shinの釣行記

高知滞在2日目は、少し早めに仕事が片付いたので、前日に行けなかったバスに乗って浦戸湾の南部へ。事前にバス停と地形をチェックして、バス停を降りて徒歩でアプローチできるポイントへ。

最初のポイントでは反応がなかったので日没前に地磯周りの護岸に移動すると、これが当たりで初めての魚種がヒット
ハタ系の魚であることは間違いないけど、斑点の大きさから判断してチャイロマルハタか。ヤイトハタは瞳孔よりも斑点が小さいみたいだし、オオモンハタとは模様が明らかに異なる。

サイズは20cm台前半だけど、旅先でパックロッドを携行して自らの足でポイントを開拓し、ホームで釣れる魚種とは異なる魚が釣れたことが嬉しい
ライズアッパー2.2g#2/0に、瀬戸内キジハタ祭りでGetしたジャコバグ3.2インチの組み合わせでボトムバンプ中にヒット。

明るいうちはメタルジグをキャストしたりトップチヌ用プラグで探ってみたけど反応がなく、日没前に場所移動し、ジグヘッドとワームでスローに誘っているときにヒットした。その後も3回ほどバイトが続くがいずれもフッキングならず。重量感のあるバイトもあったので、30cm以上の良型が当たってきたのかもしれない。

ポイント的には浦戸湾内だけど地磯が近い護岸で手前に石積みがあり、その先がブレイクラインになっているポイント。
ちょうど愛媛で良型ロックフィッシュらしい魚を獲り逃がしたポイントに近い場所。
駐車スペースがないのでバス停から徒歩釣行でしか竿を出せないエリア。

宿に戻り、今回の出張で持参したロッドとリールを洗浄し、ベッドの上で乾燥させる。アゾレス81の初陣を飾れて良かった。8フィート台のレングスだけどダルさはなくシャープな使用感。リールは18イグジスト FC LT2500（160g）と組み合わせたけど、もう少し自重のあるリールのほうがバランスは取れるが、この組み合わせでも持ち重り感はほとんどない。

全体的にシャープだけどティップは柔軟で荷重変化が捉え易い。
ベリーからバットはシャッキリしていながら負荷に対して綺麗に曲がる。
プラグやフロート向けのロッドだが、10g前後のメタルジグの操作感も良好。
フロートを用いたサーフメバル釣行ではチヌ用ロッドを使用していたけど、釣趣としてはこのロッドのほうが楽しめそう。

前回のキビレや今回のチャイロマルハタのサイズなら余裕のやりとり。
トップチヌ用プラグやシンキングペンシルの操作感も良好なので、チヌやバチシーズンのシーバス狙いにも最適。
特にティップ部が柔軟で潮流の変化を捉えやすいので、シンキングペンシルやフロートでドリフトさせて繊細に誘うのに向いているロッド。
リップ付きで引き抵抗のあるプラグは前回使用していた6-7cm前後の小型ミノーなら問題ないが、バイブレーションの早巻きや抵抗の大きいシンキングミノーだとティップが入りすぎるので別のロッドを使用した方が操作性は良い。

キャストはレギュラーテーパーなのでしっかり荷重を乗せれば軽い力で気持ち良く飛んでくれる。
小口径多点ガイドなのでPEラインと組み合わせれば、RGガイドやストローガイドセッティングと同じように気持ち良くラインが放出される。

ジグヘッドの使用感は、今回のように2g以上のサイズに大きめのワームで潮の抵抗を受けながらドリフトさせるのがマイクロガイドの恩恵もあって荷重変化を捉えやすい。
もっと軽いジグヘッドを使用したり、ボトムワインドでキビキビ動かしたりする用途なら、アゾレス77のほうが向いているだろう。

2日目の釣行後も初日と同じチョンマゲでラーメンを食べようと思ったら、同じ時間帯だったけど休日で行列ができていたので断念。
ホテルにタックルバッグを置いて、味噌ラーメンのお店へ。
五衛門ラーメンの味噌ラーメン（800円）。北海道で食べた味噌ラーメンを思い起こさせる中太ちぢれ麺が美味しかった

この日のランチはBIOキッチンtuturuの日替わりセット。
バラエティに富んだ地産地消の野菜で構成されたオーガニックランチ。
玄米ご飯も味噌汁も、おかずも全て美味しかった。
今回の高知出張では、食事も釣りも楽しめて、仕事も無事に終わり充実した滞在だった

12月9日（土）　16：00～18：00　潮位：145cm～110cm　中潮：満潮15：22（149cm）

Rod：CANARIA AZORES81
Reel：18 EXIST FC LT2500S-CXH + LT2500S Spool
Line：Tx8 EGING #0.6（14lb）
Leader：シーガー #3.5

≪ヒットルアー≫
海太郎 ジャコバグ3.2インチ（イワガニ） + ライズアッパー2.2g#2/0

＜参考＞
※2023年12月10日「【Fin-ch】カナリア アゾレス81」
※2023年12月13日「高知・鏡川釣行」