2009年12月23日
ラグゼ ソルテージ チータ(66L)のインプレ
がまかつ(Gamakatsu)
LUXXE SALTAGE チータ66L
8月の東京出張中に、たまたま入った釣具屋で偶然見つけて衝動買いしたロッド
前から欲しかったロッドだったがモデルチェンジ後に廃版になったため、まさに掘り出し物
ようやくそれなりの時間使うことができたので、インプレをしてみたい。
まずは基本スペックから。
●Length:6.6ft.
●Lure:1-12g
●Line:2-6lb、PE #0.4-0.6
●Power:ライト
●標準自重:77g
●仕舞寸法:103.5cm
●先径:1.5mm
●元径:77mm
●グリップ長:200mm
6.6ft.のレングスで1-12gのルアーウェイト、かつ自重77gの軽量ロッドは現行のどのメーカーにもラインナップされていない稀有な存在のロッド。
6.6ft.とはいえグリップ長が20cmなので、実際の使用感は数字以上のレングスを感じる印象をもった。
このグリップ長は、ルアーをアクションさせ易く、チータ・シリーズのコンセプト通り軽快な使用感を得ることができる。
さらにロッド自重の軽量感との相乗効果もあって操作しやすく、長時間のキャストも気にならない。
08セフィアCI4 C3000SDHと組み合わせると、なんと総重量は280g以下!
ただし、あまりの軽さと全体的にシャープなフィーリングゆえに、キャスト時にグリップを握る力が強すぎるとロッド全体がブレてしまう。そこで、キャスト後は適度に力を抜くことにより、ロッドに加わる力が分散されて、安定した飛距離が出る。
11月の実釣ではジグヘッドを使用してボトムを探り、さらに飛ばしウキをキャストしてリトリーブによる釣りを試してみた。
ジグヘッドのキャストはルアーウェイトが1-12gとはいえ、さすがに1gは扱い難い。しかしホームで多用する1.5gのジグヘッドを使うと、2-3mのボトムや根魚のバイトを十分感知することができる。
今回の実釣で使い易かったのは、12gまでのルアーウェイトとシャープで張りのあるブランクスを生かした飛ばしウキによる遠投釣法だった。軽くキャストして20m以上は飛ぶので、6.6ft.のレングスでも気にならない。
ショートバイトは多少弾くものの、フッキングが決まればロッドが柔軟に対応するのでバラシ難い印象。ロッドが素直に曲がるので、根魚の突進には弱いかと思ったものの、細身のブランクスは想像以上のパワーを秘めているようで、魚を自然と浮かせてくれる。
このあたりは1万円台後半の価格設定とはいえ、チータ76MLと同様にがまかつロッドの優秀さを実感できる
このロッドがさらに真価を発揮するのは、プラッギングや小型ジグによるメッキやセイゴ狙いだろう。
すでにメッキシーズンが終わっていたため、12月はこのインプレのためにプラッギング中心のメバル釣行を試みた。
メタルジグのボトム・バンピングからミノーのトゥイッチなど、非常に軽快に操作できる。
根魚から小型回遊魚まで、このロッドがあればほぼ1年中楽しむことができる汎用性の高さは魅力的。取り回しが容易なレングスなので、ボートでの釣行にも適している。
モデルチェンジ後に廃盤になってしまったのは残念だが、もし運良く釣具屋で見つけたら、衝動買いしても惜しくないロッドといえるだろう。
11月の実釣時の写真。アンダー280gのタックルは、根魚狙いで探り歩くのに最適。
秋のメッキ狙いでも大活躍。ライトプラッギングゲームでも扱い易い。
10年後に登場した19ヴァンキッシュ1000SSSPG(145g)と組み合わせれば、アンダー230gのタックル構成が実現
<参考>
※2020年7月21日「デクスター(TBX77)のファーストインプレッション」
※2020年5月9日「ブロンズィーXR(CBZS-69MLXR)のインプレ」
※2019年12月23日「GXS-HJ64L ハミー・ジャーミーのインプレ」
※2019年6月3日「初めてのハートランドロッド(6102MLFS-07)」
※2017年10月21日「ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ」
※2016年11月7日「ルナキアソニック(LKS610ML)の比較インプレ」
※2016年3月9日「Blue Current 66TZ/NANO PROFESSORのインプレ」
※2015年8月6日「ブルーカレント70 プラグスペシャル(BLC-70 Ti/PS)の比較インプレ」
※2012年3月7日「フィネッツァ・コルト(GOFCS-682UL-T)のインプレ」
※2011年7月8日「ブルーカレント(Blue Current 68)のインプレ」
※2010年8月10日「リップラップステージ(RS-6102)のインプレ」
LUXXE SALTAGE チータ66L
8月の東京出張中に、たまたま入った釣具屋で偶然見つけて衝動買いしたロッド
前から欲しかったロッドだったがモデルチェンジ後に廃版になったため、まさに掘り出し物
ようやくそれなりの時間使うことができたので、インプレをしてみたい。
まずは基本スペックから。
●Length:6.6ft.
