェックメイト、5gのウィードレスシンカーなどを投げてボトムチヌゲームからスタート。
その後はシーバス狙いで8gのマニック95を投げたり、常夜灯下で2.5号餌木もキャスト。

しかし台風通過直後という状況もあり、チヌやイカからの反応はない。シーバスぐらいは手堅く釣れるかと思ったが、イナッコが平和に群れているのみで、このポイントには魚が入っていない様子。

潮も動き出したので、モアザンとジリオンTWの組み合わせに交換し、このポイントでの実績ルアーであるテリフDC9バレットをキャストするが沈黙。

1時間ほどでこのポイントを諦め、3年前の秋に自己記録魚がヒットしたポイントT河口へ車
昨夏に訪れたとき河口一帯に杭が埋まっていたので足が遠のいていたが、久々に訪問。

ここではこの春に特価で入手した12cmクラスのミノーを遠投して探るが、反応ナシ。
周囲を見ると、台風の余波で打ち上げられたゴミが多数堆積していて、コースを誤ると根掛かりしそうだったのでいったん納竿。

朝マズメに希望を託して、ホームである庵治エリアのサーフへ車
このポイントでの最近の釣果は秋イカ梅雨メバルでシーバスの釣果はない。
それでも雨後の高活性に期待してミノーを投げ続けるが、掛かってくるのはゴミばかり。

諦めて帰路に各ポイントを覗いてみるが、台風の爪痕は酷く、海は濁っていて木々は打ち上げられており、厳しい海況タラ~

この日はモアザンAGS 810MBジリオンTWの組み合わせでキャストすることが多かった。
新しく巻いたスーパーファイヤーライン1.2号(20lb)は、PEにシュッ!プロ仕様の効果か、非常にスムーズでトラブルレスだった。
使い始めはAGSガイドの高感度が災いし、ラインのノイズを拾ってザラザラ感があったものの、投げ続けるうちに馴染んでツルツルした使用感になり、気持ちよくキャストとリトリーブができた。
*****
9月22日(木)
この日も昼にまとまった雨が降ったが、その後は回復する予報だったので夕マズメ狙いで出撃ダッシュ
やってきたのはタケノコメバルの自己記録魚の実績があるポイントU。
河口部に位置するのでシーバス狙いも兼ねる。
今回こそエラディケーターに入魂するべく、シーバス狙いの前に癒しの根魚狙いシーッ

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレ台風の影響がまだ残り、濁りが激しい海況で反応は渋かったものの、港内の係船の隙間に落とし込んで何とか1尾釣り上げて入魂完了。
18cm程度のタケノコメバル。ヒットルアーは、ロッカ1.6インチ
オーシャンルーラーウィードレスシンカー5gソルトフック カサゴ#1の組み合わせ。

その後はシーバス狙いでプラグ類を投げるが、掛かってくるのはまたしてもゴミばかり。
クレイジグレンジキープ3.5gでライトワインドも試みてみるが、反応なく根掛かりでロストしたのを機に納竿とした。

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレこの日の使用ルアー。プラグはナミノハナ39(3.5g)ウェイビー65S(5.5g)アスリート7S(7g)サスケ75シャッドS(8g)ビーフリーズ78SP(9.2g)を使用。前日の使用ルアーも含めて、空気抵抗や風向きによってダイヤル2-4程度で調整すれば、バックラッシュせずに飛距離も20-30mは飛んで小場所なら十分な射程距離。空気抵抗の少ないマニックは40-50mは飛んでいた。

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレエラディケーターベイトフィネス カスタムエアー(EBFC-710LT-TZ Complete Air)は、同メーカーの入門用ベイトフィネスロッドであるソルティーステージシリーズと比べると、ロッド全体に張りがありながら軽量に作られていて、レングスの割には取り回しが良く、軽快にキャストできる印象。
ガイドはK・Rコンセプトでトルザイト仕様のマイクロガイドが13個。
バットガイドは最新のRVガイドが使用されている。

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレスケルトンリールシートのグリップは、スピニングよりもベイトリールの組み合わせのほうがフィット感は優れている感じ。
公式サイトに記載はないが、NANO CARBONのロゴがあり、最近流行りのナノブランクが採用されているようだが、ナノアロイの商標は使われていないので、東レ製のブランクではないのだろう。

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレ同社のバスロッドのファンタジスタシリーズには3M社のPowerluxというナノカーボン素材が使われているモデルもあることから、エラディケーターベイトフィネス カスタムエアーに使われているのも同じ素材なのかもしれない。

Newロッド入魂とPEにシュッ!プロ仕様のインプレ3MのPowerluxについてはティムコのバスロッドであるフェンウィック テクナPMXシリーズでも使用されており、左のイメージ図を交えてサイト上でも特徴が解説されている。
技術的な内容や、それが採用されたことによるブランク特性は、東レのナノアロイ天龍が名称を用いているC.N.Tと同様のものだろう。

