2020年08月30日
【SLP WORKS】セルテート カスタムボディの分析
機能的にはゴールドタイプのほうがチタンリング仕様で軽量化されている。
SLP WORKSのスプール以外に、3000番と4000番のLTスプールには、スタジオオーシャンマーク製スプールも最近登場。
18イグジストと19セルテート用にはカスタムハンドルもラインナップ。
19セルテートのカスタムボディはボディ単体販売で税別34000円から。
今から10年以上前の非マグシールド時代にも、同じような販売形態があった。
当時は2500番手で29000円、3000番手で30000円だった。
2500番スプールは3種類所有しているので2500番ボディのカスタムを検討してみたけど、ボディとハンドル、ハンドルノブを入れると総額4万円超え

オークション等を利用してパーツだけ安く購入することもできるけど、3000番手の18イグジストのほうが軽量になるので悩ましいところ。
やはりアルミとマグネシウムのボディ素材の違いによる重量差は大きい。
8月末まで先行予約キャンペーンを開催中で、約2年有効なオーバーホールカードと、20名限定でオリジナルケースの獲得権が当たる。
セルテートカスタムボディのサイトには、「オリジナルケース」と書かれていたのでリールケースかと思っていたら、どうやらツールケースのようだ

空のツールケースが当たっても全く使えないので、ちょっと特典の魅力は半減

カスタムボディのセルテート本体には、スプールメタルにボールベアリングが追加され、ハンドル軸のBBはマグシールド仕様になるようだ。
マグシールドBB化は交換費用も高くなるので賛否が分かれるが、防水性能が向上することは間違いない。
スプールメタルにBBが追加されたことで、1BBが入ったSLPW EX LTスプールや2BB入りのハンドル+ノブと組み合わせることにより、総BB数は12個となり18イグジストと同じBB数となる。
ギアも一緒なので、組み立て精度やパーツの差、逆転レバーの有無を除けば、ボディ素材の違いぐらいしかスペック上では差がなくなる。
しかし19セルテートのカスタムボディを利用してスプール込みでフルカスタムする金額を考えると、18イグジストのセミオーダーのほうが豪華なリールバッグも付くし、ダブルハンドルやパワーライトノブも割引で装着できて軽量化が図られ、さらに初回オーバーホール無料や随時点検といったセミオーダー独自の特典も受けられる。
以上の諸点を考慮すると、すでに18イグジストや19セルテートに対応したスプールやハンドルを所有している人にとってはボディ単体で入手可能な選択肢ができ、使用リールのバリエーションを増やせるので、カスタムボディを利用するメリットは大きいと言える。
だがフルカスタムの金額を考えると、よほどデザインやカラーリング、セルテート自体にこだわりがある人以外は、イグジストのセミオーダーのほうが支出金額に対する満足感は得られるかも。
<参考>
※2020年10月11日「19セルテートカスタムボディと18イグジストセミオーダーの比較インプレ」
※2020年10月27日「台風後のイカ調査」
※2020年11月12日「セルテートカスタムボディ用ハンドル+ノブ」
※2022年10月13日「オーバーホールついでに小物類の補充」

スプール自重はあるが、LTスプールの純正品やSLP WORKS以外の社外品として2020年に登場。
高い防水性能とスプールリング形状の工夫により飛距離の向上が見込めるらしい。

4000番手のスプールもラインナップ。
ドラグの強さによって、タフドラグタイプとソフトドラグタイプの2種類がある。
カラーもブルーブラック、ロイヤルブルー、ワインレッドの3種類がある。

18イグジストと19セルテートの3000-4000番手用にはカスタムハンドルも登場。58mmと63mmがラインナップ。カラーはスプールと同じ3種類。
RCS マシンカットライトハンドル60mmとRCS パワーライトノブMのセットと比べても自重はそれほど変わらない。
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(0)
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