2010年03月31日
広島巡り(その2)
前回は三滝寺、呉、宮島の散策でしたが、今回(21日)の旅は、鞆の浦(福山市)と尾道です。
鞆の浦は埋め立て架橋計画問題でしばしばメディアにも取り上げられ、全国的にも知られた土地。
「崖の上のポニョ」の構想を練ったという縁で、宮崎駿氏も景観保全を訴えています。
自分は一人の釣り師として、鞆の浦の海を見てみたかったので、行ってきました

前回同様、呉線に乗って、時間はかかるけれども海沿いを進む。
車窓からは瀬戸内の島々が良く見えます


福山に到着。
駅前では五浦釣人像がお出迎え。
福山駅からバスで30分ほど揺られて、鞆港に到着


この辺りは鞆の浦の入り口で、観光客も多く訪れる所。

鞆の浦の少し奥に入ると、静かな漁村。
埋め立て架橋計画推進派が掲げたのだろうか、
「生活権優先」の看板が見える
鞆の街の散策コースはこんな感じで古い建物が軒を連ね、時折店があったりします。


散策コースから外れて町の奥へと進んで行くと、こんな感じで細い道を車が行き交ったりします。3枚目の写真の真ん中に写るのは対面通行用の信号。


鞆の街の奥から鞆の浦の入り口付近を眺める。
この辺りまで来ると、観光客はほとんどいません。

釣り師としては、観光地といえどもポイントチェックは怠りません。
突堤から漁村方面を眺める。


鞆城跡に作られた鞆の浦歴史民俗資料館からの眺め。
鞆港の先には瀬戸内海の向こうの四国山地の影がうっすら見えています。
鞆の浦と仙酔島を往復する観光フェリー「平成いろは丸」。
2010年1月に就航したばかりとのこと。
鞆の浦から仙酔島方面を眺める。
NHK大河ドラマ龍馬伝にあやかって、鞆の浦も観光PRをしています。
海援隊の船「いろは丸」が鞆の浦沖で衝突・沈没し、鞆の浦に龍馬が上陸したというのが縁みたいです。

最後に、埋め立て架橋計画反対派と推進派の立て看板を紹介。
反対派はトンネル案を主張。推進派は埋め立て架橋計画のメリットを説明。
地元住民の間でも意見が分かれている様子。
上で取り上げた細い道路を毎日使う人々にとっては、埋め立て架橋の実現が望まれるでしょうが、環境面ではデメリットもあるかもしれません。
全国的に注目が集まっている問題ですが、地元の者ではないので、コメントは差し控えます。。。
鞆の浦を後にし、バスで福山駅へ戻ってそのまま列車に乗り込む。
広島駅へ戻る途中、尾道で途中下車。
着いた頃には夕暮れでした。

街灯がともって良い感じ。
尾道駅の上に見えるのは、尾道城。
しかし歴史的建造物では全くなく、尾道商工会が1964年に建設した観光用の城らしい。
しかも現在では全く使われておらず、廃墟になっているとか・・・
尾道の街をゆっくり散策する時間はなかったけれど、急勾配の地というのはよくわかりました。
尾道の岸壁は海草がびっしり。
思わず釣り師の血が騒ぐ
最後に尾道ラーメンを食べて帰宅。
喰海という店で食べたねぎラーメン。
別皿に盛られたねぎを追加できるのが嬉しい
以上で広島の旅は終了。
広島市内もいろいろ見所は多く、機会があったらまた訪れたい土地でした。
結局1年弱の広島滞在の期間、ゆっくり釣りをする機会がなかったのが悔やまれます。
4月から新天地に移りますが、また落ち着いたらあらためてお知らせいたします。
鞆の浦は埋め立て架橋計画問題でしばしばメディアにも取り上げられ、全国的にも知られた土地。
「崖の上のポニョ」の構想を練ったという縁で、宮崎駿氏も景観保全を訴えています。
自分は一人の釣り師として、鞆の浦の海を見てみたかったので、行ってきました

