2016年02月21日
インスタグラムによる釣り情報の発信
今月は、忙しさから生じるストレスを物欲で発散させていたが、このブログも年末で10周年を迎えるし、仕事の合間に息抜きを兼ねて少し新しい試みを始めてみることにした。
その試みとは、Instagram(インスタグラム)を開設してブログと連動させるというもの
普段は夫婦とも5年以上前のいわゆるガラケーで過ごしているということもあり、TwitterやLINE、Facebookといったツールには関心を持たずに距離を置いて生活してきた。
しかし写真や動画が中心のInstagramなら、釣果や釣行場所、魚料理などの記録に適していそうだと思って、購入したけどほとんど使用機会がなかったタブレットを駆使し、開設してみた。
とはいえインスタグラムはスマートフォンからの操作を前提にしているため、パソコン上での投稿や編集が現時点ではできず、タブレットを持ち込んで釣り場で写真撮影をするのは大変だと思っていたところ、最近は無線LAN機能搭載のSDカードがあるようなので、これを活用することにした。
購入したのは、東芝のFlashairというSDHCカード。
専用アプリをタブレットにインストールして起動させ、デジカメを再生モードにしておくだけで、自動的にカードを認識し、カメラからタブレット(orスマホ)にファイルの移動ができる。
あとはタブレットからインスタグラムを起動して、写真を選んで投稿するだけ。
しかし口コミ情報を見ると、無線LAN機能搭載のSDカードのためか、デジカメのバッテリーの消耗が激しいとの評価もあった。
自身は試していないので真偽は不明だが、自分の場合はブログへの投稿はすべてパソコン上で操作をするので、従来のSDカードで撮影した写真データをまずパソコンに移し、パソコンを通じて必要な写真をFlashairに移動させてから、Flashairをデジカメに入れて再生モードにした後、専用アプリを起動してタブレットにデータをダウンロードさせている。
普段タッチ操作には慣れていないし、アイコンが示す意味も直感的に理解できなかったため、最初は投稿するだけでも一苦労だったが、ハッシュタグの仕組みを勉強して投稿数も揃ってきたので、ブログ上でアカウントとリンクを公開することにした
今のところ上記の方法で投稿を続けていますが、他に簡易なやり方があれば誰か教えてください。
タブレットから文字を打つのは面倒なので、投稿もパソコン上でできるようにしたい・・・
インスタグラムを始めたもう1つの理由は、海外への情報発信も意識したかったから。
このブログでもロッドやリールのタックル情報は型番で記録していて、日本語で書いたインプレ記事でも、特に海外展開に積極的なオリムピック製ロッドの記事をアップした後は、モデル名や型番を明記した問い合わせのメールがしばしばあって、これまでも個人の釣り師として回答してきた。
従来からグローバルに展開しているダイワやシマノ以外にも、近年愛用しているヤマガブランクスのロッドやオーシャンルーラーのクレイジグ/ガンガンジグのシリーズも、海外で販売・使用されている様子。
そこで、インスタグラムを通じて情報発信することで、日本のタックルの紹介と、日本の釣りや風景にも関心を持ってもらえるように、少し手間はかかるけど息抜きを兼ねて始めてみることにした。
インスタグラム経由による海外からのアクセス増加に対応するため、このブログでもサイドバーに設置しているメーカーリンク集を英字表記に変更し、使用したり所持している主要タックルメーカーを追加して充実させた
さらに今年に入ってから、Google Analyticを導入したのでアクセス状況を分析すると、
2/20時点で海外からのアクセスの上位は下記の通りとなった。
1. 米国(0.7%)
2. ロシア(0.16%)
3. ウクライナ(0.08%)
4. 韓国(0.07%)
5. フランス(0.05%)
5. 香港(0.05%)
7. タイ(0.04%)
8. 豪州(0.03%)
8. インドネシア(0.03%)
8. イスラエル(0.03%)
8. メキシコ(0.03%)
この後は0.02%でブルガリア、ベラルーシ、インド、モルドヴァ、シンガポール、台湾と続く。
