2008年07月31日
祓川散策
ブログのカテゴリーに「その他」を追加してみました。さらに細かい分類はタグで整理しています。
この項目は、釣行記でもなくタックル紹介(ルアーメモ含む)でもないその他の記事からなります。
今回は、祓川下流域を散策してきたのでそのレポートです。
祓川(はらいがわ)・・・櫛田川水系に属し、松阪市と多気郡明和町の境を流れる小河川。
実はこの川、日本の重要湿地500の一つにも選ばれているんです。
下記の写真(クリックで拡大)のとおり、護岸工事などで人の手が入っておらず、希少種や固有種にあたる生物が多く棲み、多様性に富んだ川。




いずれも下御糸橋周辺から撮ったもの。(7月29日撮影)
以前に鈴鹿川から宮川まで釣りのポイント調査を兼ねて伊勢湾の海岸沿いを見て回ったとき、最も印象深かったのがこの祓川周辺の風景でした。
鈴鹿市から津市にかけては市街地と海岸が近いため周辺河川は護岸工事が施され、海も人が多く訪れるのですが、松阪市南部から伊勢市北部にかけては市街地と海岸の距離が離れていることもあり、鈴鹿や津と比較して訪れる人も少なく、田園地帯が広がって自然環境が保たれています。

たとえばこの写真。
今回訪れた時間帯は干潮時だったこともあり、干潟に大量のカニが生息していることがわかります。
河口付近も川が蛇行して面白い風景を作り出しているのですが、今回は写真を撮らなかったのでまた機会をあらためて。
近くの田んぼの用水路では、こんな光景も・・・

スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)の卵です
1980年代前半に南米から食用として輸入されたものの、需要がなく各地で野生化して、現在では稲を食い荒らす有害生物となった悲しい生き物
自分が小学生の頃は田んぼの周辺でこんな毒々しい色の卵はあまり見かけなかった気がする。
今では環境省による要注意外来生物リストにも入っています。
三重県内では祓川のほかに、鈴鹿川から櫛田川周辺や志摩半島南部沿岸も重要湿地500に選ばれています。
そのほか釣りのポイントとの絡みで言えば、全国の主要な干潟を調査したサイトもあります。
三重県中部の主要河川の河口付近も調査がなされていて、干潟の底質や生物の生息状況が示されているので釣りにも役立ちそう
こんな感じで、「その他」のカテゴリーでは釣行記やタックル紹介とは少し趣向を変えた内容を取り上げてみたいと思います。
たぶん各地の自然散策の写真とコメントが中心になるかな。
でも散策記事はこれが最初で最後になったりして
過去記事では以前の潮干狩りの記事とブログ通信簿の内容を抜き出して、「その他」カテゴリーに分類してみました。
この項目は、釣行記でもなくタックル紹介(ルアーメモ含む)でもないその他の記事からなります。
今回は、祓川下流域を散策してきたのでそのレポートです。
祓川(はらいがわ)・・・櫛田川水系に属し、松阪市と多気郡明和町の境を流れる小河川。
実はこの川、日本の重要湿地500の一つにも選ばれているんです。
下記の写真(クリックで拡大)のとおり、護岸工事などで人の手が入っておらず、希少種や固有種にあたる生物が多く棲み、多様性に富んだ川。
いずれも下御糸橋周辺から撮ったもの。(7月29日撮影)
以前に鈴鹿川から宮川まで釣りのポイント調査を兼ねて伊勢湾の海岸沿いを見て回ったとき、最も印象深かったのがこの祓川周辺の風景でした。
鈴鹿市から津市にかけては市街地と海岸が近いため周辺河川は護岸工事が施され、海も人が多く訪れるのですが、松阪市南部から伊勢市北部にかけては市街地と海岸の距離が離れていることもあり、鈴鹿や津と比較して訪れる人も少なく、田園地帯が広がって自然環境が保たれています。
たとえばこの写真。
今回訪れた時間帯は干潮時だったこともあり、干潟に大量のカニが生息していることがわかります。
河口付近も川が蛇行して面白い風景を作り出しているのですが、今回は写真を撮らなかったのでまた機会をあらためて。
近くの田んぼの用水路では、こんな光景も・・・

1980年代前半に南米から食用として輸入されたものの、需要がなく各地で野生化して、現在では稲を食い荒らす有害生物となった悲しい生き物

自分が小学生の頃は田んぼの周辺でこんな毒々しい色の卵はあまり見かけなかった気がする。
今では環境省による要注意外来生物リストにも入っています。
三重県内では祓川のほかに、鈴鹿川から櫛田川周辺や志摩半島南部沿岸も重要湿地500に選ばれています。
そのほか釣りのポイントとの絡みで言えば、全国の主要な干潟を調査したサイトもあります。
三重県中部の主要河川の河口付近も調査がなされていて、干潟の底質や生物の生息状況が示されているので釣りにも役立ちそう

こんな感じで、「その他」のカテゴリーでは釣行記やタックル紹介とは少し趣向を変えた内容を取り上げてみたいと思います。
たぶん各地の自然散策の写真とコメントが中心になるかな。
でも散策記事はこれが最初で最後になったりして

過去記事では以前の潮干狩りの記事とブログ通信簿の内容を抜き出して、「その他」カテゴリーに分類してみました。
タグ :散策