2011年02月13日
豪州遠征(3・完)
豪州遠征記も散策編(1)、(2)と続いて、今回の釣行編でついに完結。
今回は完全なプライベート旅行だったので、パックロッドを持参して初の海外遠征を敢行
持参したのは、ポータブルロッドケースを購入してからめっきり出番が少なくなったベイライナーSB。少し前にモデルチェンジしてKガイド仕様になり、グリップもEVAに変更された。
豪州は入国時の物品検査が厳しいとのことだったので、釣具を没収されないようにすべて詳細に申告したら、ほとんどフリーパスで入国できた。そのおかげで、友人の土産に持参した日本の食品も持ち込めてラッキー
豪州での初釣行は、(1)で触れたように1/3の早朝のこと。
友人の結婚式に出席する前に、軽くロッドを一振りする
写真は同行の友人に撮影してもらった。
ポイントは、ホテルからまっすぐ海に向かったGold CoastのBroad Beachの辺り。ジグヘッドでキャストしてみたが、着水ポイントの先から波が崩れているような遠浅のビーチなので、全く釣れる気がしない
サーファーを避けるため、離岸流のある遊泳禁止箇所でキャストするが、遠投しようと水際に行くのは危険だし、後ろは人通りがあるし、どうも落ち着かない
大きな波に向かってキャストすること自体は爽快だったけど、釣りにならなかったので場所移動
続いてやってきたのは、こんな感じのトコロ。
写真で見るとなかなか良さそうな雰囲気だけど・・・
宿泊先のホテル前を流れている川だった
時折小魚の姿は見えるものの、ルアーを追うような魚影はない
一通りキャストして満足したので、ホテルに戻って朝食にする。
魚信はなかったけど、海外初キャストだったし、早朝の良い運動になった
この日は昼に結婚式、午後にゴルフ、翌4日はSurfers Paradiseを一日散策、5日はSydneyに移動し、午前はFish Market見学、午後にようやく次の釣行へと繰り出す
1/5午前中のSydney Fish Marketの見学で、たくさんの魚を見て釣行意欲が湧いてきたので、いったんホテルに戻って釣行準備を整える。
Sydneyでは、湾内の船着場を覗くとこんな感じで魚の群れを確認
おそらくキビレ(Yellowfin Bream)の群れだろう。
しかしSydneyの街中で釣るのは東京の都心で竿を出すようなものなので、どうせなら自然豊かな場所で釣ろうと、30分ほどフェリーに乗ってManlyに行くことにした。
ロッドケースを背負いながらタックルを入れたロデオを肩から提げて(上の写真とほぼ同じ格好)、Central駅付近のホテルからCircular Quay付近のフェリー乗り場まで、Sydney中心部を歩く東洋人の姿は、かなり浮いていたに違いない
Circular Quayから30分ほどの船旅で、Manlyに到着
しかし、写真のとおり、人!人!人!
当然フェリーも満員状態
30分も船に乗れば、人が少なくて自然豊かなポイントが待っているだろうと予想していたが、全くの見当違い
どうやらManlyは、Sydney中心部から手軽に行けるリゾート地として栄えているようだった
しかし、せっかく船に乗ってここまで来たので、このまま帰るわけにはいかない。

港から出て真っ直ぐ進み、メインとなるビーチにとりあえず向かう。しかしこんな感じで、とても釣りができる状態ではなかったので、港の横のビーチに沿って、
少し散策をしてみる。
左奥に見える建物が港(フェリー乗り場)
この辺りは海水浴客は少ないが、後ろが通り道になっているので、のんびり釣りができそうな雰囲気ではない


住宅街を抜けて岬の突端に小さな公園を発見
Manly Peace Parkと書いてある。
どうやらこの辺りはペンギンの保護区のようで、犬や猫を連れてくることが禁止されているらしい。
当然そのような保護区では釣りも許されるわけがない。
岬から写真だけ撮って、再び来た道を戻る
さっきは港から出て右側に歩いて行ったので、今度は逆の左側を海沿いに散策。
Oceanworld Manlyという水族館の横を通って、遊歩道が整備されたEsplanade Parkという公園内を通る。
途中の岩場にペンギン?らしき生き物を発見
普通の鳥かもしれないけれど、体型や羽の形状がペンギンにも見える。
Esplanade Park一帯も釣り禁止の看板が出ていて罰金の表示があったので、竿を出すポイントが見つからない
せっかくここまで来たのに一度もキャストせずに帰るのは悔しいので、公園の外れまで行き、禁止看板がなくて人目のつかない入り江でこっそり竿を出すことにした



