2019年03月08日
フィッシングショーで気になった製品(4):ヤリエロッド
先月は少し釣行できたので前回から間が空いたけど、もう少しだけ続くフィッシングショーネタ。
3年ぶりの出展となったヤリエブースのセミナーに参加して獲得した製品についてはすでに記事にした。今回のフィッシングショーでは、店頭で滅多に見ることができないヤリエロッドを存分に触ったのでインプレを残しておく。
写真のとおり、エリア用のランサーディスタンシア(LD-5112UL)を含めて、6本のロッドが展示してあった。
このうちシェーラザード(SZ-632XUL)は2014年モデルではなく、ガイド数が増えた2017モデルが展示してあった。
初代の2014年モデルは東京の釣具屋で触る機会があったけど、2017年モデルを手にするのは初めて
最近の潮流であるK・Rコンセプトに則った小口径多点ガイドなので、感度向上は期待できそう。
PEライン中心ならば、ガイド数の多いほうが糸絡みも減りキャストフィールも良いと感じている。
ロッドの性格自体は伝統的な曲げて獲るタイプなので、小型の魚でも引き味を楽しめる。
アベンジャー(AG-782 ML+)については、ソリッドモデルではなく、初代のチューブラーモデルが展示されていた。
こちらは今まで触る機会がなかったので、今回初めて触ることができた
0.5g-14gというルアーウェイトから明らかなように、ライトゲーム全般に使えそうな汎用性の高いロッドで、特にチヌや根魚狙いに適した強いバットパワーを備えたロッドという印象。
手持ちのタックルではエクスクイーバー72KLに近似したスペックだが、同ロッドよりも若干ティップ部の張りが強くてメタル系ルアーの操作にも適した印象。
シェーラザード テクニカルBC(SZ-BC732L)は2016年頃にベイトフィネスロッドを検討していたときに購入候補だったので、実際に触ったインプレ記事を書いていた。
当時はエラディケーター710のほうが好みだったので見送ったが、結局エラディケーターも売却し、先日処分価格で汎用性のあるビーキャス610を購入するに至る。
ビーキャスと比べると、テクニカルBCのほうがよくしなってキャスティングを楽しめて、ブランク自体の感度も価格相応に優れている印象。
今回じっくり触ってみて印象的だったのは、シェーラザード テクニカルPG(SZ-PG5112M)というショートロッド。
岩崎林太郎(りんたこ)氏監修のモデルでボートロッド向けではあるが、全体的な張りの強さから、ショアからでも近距離の根回りを探っていくスピニングの根魚ロッドとして面白そうなロッド。
5フィート11インチの長さに対してガイド数が多く、ミディアムパワーらしい硬さを持ちながらティップはしっかり入る印象。
ショートレングスのパワーロッドというのはそれほど多くないので貴重なロッド。
バットジョイントタイプだが、全長が短いのでアベンジャー782の仕舞寸法程度には収まる感じ。
最後にフォルゴーレ(FG-623UL)についても言及しておきたい。
こちらはライトゲーム用の3ピースロッドとして、ユーティリティー性とモビリティ性を備えた謳い文句で2018年に登場した最も新しいロッド。
しかし仕舞寸法70cmというのは、最近のパックロッドとしては中途半端な長さ
近年は4ピースや5ピースで旅行用カバンに収まるサイズのロッドが増えており、これは本格的なパックロッドというよりは、コンパクトに携行できるライトゲームロッドという位置づけか。
3ピースだからこそ異なるブランクを継ぐことで独特のベンドカーブと調子を持たせる利点もある。
都内で数少ないヤリエロッドを扱っていた上州屋渋谷店が昨年閉店してしまい、なかなか触る機会がなかったので、フィッシングショーでじっくり触ることができたのは良かった
これまでのヤリエさんのプレゼント当選歴を振り返り、あらためて感謝の気持ちを示したい。
2011年12月、この頃にヤリエというメーカーの存在を知り、サイト上のプレゼント企画に応募していたところ、アジメバアーミーが当選
2013年8月、プラバーというソルト用のスプーンが当選し、メッキ狙いで活躍。
2014年8月、1年ぶりに当選し、アジメバライダーをGet。
2016年2月、アジメバガチヘッドが当選し、同年8月にはクリップスナップのサンプルも当選して、この組み合わせでアコウをGet。
2017年5月、先着30名のカタログプレゼントに応募し、無事に入手してブログネタとしてアップ。
2018年6月、EZラインスナップが当選し、ライトワインドで活躍。
そして2019年2月のフィッシングショー大阪のセミナーに午前と午後の2回参加して、抽選会で諸々のサンプルをGet
プレゼント当選やサンプル品をきっかけにして新しい釣り方を試したり、お気に入り製品となることもあるので、こういう企画は有り難い。
こちらも御礼と自身の備忘録を兼ねて、ブログで製品を取り上げている。
セミナーでの話によると創業100年を迎えるらしく、ヤリエ発祥の製品から他社が追随し、メジャーとなった製品も多数あるようなので、今後もソルト製品の充実を楽しみにしていきたい。
ヤリエさん、ありがとうございます!今後の製品展開にも期待しています
<参考>
※2019年3月20日「フィッシングショーで気になった製品(5・完):その他の製品」
※2023年9月1日「【ヤリエ】シェーラザード(SZ-632XUL)とライトソルトロッド」
※2024年2月15日「フィッシングショー大阪2024訪問記~前編(獲得品)~」
