shinの釣行記

『釣り画報』が45年間の歴史に幕を閉じるので、最後に記念購入。
釣り雑誌は餌釣り時代に毎月買っていたけど、ルアー釣りに転向する頃は立ち読みで済ませ、購入したのはタックルケースやロッドベルト、ネックウォーマー等の実用的な付録の号だけで、それ以外は『SWゲームフィッシングマガジン』や『SALTWATER』の最終号を記念購入していたぐらい

同誌は香川に来たばかりの10年以上前に存在を知り、中国四国地方の釣り物や釣り場の情報を知るためによくお世話になったが、インターネットを介した情報交換が主流になり、歴史のある釣り専門誌もこの流れに抗しきれなかったようだ。

空撮 波止ガイドシリーズを購入したこともあったけど、ポイントガイド専門誌や他の釣り雑誌と比較しても『釣り画報』の最新釣果情報は具体的で、海底の地形や水深なども記載されており、内容の正否はともかくとして釣り人が知りたい情報をしっかり載せてくれる硬派でありながら初心者向けの解説記事も丁寧で、良心的な雑誌という印象。
冒頭に連載されている釣りとは無関係な社会派ネタのエッセイや政界よもやま話なども、立ち読みではよく読ませてもらった。

自分のように立ち読みで済ませるアングラーが多いことも休刊に至った一因と思われる。
近い将来デジタル版として復活する可能性も残しているようなので、復刊への期待と今までの御礼の意味合いを込めて記念購入

姉妹誌の『Boat Fishing』も9月10日発売の10月号で休刊のようだ。