shinの釣行記

台風の影響で沖縄滞在が延びたため、辺野古にある普天間基地の移設予定地まで足を運んだ。
宿泊先が普天間基地のある宜野湾市だったので、基地移設の距離感を体感するのも目的

沖縄本島に与えた台風の爪痕は記事にしたが、倒木だけでなく各地で停電しており、信号が機能していなかったり、スーパーも一部のコンビニを除いてほぼ休業状態

ここまで閉店しているとは思わなかったので食料を持参せず空腹だったが、開いているコンビニではパンやおにぎり類が完売状態だったので、お菓子とウイダーinゼリーで腹を満たす。

一般道でだいたい1時間30分から2時間ぐらい北部に向かって走る。
沖縄市、うるま市、金武町、宜野座村を通り、ようやく名護市の辺野古へ到達。

辺野古漁港を訪れて、米海兵隊キャンプ・シュワブと、埋め立てエリアを臨む。
写真ではわかりにくいが2枚目の写真の沖合に、埋め立てのための護岸の姿が写る。


釣り師としてはポイントもチェック。台風の後で浅瀬は濁っていたが、漁港内は水深があり綺麗な水色。
だが釣り禁止の看板があったので竿は出さずポイントチェックのみ。
スロープ周りにメッキらしき小魚が群れていた

キャンプ・シュワブを超えて汀間漁港まで行ってみると、港内の小突堤で釣り人を発見。
漁港の奥の方は釣り禁止の看板があったので、そのまま折り返して戻る。

下の写真は、キャンプ・シュワブを横切る国道329号線から撮影。

この少し先にゲートがあり、警備兵と反対派がにらみ合うスポットがある。
しかし現在は、県による埋め立て承認の撤回のため工事は一時中断中。
それが原因か、前日の台風の影響か、あるいは知事選挙のためか、ゲート付近は警備兵のみで反対派は皆無。
反対派が留まっていた小屋やベンチが台風で半壊状態で残されていた。

帰りもまだ信号は停止していたが、大通りを通れば信号に引っかからず戻ることができた。
沖縄は北部に行くほど山間部で自然環境豊かな釣り場が多い印象。
漁港は意外にも釣り禁止が多い印象を受けた。
釣り人のマナーの悪さも原因だろうが、沖縄という土地柄だけあって、漁業者の声が強いのだろうか。釣行記は別記事でアップしたい。

今回は日曜日に街中をドライブしたが、想像以上に休日はたくさんの米兵が基地周辺を外出するようだ。
米兵向けの店も多くあり、前回の観光中心の滞在では見られなかった沖縄の日常を垣間見た。

本記事執筆時点（30日21時30分頃）で、早々に知事選の当確が出た。
その後、同日行われた宜野湾市長選の結果も出た。
知事選は前宜野湾市長が落選したが、宜野湾市長選では前市長側の候補が当選した。
これで沖縄県知事と、普天間基地を抱える宜野湾市長の政策が乖離する結果に
辺野古沖の工事への影響と普天間基地の返還・移設がどうなるのか、今後も注視していきたい。

今回はほぼ1週間の沖縄滞在となったが、知事選と重なったこともあり、琉球新報と沖縄タイムスを毎日熟読したおかげで沖縄の現状を少しは理解できた。
沖縄での台風を体験できたのも良い思い出

＜参考＞
※2018年10月2日「沖縄の食レポ」
※2018年10月3日「沖縄釣行記」