2016年11月11日
ルナキアソニックのカスタム

ラインが出ているのを知りつつロッドを移動させようとしたら、出ていたラインを踏んでしまってティップに負荷が掛かり、パキッという乾いた音で破損

幸いティクトのティップカバーをしていたので、破損箇所はトップガイドを含めて数cmにも満たない長さにとどまった。
小学生の頃、一緒に餌釣りをしていた父親の堤防竿を折ったことはあったけど、大人になってルアー釣りを始めてから約10年目にして、初めてロッドを折ってしまった

2013年に購入して保証書の期限は切れているので売却を考えたけど、比較インプレ記事にも書いたようにバランスが良くお気に入りのロッドなので、自分でトップガイドを取り付けて使い続けることにした。時系列的にはインプレ記事のアップよりも破損が先にあったけど、実釣の感覚が鮮明なうちに、区切りとしてインプレを残した次第

実はこれは2個目のガイド。最初は先径1mmのロッドだったから、ギリギリのパイプ径のサイズを注文したら、小さすぎて売却。2回目の注文では、3.5mm口径のガイドの中で最もパイプ径が大きい1.5mmサイズを注文。
こうした小物でも送料無料で届けてくれるのは有り難い。
それでもKGトップガイド中、最もリング口径が小さい3.5mmを選んだ。
そのため、若干ブランクとパイプとの間に隙間が空いている

2液混合型のエポキシ樹脂系接着剤。
15gで500円以下。これもヨドバシから送料無料で入手。
ロッドビルディング系のサイトでは、スレッドを巻いた後、ウレタンでコーティングする方法もあるみたいだけど、今回はトップガイドでスレッドは巻かないし、エポキシ樹脂で固める方法をとった。
エポクリヤー自体に透明度があるので、ブランクとパイプの段差はエポキシ樹脂を盛って成形。
エポキシ樹脂は硬化時の気温や2液の配合具合で強度も変わってくるらしいので、実釣での強度やPEラインの捌き具合についてはこの時点ではわからないけど、とりあえず何とか形にはなった。
一方ルナキアソニックは、ベリー部にガイドが多く設置されており、ロッド全体の曲がりを活かせる設計になっている。
総ガイド数はヴィオレンテ8個、ルナキアソニック9個。破損によりティップ部の間隔が詰まったが、それでもヴィオレンテのほうが狭い。
今回の補修により、6フィート10インチのルナキアソニックが、6フィート9インチ程度になったけど、自分で手を入れたことでさらに愛着が増してきた感じ

ティップ径は若干太くなったので、軽量ジグヘッドの操作感が変わっているかも。
生まれ変わった新たなロッドを手にした感覚なので、晩秋から初冬にかけて、メバルや根魚の実釣でその変化を試してみたい。
<参考>
※2016年11月14日「実釣テスト」
※2020年5月9日「ブロンズィーXR(CBZS-69MLXR)のインプレ」