竿を出したポイント周辺。
岩場周りのシャローエリア。
海中はウィードが生い茂っていて、頻繁に引っかかってくる

ついに初ヒット!
しかもマダイ(Snapper)
と、言いたいところだが、マダイはこの2人組の釣果
実は上のポイントでキャストを繰り返すも、釣れる気配がなかったので諦めて納竿とし、帰り道に2人組がちょうど釣りを始めるところだったので、後ろで見ていた時に釣り上げたモノ。彼らは大胆にもEsplanade Park内で竿を出していた
写真は快く撮らせてもらったが、英語ではなく東南アジア系の言語で話していたので、おそらく旅行者かと思われる。釣り方は、魚の切り身をエサにしたブッコミ釣り。この後さらにGarfishもヒットさせ、マダイと同様、リリースしていた。
その後、自分はカフェで休憩
歩き疲れた体には甘い物が最高
カフェから港の辺りを撮影。
Circular Quay行きのフェリーが入港してきた。

その後、Manlyを離れ、Circular Quayに戻る。
フェリーから見たManlyの風景。
海と陸の境界にある緑が、Esplanade Park。
Circular Quayに到着後、再びタックル一式を背負ってシドニー中心部を歩き、ホテルに戻る
豪州遠征で使用したタックルを洗って乾かしている写真
結局、今回の豪州遠征では釣果ナシに終わる
まあ2011年の初釣りで、初の海外遠征という点で、キャストができただけで満足としたい。
想定では、日本でいうメッキ類がシャローエリアでたくさん釣れることを期待していたが、そのような魚影はなく、予想以上に自然保護区の設定が多くてポイント選択に失敗したのが全てだった
なお、SydneyのあるNew South Wales州では、レジャーフィッシングにはライセンスが必要なので、旅行者は注意されたい。一応事前に確認していて、Recreational Fishing Licence Feeを払っていたのに、釣果が伴わず残念
上記のリンク先から、オンラインで決済が可能。レシートを印刷して持参すればOK(現地では一度も確認されたことはなかったけど)。料金は、一番安いのが6AUDで3日間有効。
最後に、豪州の釣り雑誌の表紙を紹介
Gold Coast空港内の本屋の釣り雑誌コーナーを撮影したもの。
こうしてみると、やはりこっちではボートに乗った沖釣りが主流なのかも。
自分は陸から手軽に狙う釣り方が好きなので、写真右下の本が気になる。
狙える魚は、(2)で紹介したように、日本と同じような魚種のようだ。
1月3日(月) 7:00~9:00
1月5日(水) 12:00~13:30
Rod:Bay Liner SB BL-76LP/SB
Reel:Sephia CI4 C3000SDH
Line:ラピノヴァ ダブルエックス シーバス 0.8号(14lb)
Leader:パワード 3号
今回は完全なプライベート旅行だったので、パックロッドを持参して初の海外遠征を敢行

持参したのは、ポータブルロッドケースを購入してからめっきり出番が少なくなったベイライナーSB。少し前にモデルチェンジしてKガイド仕様になり、グリップもEVAに変更された。
豪州は入国時の物品検査が厳しいとのことだったので、釣具を没収されないようにすべて詳細に申告したら、ほとんどフリーパスで入国できた。そのおかげで、友人の土産に持参した日本の食品も持ち込めてラッキー

豪州での初釣行は、(1)で触れたように1/3の早朝のこと。
友人の結婚式に出席する前に、軽くロッドを一振りする

写真は同行の友人に撮影してもらった。


大きな波に向かってキャストすること自体は爽快だったけど、釣りにならなかったので場所移動

写真で見るとなかなか良さそうな雰囲気だけど・・・

時折小魚の姿は見えるものの、ルアーを追うような魚影はない

一通りキャストして満足したので、ホテルに戻って朝食にする。
魚信はなかったけど、海外初キャストだったし、早朝の良い運動になった

この日は昼に結婚式、午後にゴルフ、翌4日はSurfers Paradiseを一日散策、5日はSydneyに移動し、午前はFish Market見学、午後にようやく次の釣行へと繰り出す