●Lure:1-12g
●Line:2-6lb、PE #0.4-0.6
●Power:ライト
●標準自重:77g
●仕舞寸法:103.5cm
●先径:1.5mm
●元径:77mm
●グリップ長:200mm
6.6ft.のレングスで1-12gのルアーウェイト、かつ自重77gの軽量ロッドは現行のどのメーカーにもラインナップされていない稀有な存在のロッド。
6.6ft.とはいえグリップ長が20cmなので、実際の使用感は数字以上のレングスを感じる印象をもった。
このグリップ長は、ルアーをアクションさせ易く、チータ・シリーズのコンセプト通り軽快な使用感を得ることができる。
さらにロッド自重の軽量感との相乗効果もあって操作しやすく、長時間のキャストも気にならない。
08セフィアCI4 C3000SDHと組み合わせると、なんと総重量は280g以下!
ただし、あまりの軽さと全体的にシャープなフィーリングゆえに、キャスト時にグリップを握る力が強すぎるとロッド全体がブレてしまう。そこで、キャスト後は適度に力を抜くことにより、ロッドに加わる力が分散されて、安定した飛距離が出る。
11月の実釣ではジグヘッドを使用してボトムを探り、さらに飛ばしウキをキャストしてリトリーブによる釣りを試してみた。
ジグヘッドのキャストはルアーウェイトが1-12gとはいえ、さすがに1gは扱い難い。しかしホームで多用する1.5gのジグヘッドを使うと、2-3mのボトムや根魚のバイトを十分感知することができる。
今回の実釣で使い易かったのは、12gまでのルアーウェイトとシャープで張りのあるブランクスを生かした飛ばしウキによる遠投釣法だった。軽くキャストして20m以上は飛ぶので、6.6ft.のレングスでも気にならない。
ショートバイトは多少弾くものの、フッキングが決まればロッドが柔軟に対応するのでバラシ難い印象。ロッドが素直に曲がるので、根魚の突進には弱いかと思ったものの、細身のブランクスは想像以上のパワーを秘めているようで、魚を自然と浮かせてくれる。
このあたりは1万円台後半の価格設定とはいえ、チータ76MLと同様にがまかつロッドの優秀さを実感できる
このロッドがさらに真価を発揮するのは、プラッギングや小型ジグによるメッキやセイゴ狙いだろう。
すでにメッキシーズンが終わっていたため、12月はこのインプレのためにプラッギング中心のメバル釣行を試みた。
メタルジグのボトム・バンピングからミノーのトゥイッチなど、非常に軽快に操作できる。
根魚から小型回遊魚まで、このロッドがあればほぼ1年中楽しむことができる汎用性の高さは魅力的。取り回しが容易なレングスなので、ボートでの釣行にも適している。
モデルチェンジ後に廃盤になってしまったのは残念だが、もし運良く釣具屋で見つけたら、衝動買いしても惜しくないロッドといえるだろう。
11月の実釣時の写真。アンダー280gのタックルは、根魚狙いで探り歩くのに最適。
秋のメッキ狙いでも大活躍。ライトプラッギングゲームでも扱い易い。
10年後に登場した19ヴァンキッシュ1000SSSPG(145g)と組み合わせれば、アンダー230gのタックル構成が実現
<参考>
※2020年7月21日「デクスター(TBX77)のファーストインプレッション」
※2020年5月9日「ブロンズィーXR(CBZS-69MLXR)のインプレ」
※2019年12月23日「GXS-HJ64L ハミー・ジャーミーのインプレ」
※2019年6月3日「初めてのハートランドロッド(6102MLFS-07)」
※2017年10月21日「ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ」
※2016年11月7日「ルナキアソニック(LKS610ML)の比較インプレ」
※2016年3月9日「Blue Current 66TZ/NANO PROFESSORのインプレ」
※2015年8月6日「ブルーカレント70 プラグスペシャル(BLC-70 Ti/PS)の比較インプレ」
※2012年3月7日「フィネッツァ・コルト(GOFCS-682UL-T)のインプレ」
※2011年7月8日「ブルーカレント(Blue Current 68)のインプレ」
※2010年8月10日「リップラップステージ(RS-6102)のインプレ」
Posted by shin1979 at 22:56│Comments(0)
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