2019年01月09日
19モアザンPE TW入手


8.6:1のギア比で1回転91cmのエクストラハイギアモデル。
昨年はセミオーダーで17スティーズAを入手したが、一昨年の16スティーズと合わせて1016と1012のG1 SVスプールしか持っていなかったので、春イカ狙いの合間のメタルジグのキャストで飛距離に不満を感じていた。

外観は14タトゥーラにそっくりの艶のあるブラックに、モアザンシリーズらしいゴールド色が混じる。
17スティーズAがベースなのでドラグ引き出し音付き。
さらに34mmのG1スプールと互換性があるので、手持ちの1016や1012のG1 SVスプールと交換できることも購入の決め手となった。
19モアザンの特長として、PEラインの食い込みを防ぐハイスピードレベルワインドが搭載。
16スティーズや15ジリオンでPEラインによるエギングや根魚狙いに使っても支障はなかったので、この機能が必須というわけではないが、対象魚が大きいHRF PEスペシャルには搭載されている機能なので、対シーバスを想定した19モアザンにも採用されたのだろう。
ブレーキシステムはマグフォースZ PE ロングディスタンスチューンというもの。
17スティーズAのマグフォースZをPE用に遠投チューンし直したものか。
HLCスプールを入れてHLC化した15ジリオンと投げ比べてみたいところ

先日メンテナンスが完了した15ジリオン1516Hは、1回転71cmで90mmハンドルに換装済み。
16スティーズSV TWは、1回転75cmで80mmハンドルの仕様。
セミオーダー品の17スティーズAは、1回転86cmで95mmカーボンクランクハンドル。
今回の19モアザンでは、8.6:1で91cmの巻取長、100mmハンドルというこれまでにないギア比とハンドルのモデルを購入したので、使い分けにちょうど良い具合

2016年に中古で入手したモアザン AGS 810MB ベイトキャスティングモデルにはこれまでHLC化した15ジリオンTWを組み合わせてショアラバの釣りなどに使っていたが、今年は19モアザンPE TWと組み合わせてライトショアジギングでのフラットフィッシュやロックフィッシュ狙いに使ってみたい。
2014年にダイワのTWSに惚れ込み14タトゥーラ103H-TWからベイトリールを使い始めて以来、15ジリオンTW 1516H、16スティーズSV TW 1016SV-SH、17スティーズA TW XH-SLPW、19モアザンPE 1000XH-TWと、5年目でまさに「これ以上無い(no more than)」段階まで到達した気がするので、2018年のベストアイテム記事として投稿したい。
ベイトフィネス向けに30mmG1スプールを搭載した19スティーズCT SV TWが出るようだけど、34mmG1スプール搭載の2台のスティーズと19モアザン、さらに36mmスプールの15ジリオンとHLCスプールがあるので、互換性や用途の面でも今のところ静観するつもり


ナチュラムではポイント還元分を除けば20%引きで販売。昨夏のセールでは10%引きクーポンが届いたが、今年はどうだろうか。
前モデルの14モアザンPE SVやベースモデルの17スティーズAの値引率を考えたら、自分は25%オフの店でポイントアップのタイミングで購入したが、ほぼ底値じゃないかと思っている。

14モアザンがまだ発売されていたりする。
前モデルはトラブルレス性能を重視したSVスプール、現モデルは飛距離を重視したマグフォースZスプールなので、方向性が異なるということもできる。しかし自重の差やハイスピードレベルワインドなどの機能を考慮すると、いずれ19モアザンに置き換わっていくのだろう。
<参考>
※2019年1月31日「モアザンPE TWとジリオンHLCとハイドアウトハンター」
※2020年4月6日「モアザンPE TWのオーバーホール」
※2020年8月22日「【SLP WORKS】スティーズCT セミオーダー」
※2022年8月8日「ノブ交換」
※2022年8月19日「ハートランドリベラリストとの惜別釣行」
※2024年9月24日「【SLP Plus】バースデークーポンを利用したオーバーホール」