2019年02月19日
ビーキャス610MLのファーストインプレッション
組み合わせたリールはセミ-オーダーで180g前半となったスティーズA。
ロッド自重が104gと軽量で、ガイド数が多いにも関わらずバランスは良好。
沖合に浮かぶ白いブイは、高松沖の海苔の養殖棚。
写真はガンガンジグmini SLOW 7gをキャストし、リフトさせた後のテンションフォールの状態のティップの入りを撮影したもの。
レギュラーアクションなので胴まで曲がるが、だるさはなくキャストフィールは良好。ティップ部がしっかりしなるので、小型メタルジグもキャストし易い。
ボトム感度は同価格帯でもより張りが強いバスロッドのほうが感じられるが、キャスティングはロッドが曲がるビーキャスのほうが容易な印象。
グリップが短いので重くて抵抗のあるルアーの操作には向いていない。
メタルジグなら10-15g前後の重さが最も快適に使用できそう。
製品紹介にはチヌボンボンの記載があったので、昨年入手したまうすりん5gを投げてみた。
マグネットブレーキ2-3ぐらいで十分な飛距離。
しかしボトム感度はそれほど高くないので、小型メタルジグやラバージグの着底はティップの変化で認識する方が早い。
張りが強くて感度が良いロッドだと早合わせでバラシが多くなるので、レギュラーアクションの利点を活かして向こう合わせで食い込ませる釣り方のほうが合っていそう。
3号までの餌木を使用したデイエギングなら視認性の良いティップでアタリを捉えることができるし、グリップも短いので操作性も良いだろう。
5-10g前後のシンキングペンシルを用いたシーバスやメバル狙いのプラッギング、7g前後のルアーを用いたトップチヌ、5-10g程度のヘビーウェイトシンキングミノーやメタルジグを用いたメッキをはじめとする小型回遊魚狙いにも良いだろう。
昨年、18ブレイゾンを入手してエラディケーターを売却したが、18ブレイゾン 672LB-Vとはロッドの性格的に対照的だし、エラディケーター(EBFC-710LT-TZ)よりも取り回しが良く汎用性も高いので、今後も様々な場面で活躍してくれそう

価格的にも車載タックルとして気兼ねなく使えるし、1本常備しておけば何かと重宝するロッド

現在は2代目でショートレングスのモデルは廃盤なので、半額以上の処分価格が買い時だろう。
2月5日(火) 11:30~12:30 潮位:225cm~230cm 大潮:満潮12:06(235cm)
Rod:BeeCas 610ML
Reel:17 STEEZ A TW XH-SLPW + 1016 G1 SV Spool
Line:X-DYNE EXSENCE #0.8(11.9lb)
Leader:キャスライン エギングリーダーII #3
<参考>
※2019年3月16日「車載ロッドでの釣行」
※2019年11月5日「餌木でアコウを釣る」