1/5午前中のSydney Fish Marketの見学で、たくさんの魚を見て釣行意欲が湧いてきたので、いったんホテルに戻って釣行準備を整える。

おそらくキビレ(Yellowfin Bream)の群れだろう。
しかしSydneyの街中で釣るのは東京の都心で竿を出すようなものなので、どうせなら自然豊かな場所で釣ろうと、30分ほどフェリーに乗ってManlyに行くことにした。
ロッドケースを背負いながらタックルを入れたロデオを肩から提げて(上の写真とほぼ同じ格好)、Central駅付近のホテルからCircular Quay付近のフェリー乗り場まで、Sydney中心部を歩く東洋人の姿は、かなり浮いていたに違いない


しかし、写真のとおり、人!人!人!


30分も船に乗れば、人が少なくて自然豊かなポイントが待っているだろうと予想していたが、全くの見当違い


しかし、せっかく船に乗ってここまで来たので、このまま帰るわけにはいかない。
少し散策をしてみる。

この辺りは海水浴客は少ないが、後ろが通り道になっているので、のんびり釣りができそうな雰囲気ではない


Manly Peace Parkと書いてある。
どうやらこの辺りはペンギンの保護区のようで、犬や猫を連れてくることが禁止されているらしい。
当然そのような保護区では釣りも許されるわけがない。
岬から写真だけ撮って、再び来た道を戻る

さっきは港から出て右側に歩いて行ったので、今度は逆の左側を海沿いに散策。
途中の岩場にペンギン?らしき生き物を発見

普通の鳥かもしれないけれど、体型や羽の形状がペンギンにも見える。
Esplanade Park一帯も釣り禁止の看板が出ていて罰金の表示があったので、竿を出すポイントが見つからない


竿を出したポイント周辺。
岩場周りのシャローエリア。

ついに初ヒット!



実は上のポイントでキャストを繰り返すも、釣れる気配がなかったので諦めて納竿とし、帰り道に2人組がちょうど釣りを始めるところだったので、後ろで見ていた時に釣り上げたモノ。彼らは大胆にもEsplanade Park内で竿を出していた

写真は快く撮らせてもらったが、英語ではなく東南アジア系の言語で話していたので、おそらく旅行者かと思われる。釣り方は、魚の切り身をエサにしたブッコミ釣り。この後さらにGarfishもヒットさせ、マダイと同様、リリースしていた。


Circular Quay行きのフェリーが入港してきた。
フェリーから見たManlyの風景。
海と陸の境界にある緑が、Esplanade Park。

豪州遠征で使用したタックルを洗って乾かしている写真

結局、今回の豪州遠征では釣果ナシに終わる

想定では、日本でいうメッキ類がシャローエリアでたくさん釣れることを期待していたが、そのような魚影はなく、予想以上に自然保護区の設定が多くてポイント選択に失敗したのが全てだった

なお、SydneyのあるNew South Wales州では、レジャーフィッシングにはライセンスが必要なので、旅行者は注意されたい。一応事前に確認していて、Recreational Fishing Licence Feeを払っていたのに、釣果が伴わず残念

上記のリンク先から、オンラインで決済が可能。レシートを印刷して持参すればOK(現地では一度も確認されたことはなかったけど)。料金は、一番安いのが6AUDで3日間有効。

Gold Coast空港内の本屋の釣り雑誌コーナーを撮影したもの。
こうしてみると、やはりこっちではボートに乗った沖釣りが主流なのかも。
自分は陸から手軽に狙う釣り方が好きなので、写真右下の本が気になる。
狙える魚は、(2)で紹介したように、日本と同じような魚種のようだ。
1月3日(月) 7:00~9:00
1月5日(水) 12:00~13:30
Rod:Bay Liner SB BL-76LP/SB
Reel:Sephia CI4 C3000SDH
Line:ラピノヴァ ダブルエックス シーバス 0.8号(14lb)
Leader:パワード 3号
Posted by shin1979 at 05:17│Comments(0)
│釣行記