2016年09月08日
つりマジ!とマジ☆部に思う
今日は釣行記やタックルネタ以外の話。
リクルート社の提供で、つりマジ!というサイトが開設されている。
詳細は下記画像をクリック。

アプリをダウンロードしてリクルートIDを登録することにより、19-22歳の若者を対象に、釣り堀や釣り船が無料で利用できるものらしい。
ただし、利用できる回数や施設に制限があり、2015年7月に始まったばかりということもあって、利用可能施設はまだまだ少ない。
提供側の意図としては、関係者向けページに記載されているように、若年層に釣りを体験させて、中長期的に釣り参加率を向上させ、釣り関連市場を活性化させることが狙いらしい。
釣り業界だけではなく、リクルート社はマジ☆部という企画の一環として、お湯マジ!やJマジ!を通じて温泉やJリーグ観戦が無料になる仕組みを構築したようだ。
20歳前後の若者を対象にしている点は共通しており、アプリを利用した現代的なシステム。
とはいえタダほど怖いものはないという言葉もあるように、ガラケー愛用者でネットはPCが必須と思っている30代後半のオジサン世代の感想としては、アプリを通じてリクルートに個人情報を渡すのと引き替えに無料サービスを享受する仕組みに、いくらタダでも利用には勇気が要るなあというのが正直なところ。
ダイワヤングフィッシングクラブ(D.Y.F.C)のように、釣り業界内であれば会員登録にも抵抗はないけど、マジ☆部の提供元はリクルート社なので、いろんな分野に情報が活用されそうで怖い。
若年層への釣り体験の提供による将来の市場開拓という目的も、ジャンルを問わず小中学生時代に釣りの基礎を身に付けていれば、しばらく釣りから離れていても大人になって戻ってきて市場に貢献することも可能なので、学生世代をピンポイントにターゲットにしているこのシステムは、なおさら情報収集という目的が透けてみえるような気がしてならない。
まあFacebookやTwitterで実名発信していたり、各種アカウントと紐付けされていろんなサービスを享受している現代の若者には、こうした懸念など些末な問題なのかもしれない。
都会で生まれ育った学生で、釣り体験に乏しい世代に対して釣りの世界に誘う仕組みの存在は、釣り業界にとっても喜ばしい試みかもしれない。
翻って自分の学生時代を思い返すと、三重の田舎を出て東京と大阪で一人暮らしをしていたので帰省時以外は釣りから離れていたけど、学生時代に釣りにハマっていたら、海外や地方への長期遠征など、一般の社会人では難しい釣りをやってみたかったなあと今更ながら思ったりする。
ルアー釣りに転向して約10年、ロッドやリールが一通り揃った現在、中古市場ばかりを漁って釣り市場への貢献が低い自分としては、新たに市場を活性化してくれる若者の参入は有り難いという気持ちもある。
釣りを通じて自然環境への配慮や他者へのマナーも身に付けてもらいたいし、釣り業界も目先の利益を求めるだけでなく、CSRを意識して各種の啓発活動にも力を入れてもらいたい。
リクルート社の提供で、つりマジ!というサイトが開設されている。
詳細は下記画像をクリック。

アプリをダウンロードしてリクルートIDを登録することにより、19-22歳の若者を対象に、釣り堀や釣り船が無料で利用できるものらしい。
ただし、利用できる回数や施設に制限があり、2015年7月に始まったばかりということもあって、利用可能施設はまだまだ少ない。
提供側の意図としては、関係者向けページに記載されているように、若年層に釣りを体験させて、中長期的に釣り参加率を向上させ、釣り関連市場を活性化させることが狙いらしい。
釣り業界だけではなく、リクルート社はマジ☆部という企画の一環として、お湯マジ!やJマジ!を通じて温泉やJリーグ観戦が無料になる仕組みを構築したようだ。
20歳前後の若者を対象にしている点は共通しており、アプリを利用した現代的なシステム。
とはいえタダほど怖いものはないという言葉もあるように、ガラケー愛用者でネットはPCが必須と思っている30代後半のオジサン世代の感想としては、アプリを通じてリクルートに個人情報を渡すのと引き替えに無料サービスを享受する仕組みに、いくらタダでも利用には勇気が要るなあというのが正直なところ。
ダイワヤングフィッシングクラブ(D.Y.F.C)のように、釣り業界内であれば会員登録にも抵抗はないけど、マジ☆部の提供元はリクルート社なので、いろんな分野に情報が活用されそうで怖い。
若年層への釣り体験の提供による将来の市場開拓という目的も、ジャンルを問わず小中学生時代に釣りの基礎を身に付けていれば、しばらく釣りから離れていても大人になって戻ってきて市場に貢献することも可能なので、学生世代をピンポイントにターゲットにしているこのシステムは、なおさら情報収集という目的が透けてみえるような気がしてならない。
まあFacebookやTwitterで実名発信していたり、各種アカウントと紐付けされていろんなサービスを享受している現代の若者には、こうした懸念など些末な問題なのかもしれない。
都会で生まれ育った学生で、釣り体験に乏しい世代に対して釣りの世界に誘う仕組みの存在は、釣り業界にとっても喜ばしい試みかもしれない。
翻って自分の学生時代を思い返すと、三重の田舎を出て東京と大阪で一人暮らしをしていたので帰省時以外は釣りから離れていたけど、学生時代に釣りにハマっていたら、海外や地方への長期遠征など、一般の社会人では難しい釣りをやってみたかったなあと今更ながら思ったりする。
ルアー釣りに転向して約10年、ロッドやリールが一通り揃った現在、中古市場ばかりを漁って釣り市場への貢献が低い自分としては、新たに市場を活性化してくれる若者の参入は有り難いという気持ちもある。
釣りを通じて自然環境への配慮や他者へのマナーも身に付けてもらいたいし、釣り業界も目先の利益を求めるだけでなく、CSRを意識して各種の啓発活動にも力を入れてもらいたい。
Posted by shin1979 at 00:30│Comments(0)
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