車窓からは瀬戸内の島々が良く見えます

駅前では五浦釣人像がお出迎え。

埋め立て架橋計画推進派が掲げたのだろうか、
「生活権優先」の看板が見える

この辺りまで来ると、観光客はほとんどいません。
鞆港の先には瀬戸内海の向こうの四国山地の影がうっすら見えています。
2010年1月に就航したばかりとのこと。
海援隊の船「いろは丸」が鞆の浦沖で衝突・沈没し、鞆の浦に龍馬が上陸したというのが縁みたいです。
反対派はトンネル案を主張。推進派は埋め立て架橋計画のメリットを説明。
地元住民の間でも意見が分かれている様子。
上で取り上げた細い道路を毎日使う人々にとっては、埋め立て架橋の実現が望まれるでしょうが、環境面ではデメリットもあるかもしれません。
全国的に注目が集まっている問題ですが、地元の者ではないので、コメントは差し控えます。。。
鞆の浦を後にし、バスで福山駅へ戻ってそのまま列車に乗り込む。
広島駅へ戻る途中、尾道で途中下車。
しかし歴史的建造物では全くなく、尾道商工会が1964年に建設した観光用の城らしい。
しかも現在では全く使われておらず、廃墟になっているとか・・・

思わず釣り師の血が騒ぐ

喰海という店で食べたねぎラーメン。
別皿に盛られたねぎを追加できるのが嬉しい

以上で広島の旅は終了。
広島市内もいろいろ見所は多く、機会があったらまた訪れたい土地でした。
結局1年弱の広島滞在の期間、ゆっくり釣りをする機会がなかったのが悔やまれます。
4月から新天地に移りますが、また落ち着いたらあらためてお知らせいたします。
タグ :散策
2010年03月31日
広島巡り(その1)
今月末で広島を離れるため、3月8日(月)に青春18きっぷを使って広島県内を旅してきました。

まずは、広島市内の横川駅からすぐのところにある三滝寺へ。
広島西部で一番心洗われるお寺らしい。
確かに、道中は常に小川のせせらぎが聞こえてきて、癒される。
登山道も進みたかったけれど、18きっぷなので登山で時間を使うわけにもいかないので、山を降りて腹ごしらえ
広島では有名な弁当屋「むさし」のおにぎりと唐揚げのセット(若鶏むすび780円)。おにぎりの塩加減や唐揚げの味付けが絶妙
次は呉線の列車に乗って呉へ。
呉線は瀬戸内海沿いを走るので、車窓から海の向こうに瀬戸内の島々が見えて、釣り好きにはたまりません
呉といえば、海上自衛隊、そして戦艦大和の故郷。
「歴史の見える丘」付近から撮影した呉港の様子。
日曜日は潜水艦も見られる場所があるとか。
大和の砲塔。
近くには正岡子規の句碑もありました。
呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」の建物。
入場料は500円。
今回は時間がないので入館せず。。。
戦艦大和の甲板の半分のスペースを模した広場。

広場の先端から陸側と海側を撮影。
左の黒と赤の船は、潜水艦「あきしお」。現在は海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」として活用。
ここは入場が無料だったので気軽に入ったら、とても無料とは思えないほど見応えのある展示資料でした。
退役した「あきしお」の中も見て回れます。


散策した場所の備忘録。
呉で食べたラーメンは、あっさり和風味でした。
昆布と若布が潮の香りを醸し出しています
呉市内を散策した後は、夜の宮島へ。18きっぷはJRの宮島航路も利用できます
ちょうど干潮時だったので、大鳥居の傍まで人が歩いて行ける状態でした
潮干狩りスポットでもあるらしい。
厳島神社境内を撮影。
広島は潮の干満差が大きいので、満潮と干潮では景色も大きく異なります。
この日の散策はこれで終了。
広島巡り(その2)へ続く。
広島西部で一番心洗われるお寺らしい。
確かに、道中は常に小川のせせらぎが聞こえてきて、癒される。
登山道も進みたかったけれど、18きっぷなので登山で時間を使うわけにもいかないので、山を降りて腹ごしらえ


次は呉線の列車に乗って呉へ。
呉線は瀬戸内海沿いを走るので、車窓から海の向こうに瀬戸内の島々が見えて、釣り好きにはたまりません

呉といえば、海上自衛隊、そして戦艦大和の故郷。
日曜日は潜水艦も見られる場所があるとか。
近くには正岡子規の句碑もありました。
入場料は500円。
今回は時間がないので入館せず。。。
ここは入場が無料だったので気軽に入ったら、とても無料とは思えないほど見応えのある展示資料でした。
退役した「あきしお」の中も見て回れます。
昆布と若布が潮の香りを醸し出しています


ちょうど干潮時だったので、大鳥居の傍まで人が歩いて行ける状態でした

潮干狩りスポットでもあるらしい。
広島は潮の干満差が大きいので、満潮と干潮では景色も大きく異なります。
この日の散策はこれで終了。
広島巡り(その2)へ続く。
タグ :散策