98%以上は日本からのアクセスなので微々たる違いしかないが、Google Analyticを導入したのが今年の1月下旬、Instagramを始めてブログのURLとリンクさせたのが数日前ということを考慮すると、むしろこの短期間にもかかわらず、様々な国からアクセスがあったことに驚いた。
さらに面白いのは、米国は別として、意外にもアジア諸国が少なく、中・東欧を含めた欧州諸国からのアクセスが多いという傾向だ。
おそらく日本のタックルの主要輸出先が、比較的所得の高い欧州諸国に向けられているからかもしれない。
あるいは、フィリピンの釣りに対する考え方を記したブログを最近拝読したが、「趣味としての釣り」という考え方・文化・価値観の相違が影響しているのかもしれない。
無論、その背景には国民の所得水準の違いがあり、余暇に趣味として高性能な道具を用いて釣りを楽しむ余裕のある国民の数の差も影響しているだろう。
現在、釣具の輸出入にかかる関税がどの程度なのかは知らないが、個人的には、TPP協定発効後は、日本の釣具メーカーのタックルがTPP加盟諸国を席巻するのではないかと思っていて、Google Analyticを用いて海外からのアクセス状況を定期的に調査するのが楽しみでもある
話がかなり脱線したので、Instagramの話題に戻そう
インスタグラムというメディアの特性上、写真や動画なら言語の壁はないし、長文の説明がなくても理解しやすい。こちらも海外の釣り人の投稿を見ていると、日本メーカーのロッドやリール、ルアーが使われていて親近感を覚えるし、以前の豪州遠征の興奮が蘇ってきて、いつかまた海外で竿を出したくなってくる
SNSの類は、Maira COMMUNITYとエギ王 COMMUNITYに登録しているが、これらはブログにアップする前の釣果速報として使ったり、エリア毎の釣果情報を得るために活用していて、基本的に国内用途。
Instagramでは、国内だけでなく海外のアングラーに対しても、釣果やタックル、釣り風景や釣魚料理など、釣り関連の情報を発信する用途として使い分けていきたい。
基本的には従来と同様、このブログがベースであることには変わりありませんが、ブログの記事にするほどでもない写真をこっそりアップしていくかも
アカウントはshin1979_fishです。左記リンクを辿るか、プロフィール欄のアイコンをクリックするか、Instagram内でアカウントを検索してみてください。
現在は仕事の息抜きに過去のブログ記事から思い出の写真を投稿しながら、いろんな人の投稿も閲覧しているけど、普段ガラケーで生活していることもあり、閲覧頻度は低いため、フォローやいいね!のお返しはあまり熱心でないのでご理解ください
今年度はオーシャンルーラーにお世話になっていたので、金丸竜児さんを最初にフォローしてみたのだけど、どうやら2月15日をもってオーシャンルーラーを卒業されたらしい
昨年の四国フィッシングショーでトークを聞いて、楽しく話をされる印象だったのを覚えている。
今後については未定のようだけど、メディアへの露出の有無にかかわらず、どこに行っても釣りを楽しんでください
その試みとは、Instagram(インスタグラム)を開設してブログと連動させるというもの
普段は夫婦とも5年以上前のいわゆるガラケーで過ごしているということもあり、TwitterやLINE、Facebookといったツールには関心を持たずに距離を置いて生活してきた。
しかし写真や動画が中心のInstagramなら、釣果や釣行場所、魚料理などの記録に適していそうだと思って、購入したけどほとんど使用機会がなかったタブレットを駆使し、開設してみた。
とはいえインスタグラムはスマートフォンからの操作を前提にしているため、パソコン上での投稿や編集が現時点ではできず、タブレットを持ち込んで釣り場で写真撮影をするのは大変だと思っていたところ、最近は無線LAN機能搭載のSDカードがあるようなので、これを活用することにした。
購入したのは、東芝のFlashairというSDHCカード。
専用アプリをタブレットにインストールして起動させ、デジカメを再生モードにしておくだけで、自動的にカードを認識し、カメラからタブレット(orスマホ)にファイルの移動ができる。
あとはタブレットからインスタグラムを起動して、写真を選んで投稿するだけ。