ロッド全体は張りがありながら、負荷に対してティップが追従しつつ復元力もあるので、こうした特性は以前にインプレをおこなったナノブランクの効果かもしれない。
幾分ティップが素直に入り過ぎるきらいがあるため、ライトワインドでの使用ならスピニングタックルのブラックスター TZ tuned S66 Power Twitcherのほうが張りが強くキビキビアクションさせることができる。
ベイトフィネスロッドでこれ以上ティップに張りを持たせると、軽量リグのキャストが難しくなるので、ギリギリの調整といったところか。

プラグの操作性は、ティップが入ることにより、リトリーブ時のバイトには魚を乗せ易い印象。
その反面、ティップからベリーが曲がるので、抵抗の大きなミノーを連続トゥイッチなどでアクションさせるのには向いていない。
ジャークなら、自分の印象では硬すぎず柔らかすぎずといったところ。
今回はキャストしていないが、負荷に対して素直に入るティップのため、シンキングペンシルの操作性は良さそう。バチ抜けシーバス狙いにも向いていそうなフィーリング。

今回の使用ルアーでは、ウェイビー65Sアスリート7Sが、ルアー特性もあるだろうが、トゥイッチやジャークの操作性に優れていた。ウェイビー65Sピンテール6あたりがしっかり操作できれば、メッキ狙いにも対応できるだろう。
時期的に終盤なのでトップチヌ用ルアーは投げていないが、7g前後のプラグの操作性は良いので、ポッパーやペンシルも十分キャスト可能で、ロッド自体も軽量なためベイトフィネス向けリールと組み合わせることにより、軽快に操作できるだろう。

このロッドの真骨頂であるライトロックフィッシュ狙いでは、クレイジグレンジキープ3.5gウィードレスシンカー5gのキャストフィールは良く、ティップの張りも適度に残るのでフォールやボトムの感知力も高い。ガチガチの張りではなく負荷に追従するティップなので、バイト時に魚に違和感を与えにくく、ライトロックには最適。
ルアーウェイトは15gまでの表記だが、10g以上のシンカーを使う根魚釣りなら、ロックバムを使用したほうが大型根魚やタコにも対応できるし、スタックしても外し易く操作性は良い。

エギングでは、2.5号餌木のキャストは十分可能だが、スラックジャーク的な動きが限界。
キビキビダートさせるには、やはりブラックスターS66程度の張りが欲しいところ。

とりあえず今回の使用ルアーを基にしたファースト・インプレッションは以上。
アブガルシアのロッドは2007年に購入して2013年に売却したホーネットスティンガー以来だが、ソルトベイトフィネスの釣りを牽引するメーカーのフラッグシップらしい使用感で、状態の良い中古を安く買えたこともあり、今のところ満足している。
汎用性に優れたベイトフィネスロッドなので何かに特化した尖った性能はないものの、ベイトリールの特性を活かした釣法でライトな釣り全般に使う分には重宝するロッド。
今後はもっといろんな釣りに使って多魚種を釣ってから、あらためてインプレを実施したい。

最後に、発売間もないPEにシュッ!プロ仕様のインプレについて。
期待していた撥水効果は想像以上のものだったビックリ
今まで使っていたシリコンスプレーは、滑りは良かったが撥水効果は低く、PEに染みこんだ海水がベイトリールのレベルワインド周辺に付着していたが、今回は明らかにPEへの水の吸収が抑えられて、海水の付着がほとんどなくなった。
しかもPEにシュッ!と比べて150%の持続性UPの謳い文句通り、2日間の釣行で最後まで撥水効果は落ちなかった。
さらに台風通過直後の海況でゴミが多数浮遊する中、PEへの付着もほとんどなかった。

ラインを巻き替えたとはいえ、新しく巻いたPE自体は500円台の特価で入手したラインなので、PEの性能というよりもラインコート剤の効果だろう。
近場の釣行で納竿後すぐに水洗いできる環境なら撥水効果もそれほど必要ないが、たとえば遠征時などですぐに水洗いできない環境なら、ラインに染みこんだ海水がベイトリールのレベルワインドやスピニングのラインローラー周辺に付着するのを軽減できるので、PEにシュッ!プロ仕様を使うメリットは大きい。
ザルス リールオイルスプレーとともに、リピート買いしても良いと思ったメンテ製品でしたニコニコ

9月21日(水) 0:30~6:30 潮位:225cm~80cm 中潮:満潮1:09(227cm)
9月22日(木) 16:00~17:30 潮位:230m~195cm 小潮:干潮21:24(128cm)

【9/21】
Rod:14 MORETHAN AGS 810MB Bait Casting Model
Reel:15 ZILLION TW 1516H
Line:Super FireLine #1.2(20lb)
Leader:Seaguar #4

【9/21、9/22】
Rod:Eradicator Baitfinesse Custom Air EBFC-710LT-TZ Complete Air
Reel:16 STEEZ SV TW 1016SV-SH
Line:Solaroam SUPER EGING PE 0.8号(12lb)
Leader:Joinar Bosment #2.5
Sinker:Weedless Sinker RG 5g

≪ヒットルアー≫
ロッカ1.6インチ(グローオレンジ) + ソルトフック カサゴ#1





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