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2020年06月13日

さぬきアングラーによる清掃活動

県外出身の自分は、高松エリアの看板の表現からも、香川県下は比較的釣り人に寛容な印象があるけど、坂出エリアでは釣り禁止の場所ができたり、警告掲示がなされて釣りやレクリエーションの利用が危機的な状況になりつつある。

すべてを新型コロナ禍と結びつけて断じるのは早計だけど、緊急事態宣言下で行き場を失った人々が海辺のレジャーに繰り出して、ゴミの放置や騒音被害を及ぼしていたのは事実。

釣り場を守れるのは釣り人だけ」という問題意識を共有するアングラーは多くいるが、個人レベルで活動するのは勇気が要ったり様々な制約もあるので、実行するのは容易ではない。

そんなとき、アウトドアブランド「Fin-ch(フィンチ)」の代表で坂出エリアをホームとするゲンキマン(藤田元樹)氏が中心となって、清掃活動の呼びかけが行われた。
5/31に最初の呼びかけがなされて6/3に具体的な活動詳細が明らかとなり、6/7(日)の8時集合で清掃活動が行われた。

ゲンキマン氏とは2017年に坂出で開催されたトークライブを聴きに行ったり「地球遊び」で香川県内の釣行模様を視聴するぐらいで面識はなく、当初は清掃活動の情報も知らなかったのだけど、以前に忘年釣行会釣りダービーを楽しんだ高松エリアの釣友の誘いで参加することにした。

集合場所は竹浦漁港。自身も様々な釣り物で良い思いをさせてもらったポイント。
現地の駐車スペースが限られていることから、できるだけ乗り合わせるため釣友の車にマスク装着で同乗させてもらう。

会場に到着すると、フィンチのアパレルを着た人々が集まっていた。
自身はメバリングゲット2017でGetしたどこでもタオルぐらいしかフィンチ製品は持っていないため多少気後れしながらも、同じさぬきアングラーで共通の志を持つ参加者ということで、妙な連帯感はある。

さぬきアングラーによる清掃活動まずは竹浦漁港の2つの突堤周辺を、二手に分かれて活動開始。
小さい子ども達も参加して、一生懸命ゴミ拾い。
休日ということで釣り人は多い。
同じ釣り人が集団でゴミを拾う姿勢を示すことに意義がある。


さぬきアングラーによる清掃活動これは隣の本浦漁港を清掃した2集団のうちの1集団の結果。
本浦漁港は残念ながら現在釣り禁止となってしまっている状態。
竹浦の自治会から本浦の自治会に話を通してもらって、清掃活動の範囲を拡大した。


さぬきアングラーによる清掃活動こちらは竹浦漁港を清掃した2集団のうちの1集団の結果。
白いクーラーボックスはゲンキマン氏のもので、活動終了後に水分補給を兼ねて参加者にドリンクが振る舞われた。
ゲンキマンさん、お気遣いをありがとうございます!


さぬきアングラーによる清掃活動さぬきアングラーによる清掃活動竹浦漁港のもう1集団の清掃結果。
小型軽トラの荷台がゴミ袋で山積みにビックリ
さらに大型のトラックの荷台にまとめて、この後、本浦漁港で集めたゴミも回収し、清掃活動は終了。
8時過ぎから始めて10時前には終了し、解散。

釣り大会を兼ねた清掃活動は経験済みだけど、本格的な釣り場の清掃活動は初参加。
軍手は持参していて、トングは釣友に借りて、ゴミ袋は呼びかけ人のゲンキマン氏が用意してくれた袋を利用。

実際に参加した経験から、釣り人が出したゴミよりも砂浜への漂着ゴミが多かった印象。
もちろん釣具の小袋や台紙、ラインの切れ端など釣り人に起因するゴミもあったけど、それ以上にタバコの吸い殻や発泡スチロール、食品トレー、空き缶やペットボトルなどのゴミが多かった。
マイクロプラスチックの環境問題が深刻化するのも理解できる。
あとはバーべキューなどのレクリエーションで出たゴミが、そのまま放置されているのもあった。

したがって、袋は紙ゴミなどの燃えるゴミ用、ビニールやプラスチックなどの不燃ゴミ用、ビン・缶・ペットボトル用の3種類を使い分けるのが便利。
軍手やトングはあったほうが作業が圧倒的に捗る。

午前中とはいえ初夏の日差しは厳しいので、常に水分補給可能な準備を整えるとともに、ウェア類もデイゲームで釣りをするときと同様の装備が望ましい。
自身は体に密着して動きを妨げないボディバッグにペットボトルを入れて、時折水分補給しながら活動した。
トップは吸汗速乾性とUVカット性能を重視したラッシュガードドライTシャツを重ね着し、アンダーにはコンプレッションウェアを着用して身体をサポート。
日差しを避ける帽子は疲労軽減には必須の装備。

この日集まったのは、急な呼びかけにもかかわらず子ども達や途中で帰られた方を含めて50名以上が参加したようだ。
県外からも参加希望が多く寄せられたようだが、さすがに県を超えての移動は遠慮していただいたとのこと。
ゲンキマン氏と繋がりのある中讃や西讃エリアのアングラーが多かった印象。
単独清掃だとゴミの多さを前にして無力感があるけど、人海戦術で一帯を清掃すれば、かなり状態は改善されることを実感。

竹浦自治会の方々も大変好意的で、我々の清掃状況をみて感謝してくださった様子。
継続的に釣り人が環境保護の取り組みを示すことで、釣り人に対する悪印象を払拭し、結果的に釣り場を守ることに繋がればと思っている。

朝から充実した一日が過ごせて、イベントを紹介して連れて行ってくれた釣友に感謝するとともに、駐車場の使用許可から始まって、自治会との連絡調整や最終的なゴミの処分など、短期間で様々な準備に奔走してくださった呼びかけ人のゲンキマン氏をはじめ、フィンチ関係者の尽力に敬意を表したいと思います。

<参考>
※2022年11月21日「バルトラ ラバ ミッドでFin-chデビュー
※2022年11月19日「クリーンアッププロジェクト in 鎌野海岸




タグ :清掃活動

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