しかし口コミ情報を見ると、無線LAN機能搭載のSDカードのためか、デジカメのバッテリーの消耗が激しいとの評価もあった。
自身は試していないので真偽は不明だが、自分の場合はブログへの投稿はすべてパソコン上で操作をするので、従来のSDカードで撮影した写真データをまずパソコンに移し、パソコンを通じて必要な写真をFlashairに移動させてから、Flashairをデジカメに入れて再生モードにした後、専用アプリを起動してタブレットにデータをダウンロードさせている。
普段タッチ操作には慣れていないし、アイコンが示す意味も直感的に理解できなかったため、最初は投稿するだけでも一苦労だったが、ハッシュタグの仕組みを勉強して投稿数も揃ってきたので、ブログ上でアカウントとリンクを公開することにした
今のところ上記の方法で投稿を続けていますが、他に簡易なやり方があれば誰か教えてください。
タブレットから文字を打つのは面倒なので、投稿もパソコン上でできるようにしたい・・・
*****
インスタグラムを始めたもう1つの理由は、海外への情報発信も意識したかったから。
このブログでもロッドやリールのタックル情報は型番で記録していて、日本語で書いたインプレ記事でも、特に海外展開に積極的なオリムピック製ロッドの記事をアップした後は、モデル名や型番を明記した問い合わせのメールがしばしばあって、これまでも個人の釣り師として回答してきた。
従来からグローバルに展開しているダイワやシマノ以外にも、近年愛用しているヤマガブランクスのロッドやオーシャンルーラーのクレイジグ/ガンガンジグのシリーズも、海外で販売・使用されている様子。
そこで、インスタグラムを通じて情報発信することで、日本のタックルの紹介と、日本の釣りや風景にも関心を持ってもらえるように、少し手間はかかるけど息抜きを兼ねて始めてみることにした。
インスタグラム経由による海外からのアクセス増加に対応するため、このブログでもサイドバーに設置しているメーカーリンク集を英字表記に変更し、使用したり所持している主要タックルメーカーを追加して充実させた
さらに今年に入ってから、Google Analyticを導入したのでアクセス状況を分析すると、
2/20時点で海外からのアクセスの上位は下記の通りとなった。
1. 米国(0.7%)
2. ロシア(0.16%)
3. ウクライナ(0.08%)
4. 韓国(0.07%)
5. フランス(0.05%)
5. 香港(0.05%)
7. タイ(0.04%)
8. 豪州(0.03%)
8. インドネシア(0.03%)
8. イスラエル(0.03%)
8. メキシコ(0.03%)
この後は0.02%でブルガリア、ベラルーシ、インド、モルドヴァ、シンガポール、台湾と続く。
98%以上は日本からのアクセスなので微々たる違いしかないが、Google Analyticを導入したのが今年の1月下旬、Instagramを始めてブログのURLとリンクさせたのが数日前ということを考慮すると、むしろこの短期間にもかかわらず、様々な国からアクセスがあったことに驚いた。
さらに面白いのは、米国は別として、意外にもアジア諸国が少なく、中・東欧を含めた欧州諸国からのアクセスが多いという傾向だ。
おそらく日本のタックルの主要輸出先が、比較的所得の高い欧州諸国に向けられているからかもしれない。
あるいは、フィリピンの釣りに対する考え方を記したブログを最近拝読したが、「趣味としての釣り」という考え方・文化・価値観の相違が影響しているのかもしれない。
無論、その背景には国民の所得水準の違いがあり、余暇に趣味として高性能な道具を用いて釣りを楽しむ余裕のある国民の数の差も影響しているだろう。
現在、釣具の輸出入にかかる関税がどの程度なのかは知らないが、個人的には、TPP協定発効後は、日本の釣具メーカーのタックルがTPP加盟諸国を席巻するのではないかと思っていて、Google Analyticを用いて海外からのアクセス状況を定期的に調査するのが楽しみでもある
*****
話がかなり脱線したので、Instagramの話題に戻そう
