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2011年07月08日

ブルーカレント(Blue Current 68)のインプレ

最近忙しくて釣行の余裕がないので、タックルインプレで久々に更新汗

昨年末に購入して以来、すっかり高松でのライトゲームのメインロッドとして定着したブルーカレント68について、かなり実釣を重ねてきたのでそろそろインプレを行いたいニコニコ


基本スペックは以下のとおり。
●Length:6.8ft.
●標準自重:67g
●Line:PE0.4~0.6
●Lure:1~6g
●継数:2本
●カーボン含有率:91%
●KシリーズステンレスフレームSiCガイド

<商品コンセプト>(ヤマガブランクスウェブサイトより抜粋)
「軽量ジグヘッドやリグをスムーズにキャストする事ができる絶妙なロッドバランスと、僅かな当たりを逃さず感じ取る繊細なティップを兼ね備えたモデルです。 繊細なティップとは裏腹に強靭なバットパワーを有し(全機種共通)、不意の大物にも臆することなく、余裕を持ってファイトする事ができます。」

これまでの自分のライトゲームロッドの変遷を振り返ると、大体以下のような感じになる。
1.ルアー釣りを始めた当初は、雑誌等でメバルロッドの特性を学び、掛けて獲るのに優れたチューブラーティップに惹かれたので、大は小を兼ねると思い、8.8ft.のデクスター(DXTS-TBX88)購入。同時に本ブログを立ち上げて、釣行記録とインプレ記事を残し始める。

2.中勢地区のメバルのレギュラーサイズ(15cm前後)にデクスターは強すぎるし、8.8ft.の長さは漁港で使用するには取り回しが悪いので、遊び用のサブロッドとしてGREAT 鱒レンジャー購入。当時はナイロンラインを使用していたので問題なかったが、鱒レンジャーで狙える釣り場が工事のため釣果が伴わなくなる(足場が高く遠投が必要な場所では限界)。しかも、時折ヒットする根魚にも対応が難しい。

3.根魚にもメバルにも使えるよう、ウルトラライトクラスのバスロッドを物色。その結果、ホーネットスティンガー(HSS-642UL)が価格的にも手頃だったので購入。同じアブ社製のカーディナル301MSとの相性は抜群であるが、適合ルアーウェイトが3.5gまでのため、飛ばしウキを用いた釣りは難しい。それでも流石バスロッド、ULクラスとはいえバットパワーがあるので根魚の突っ込みにも耐えられて、ティップは適度に柔らかいのでメバル狙いにも対応できる。適合ウェイト内でのジグヘッドのキャストや落とし込む釣りには重宝するので、現在では車載タックルという位置づけに。

4.ホーネットスティンガーよりも適合ウェイトに幅があり、6ft.台の取り回しの良さがあるライトゲームロッドを物色していて、廃盤になってしまったチータ66Lに惹かれるが、中古を探してもなかなか現物に出会えない日が続く。そんなとき、東京出張時に立ち寄った釣具屋で新品が置いてあったので、思わず衝動買い。送料無料だったので実家に送ってもらうことに。チータ66Lは10gまでの適合ルアーウェイトのため、飛ばしウキやメタルジグ、プラグでの攻略にも適していて、メバルや根魚はもちろん、メッキ狙いのトゥイッチも非常にやり易い。1ft.長いチータ76MLも、シーバスやバス釣行で活躍してくれたロッドで、現在では両方のロッドは実家に残しておいて、帰省時のメインロッドという位置づけに。この二つのロッドは、軽量感も同時期に出た他社のロッドを凌駕している(66Lが77g、76MLが107g)。

5.ライトゲームロッドとしては軽量かつ取り回しの良さを重視するようになるが、次第にライトゲームでもPEラインをメインで使用するようになり、チータ66Lのガイドセッティングでは糸絡みが頻発するようになる。そこでLDBガイドか最新のKガイド仕様モデルを買おうか悩むが、市場はKガイド仕様のロッドが席巻しつつある状況。そこでコルクグリップ好きということもあり、ホーネットスティンガーの後継、ホーネットキラービー(HKS-6102L)のスペックに惹かれ、店頭でも散々振って悩むが、チータ66Lと比べて重量がネックになり、購入を決意するまでには至らず。。。そんなとき、偶然店頭で見つけたブルーカレントを手に取り、求めているフィーリングに近かったので、最も取り回しの良い6.8ft.のモデルを高松の釣具屋で購入するに至る。

前置きが長くなったけれども、現在では軽量かつ取り回しの良いブルーカレント68をライトゲームのメインロッドに、足場の高い場所や岩礁帯・サーフなどで遠投が必要な場所や飛ばしウキを用いた釣りではデクスターを使い分けるようになった。

ブルーカレント68の適合ウェイトは1-6g。
最近の張りが強くて10g前後まで扱えるロッドと比べると少々心許ないが、実際のライトゲームでは1g以下から2g前後のジグヘッドを多用するし、5g前後のキャストアシストやハードルアーも扱えるので、実用上は問題ない。
むしろ短いレングスの利点を最大限活かし、障害物周りのピンポイント攻略や、ショートバイトを感じて積極的に掛けにいける楽しみがあるロッドといえる。
飛距離もPEラインを使えば1g程度のジグヘッドでも20m以上は出るので、足場が高いポイントを除いてロングロッドの出番はほとんどなくなってしまった。

魚を掛けてからは、以前にシーバスとやりとりした実績もあるので、バットパワーは問題なし。
メバル狙いであれば、10cm前後でも引きは楽しめるし、20cm前後の数釣りには最適。
根魚については、20cm前後のカサゴであれば抜き上げも可能だろうが、30cmオーバーのアコウやタケノコメバルになってくると、しっかりとした根魚用ロッドかバスロッドのほうが無難。
どちらかといえば、アジやカマス、メッキ等、回遊魚を中心としたライトゲームのほうがロッドの特性は活かせるだろう。

Kガイドの使用感は、糸絡みが皆無というわけではないが、チータ66Lよりは確実に糸絡みは減っている。LDBガイドのデクスターよりは少し糸絡みが多いものの、キャストフィールや飛距離はKガイドのほうに分があるという印象。
普段ライトゲームで使用しているメバリンがかなりしなやかなPEラインということを考慮すれば、十分及第点に達しているだろう。
メッキ狙いのトゥイッチやハードルアーの使用感については、シーズンインしてからあらためてインプレを行いたい。

写真はリールシートからグリップエンドまでの長さを参考までに計測。
チータ66Lと比べるとグリップエンドは長いものの、キャストのし易さはこちらのほうが優れている。
写真ではセフィアCI4 C3000SDH(200g)を装着しているが、普段はレアニウムCI4 1000S(170g)を合わせている。レアニウムにはリールスタンドを付けているので実際は約176gだが、それでも総重量は250g以下のタックル構成になる。
レアニウムとの組み合わせは全体のバランスが非常に良く、キャストフィールと取り回しの良さに加え、軽量ジグヘッドのスローリトリーブにおいてもタックル全体の軽快感に由来する高感度特性を活かして、積極的に掛けにいける特徴を持つ。

実売価格1万円台後半のロッドだが、実際に使用してみてライトゲームのメインロッドとして全く不満はないので、2-3万円以上のロッドに引けをとらないコストパフォーマンスの高さも魅力的。

昨年末から今年の春にかけてはメバル狙いで主に使用したので、早くメッキのシーズンインが待ち遠しいテヘッ  


Posted by shin1979 at 02:55Comments(2)タックル