shinの釣行記

この日の夜は風が弱く、満潮前後のタイミングで釣行。
車載タックル化していたベイトロッドでメバルプラッギング調査へ。
先月はNewロッドの入魂を兼ねて闇場で本気の釣りだったが、この日は常夜灯周りの癒し釣行。

常夜灯が効く秋のアジングポイントが空いていたので入る。
ペンシルを漂わせていると、幸先よくバシャッと出てくれた
ヒットルアーは2018年の東京出張時に新橋で入手した月下美人 漂40F。
サイズは15cmほどだけど、狙った釣り方で出てくれた嬉しい1尾。
その後は1時間ほどキャストを続けるが沈黙

少し休憩して場所移動
次に訪れたのは、高潮位時に実績のある初夏から梅雨時期にかけてのホームポイント。

早速反応が出たが、エラ洗いを繰り返す40cm前後のシーバス。
リーダーの強度を考えると抜き上げるかどうか微妙なサイズだったので、隣接する砂浜にずり上げようと誘導していたらオートリリースに
いつものように石積みに降りてOG2100でキャッチしておけばよかった

その後は本命のメバルがようやく姿を現した
サイズは18cm程度で、ライジングミノー43にヒット。
満潮からの下げに入り始めたが、この後もバイトが続き、5回掛けてすべてバラシ 最初のシーバスにフックを伸ばされたのかと思って確認したが、フックは異状なし。

20cmUPはありそうな良型と思われる反応もあったが、掛けてから何度もやり取りを繰り返してはバラシが続いた原因を探ると、どうやらロッドが硬すぎるのが一因と推測。
優れたメバルロッドは、掛けてからメバルの突込みに追随して竿が曲がり、溜めているだけで魚を浮かして寄せてきてくれる。

今回使用したのは汎用性に優れたキャスティングロッドのビーキャス610ML。
ルアー上限20gまでキャストできるパワーがあり、ティップは柔軟だがバットはかなり強い。
エギングやロックフィッシュにはこの強さが頼りになるが、初夏のメバルの鋭い突込みに対しては、バットの反発が強すぎて引きを吸収できずに逆に暴れさせる感じ。
ルアー釣り転向後まだ間もない時期に、エントリークラスのバスロッドでメバル狙いをしていたときに通じる感覚で、魚の引きに対して竿が強すぎて仕事をしてくれない印象。

ライトプラグはすべてバーブレス化しているが、例年プラッギングで使用するブルーカレントやルナキアソニック、ブロンズィー、ハミージャーミーなどは、強さを備えながらもしっかり竿が曲がって魚をいなす間に寄せてきてくれて、バラシは少ない印象。
一方、今回はロッドの反発が強いこともあり、バーブレス化が裏目に出た結果になった。

そもそもキャスティングロッドとして汎用性の高さを特長にした竿で、6割引きの8000円で購入したエントリーモデルに、ハイエンドなメバルロッドの感覚を求めるのが間違いだった
車載タックルとして常備すれば様々な釣りに対応できるので便利な反面、高性能なメバルロッドと比べるとどうしても釣趣が劣るのは否めない。ロックフィッシュ狙いのように、掛けてからゴリ巻きで一気に勝負をかければ獲れた可能性もある。

ライトプラッギングでのベイトリールは、ダブルハンドルでデッドスローリトリーブがやり易く、優れた巻き感度でプラッギングとの相性も良いことを確認できた。手持ちのベイトロッドと組み合わせるのなら、トラウトロッドに近い調子のトリップクエストのほうがバットまで曲がって楽しめそう。

4月11日（日）　21：30～0：30　潮位：190cm～190cm　大潮：満潮23：02（222cm）

Rod：BeeCas 610ML
Reel：19 STEEZ CT SV TW XH-SLPW + CT SV700S G1 Spool
Line：XDYNE Sephia Elite4 #0.6（9lb）
Leader：キャスライン エギングリーダー #1.5

≪ヒットルアー≫
ダイワ 月下美人 漂40F（ホロ宵シラス）
タックルハウス ライジングミノーRM43（HGキビナゴ）