インスタグラムというメディアの特性上、写真や動画なら言語の壁はないし、長文の説明がなくても理解しやすい。こちらも海外の釣り人の投稿を見ていると、日本メーカーのロッドやリール、ルアーが使われていて親近感を覚えるし、以前の豪州遠征の興奮が蘇ってきて、いつかまた海外で竿を出したくなってくる
SNSの類は、Maira COMMUNITYとエギ王 COMMUNITYに登録しているが、これらはブログにアップする前の釣果速報として使ったり、エリア毎の釣果情報を得るために活用していて、基本的に国内用途。
Instagramでは、国内だけでなく海外のアングラーに対しても、釣果やタックル、釣り風景や釣魚料理など、釣り関連の情報を発信する用途として使い分けていきたい。
基本的には従来と同様、このブログがベースであることには変わりありませんが、ブログの記事にするほどでもない写真をこっそりアップしていくかも
アカウントはshin1979_fishです。左記リンクを辿るか、プロフィール欄のアイコンをクリックするか、Instagram内でアカウントを検索してみてください。
現在は仕事の息抜きに過去のブログ記事から思い出の写真を投稿しながら、いろんな人の投稿も閲覧しているけど、普段ガラケーで生活していることもあり、閲覧頻度は低いため、フォローやいいね!のお返しはあまり熱心でないのでご理解ください
今年度はオーシャンルーラーにお世話になっていたので、金丸竜児さんを最初にフォローしてみたのだけど、どうやら2月15日をもってオーシャンルーラーを卒業されたらしい
昨年の四国フィッシングショーでトークを聞いて、楽しく話をされる印象だったのを覚えている。
今後については未定のようだけど、メディアへの露出の有無にかかわらず、どこに行っても釣りを楽しんでください
東芝 FlashAir 8GB | 店によって販売価格に差があるが、8GBで2000円台が最安か。 |
同じ用途でEyefi MobiというSDカードもある。 |
この記事へのコメント
釣り人口は日本よりアメリカの方が多そうですが、島国である日本には様々なジャンルの釣りが存在するので、日本ブランドの技術力は発展しているのでしょうね。
外国人が自国の道具より日本の道具に注目する理由が分かる気がします。
shinさんの釣りブログはタックルの特長をわかりやすく説明していると思うので、情報を共有したい人にはありがたいと思います。これからは世界に発信するグローバルなステージに突入ですね(^^)
外国人が自国の道具より日本の道具に注目する理由が分かる気がします。
shinさんの釣りブログはタックルの特長をわかりやすく説明していると思うので、情報を共有したい人にはありがたいと思います。これからは世界に発信するグローバルなステージに突入ですね(^^)
Posted by tomoya at 2016年02月21日 06:13
《tomoyaさん》
嬉しいお言葉をありがとうございます(笑)
インプレというのは主観を排除できないので話半分に受け止めるのが大事ですが、最近は経験を重ねるにつれてタックルも増えてきたので、類似の製品との比較インプレを試みて、できるだけ相対化するようにしています。
タックルの細分化は日本ならではかもしれませんね。
国内市場が頭打ちの現状では、中小規模のメーカーでも海外市場を開拓しないと生き残るのは難しいと思いますので、個人レベルでの情報発信によりわずかでも貢献して、我々自身にとっても優れた製品の恩恵を受けられるようになればと考えています。
インスタグラムで海外の釣り人の釣果写真を眺めるのも、結構楽しいですよ(笑)
嬉しいお言葉をありがとうございます(笑)
インプレというのは主観を排除できないので話半分に受け止めるのが大事ですが、最近は経験を重ねるにつれてタックルも増えてきたので、類似の製品との比較インプレを試みて、できるだけ相対化するようにしています。
タックルの細分化は日本ならではかもしれませんね。
国内市場が頭打ちの現状では、中小規模のメーカーでも海外市場を開拓しないと生き残るのは難しいと思いますので、個人レベルでの情報発信によりわずかでも貢献して、我々自身にとっても優れた製品の恩恵を受けられるようになればと考えています。
インスタグラムで海外の釣り人の釣果写真を眺めるのも、結構楽しいですよ(笑)
Posted by shin1979 at 2016年02月21日 07:19