shinの釣行記

ちょうど1カ月前の7月31日に、モーリス社のサイトでVARIVAS アングラーズクラブの会員サイトが開設された。

2016年のフィッシングショーから会員募集をしていて、大阪フィッシングショーに参加して入会するつもりだったけど断念せざるを得ない事情があり、翌年に参加したときは募集の案内がなかったので、どうなったのか気にはなっていた。

その後、2018年夏に会員サイトが開設されたのを機に、入会してみた。
サイトの構成は至ってシンプル。
まだ開設されたばかりとはいえ、実質的な内容は後述するライントライアルサービスとメールマガジンのみ。


Q&Aの項目で、「バリバスアングラーズクラブとは何ですか？ どんなサービスが受けられますか？」という質問に対する回答が以下の内容。
「バリバスアングラーズクラブ（以下VAC）は、モーリス製品ユーザーのためのファンクラブです。
無料でご登録いただくことで、ライントライアルサービスやメールマガジンの配信を受けられるようになります。その他にも、不定期で試供品や魚種別カタログの送付、イベントの開催等を企画しております。
イベント等のご案内がある場合は、メールやメールマガジンで配信いたしますので、よく使うメールアドレスでの登録をお勧めします。」

会員向けサービスの目玉といえるライントライアルサービスを紹介。
一言でいえば、VARIVAS製ラインを1年度に1回限り交換可能というもの。
ただし交換可能製品は、現行の取り扱い製品に限定され、さらに使用中の製品の金額と同等かそれ以下の製品に限られる。


サービス利用時の注意事項として、まず代替品の発送日から1カ月以内に使用中の製品を返送し、製品の規格（号数・糸巻き量）が分かる状態で返送する必要があり、バーコードシールなど規格表記があるものを同送せよとのこと。

メンバー登録用サイト上では、「お使いのVARIVASラインを『別のラインに換えたい』という場合に年間1回、無料で代替品をお試しいただくことが可能です。※同等以上の金額になる製品はお選びいただけません。」という記載のみだったので、年1回VARIVASの様々なラインを試すことができるのかと思っていたけど、入会後に上記写真で示した専用サイトの説明を読むと、どうやら使用中の製品との交換が前提のようなので、少し期待外れだった

実際にはさらに厳しい条件設定があり、製品の釣行回数が3回以内であることと、製品の糸巻き量が50%以上残っていることが条件となっており、気軽にいろんなラインを試せるというものではなく、自身が1度購入した製品に不満や不具合があれば、早い段階で別の製品に交換できるというサービスでしかない。

それでも他のラインメーカーだったら不満があっても渋々使い続けるか、別のラインを購入して巻き替えるかしかないので、交換可能を前面に打ち出すというのは画期的なサービスなんだろうけど、期待が大きかった分、想定していたほどのメリットは感じられず、今後も利用機会があるのか微妙なサービスとなっている

メールマガジンのほうは、新製品情報以外に読者限定プレゼントやロッドビルダー安達氏のコラムがあり、コラムだけでも一読の価値はある内容。
2016年7月から毎月配信されていたものの、2018年4月号で途絶えている
会員サイトが開設されたのが2018年7月31日で、それから会員数が増加したはずなのに、その後は一切メールマガジンが配信されていないという開店休業状態

もともと会員登録は無料なので、充実したサービスを求めてはいけないのかもしれないけど、早くも今後の行く末に不安が募る船出となっている

＜参考＞
※2019年8月30日「VARIVAS アングラーズクラブからのプレゼント」
※2020年2月26日「VARIVAS 2020 ソルトウォーターカタログ」
※2020年6月15日「VARIVASマスク」