3年ぶりの出展となったヤリエブースのセミナーに参加して獲得した製品についてはすでに記事にした。今回のフィッシングショーでは、店頭で滅多に見ることができないヤリエロッドを存分に触ったのでインプレを残しておく。
写真のとおり、エリア用のランサーディスタンシア(LD-5112UL)を含めて、6本のロッドが展示してあった。
このうちシェーラザード(SZ-632XUL)は2014年モデルではなく、ガイド数が増えた2017モデルが展示してあった。
初代の2014年モデルは東京の釣具屋で触る機会があったけど、2017年モデルを手にするのは初めて
最近の潮流であるK・Rコンセプトに則った小口径多点ガイドなので、感度向上は期待できそう。
PEライン中心ならば、ガイド数の多いほうが糸絡みも減りキャストフィールも良いと感じている。
ロッドの性格自体は伝統的な曲げて獲るタイプなので、小型の魚でも引き味を楽しめる。
アベンジャー(AG-782 ML+)については、ソリッドモデルではなく、初代のチューブラーモデルが展示されていた。
こちらは今まで触る機会がなかったので、今回初めて触ることができた
0.5g-14gというルアーウェイトから明らかなように、ライトゲーム全般に使えそうな汎用性の高いロッドで、特にチヌや根魚狙いに適した強いバットパワーを備えたロッドという印象。
手持ちのタックルではエクスクイーバー72KLに近似したスペックだが、同ロッドよりも若干ティップ部の張りが強くてメタル系ルアーの操作にも適した印象。
シェーラザード テクニカルBC(SZ-BC732L)は2016年頃にベイトフィネスロッドを検討していたときに購入候補だったので、実際に触ったインプレ記事を書いていた。
当時はエラディケーター710のほうが好みだったので見送ったが、結局エラディケーターも売却し、先日処分価格で汎用性のあるビーキャス610を購入するに至る。
ビーキャスと比べると、テクニカルBCのほうがよくしなってキャスティングを楽しめて、ブランク自体の感度も価格相応に優れている印象。
今回じっくり触ってみて印象的だったのは、シェーラザード テクニカルPG(SZ-PG5112M)というショートロッド。
岩崎林太郎(りんたこ)氏監修のモデルでボートロッド向けではあるが、全体的な張りの強さから、ショアからでも近距離の根回りを探っていくスピニングの根魚ロッドとして面白そうなロッド。
5フィート11インチの長さに対してガイド数が多く、ミディアムパワーらしい硬さを持ちながらティップはしっかり入る印象。
ショートレングスのパワーロッドというのはそれほど多くないので貴重なロッド。
バットジョイントタイプだが、全長が短いのでアベンジャー782の仕舞寸法程度には収まる感じ。
最後にフォルゴーレ(FG-623UL)についても言及しておきたい。
こちらはライトゲーム用の3ピースロッドとして、ユーティリティー性とモビリティ性を備えた謳い文句で2018年に登場した最も新しいロッド。
しかし仕舞寸法70cmというのは、最近のパックロッドとしては中途半端な長さ
近年は4ピースや5ピースで旅行用カバンに収まるサイズのロッドが増えており、これは本格的なパックロッドというよりは、コンパクトに携行できるライトゲームロッドという位置づけか。
3ピースだからこそ異なるブランクを継ぐことで独特のベンドカーブと調子を持たせる利点もある。
都内で数少ないヤリエロッドを扱っていた上州屋渋谷店が昨年閉店してしまい、なかなか触る機会がなかったので、フィッシングショーでじっくり触ることができたのは良かった
これまでのヤリエさんのプレゼント当選歴を振り返り、あらためて感謝の気持ちを示したい。
2011年12月、この頃にヤリエというメーカーの存在を知り、サイト上のプレゼント企画に応募していたところ、アジメバアーミーが当選
2013年8月、プラバーというソルト用のスプーンが当選し、メッキ狙いで活躍。
2014年8月、1年ぶりに当選し、アジメバライダーをGet。
2016年2月、アジメバガチヘッドが当選し、同年8月にはクリップスナップのサンプルも当選して、この組み合わせでアコウをGet。
2017年5月、先着30名のカタログプレゼントに応募し、無事に入手してブログネタとしてアップ。
2018年6月、EZラインスナップが当選し、ライトワインドで活躍。
そして2019年2月のフィッシングショー大阪のセミナーに午前と午後の2回参加して、抽選会で諸々のサンプルをGet
プレゼント当選やサンプル品をきっかけにして新しい釣り方を試したり、お気に入り製品となることもあるので、こういう企画は有り難い。
こちらも御礼と自身の備忘録を兼ねて、ブログで製品を取り上げている。
セミナーでの話によると創業100年を迎えるらしく、ヤリエ発祥の製品から他社が追随し、メジャーとなった製品も多数あるようなので、今後もソルト製品の充実を楽しみにしていきたい。
ヤリエさん、ありがとうございます!今後の製品展開にも期待しています
<参考>
※2019年3月20日「フィッシングショーで気になった製品(5・完):その他の製品」
※2023年9月1日「【ヤリエ】シェーラザード(SZ-632XUL)とライトソルトロッド」
※2024年2月15日「フィッシングショー大阪2024訪問記~前編(獲得品)~」
Posted by shin1979 at 12:30│Comments(0)
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