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2017年10月21日

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレティムコのクォータームーンと言えば、アジング用ワームとしてセールで入手して以来、実績も残しているが、今回はロッドの話。
最近ソルト用品ではマイナーになりつつあるティムコ製品のためか、中古品を格安で落札できたテヘッ


ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ手に入れたのは、クォータームーン QM77SL-2。1ピースのジグヘッド用QM66SULに対し、こちらは2ピースのキャロ用モデル。
1-12gのルアーウェイトで自重は88g。
2013年に発売開始してもう廃盤になりつつあるのか保証書無しで半額特価の店もあるけど、実売価格5万円超えの高級ロッドを1万円台で入手。

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレグリップはスケルトンリールシートで軽量・高感度。ブランクタッチも可能。
素手でそのまま握ると違和感はあるけど、リールをセットしてグローブ着用前提であればフィット感抜群なのはエラディケーターで体験済み。
ピンクのアルマイトパーツは、軽量な17紅牙Airに合いそう。


ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ本製品の購入の決め手となったK・Rコンセプトの小口径多点ガイド。
7.7ft.のレングスで11個のガイドは、ゼナックRGガイドに匹敵する多さ。
小口径で多点ガイドのセッティングは、PEラインと組み合わせることで飛距離と感度を最大限に活かし、ガイドによる自重増加を抑えながらブランクの性能を最も引き出すことができる組み合わせだと思っている。

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ税込定価6万円超えになるだけあって、ロッドカバーだけでも2000-3000円の価値がありそうな分厚くてしっかりした造りのカバー。これほどのカバーは、今はなきダイコータイドマークシリーズを想起させる。
実用性の面ではEG-Rシリーズのカバーや、最近発売されたロッドアーマーのほうが上回るけど、ロッドコレクター的には価値あるカバーニコニコ

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレ同じK・Rコンセプトで小口径ガイドを採用しているブルーカレント70Ti/PSとバットガイドを比較。7インチのレングスの差により、バットガイドの大きさも異なっている。ガイドリングはどちらもトルザイトではなくSiC。
ブルーカレント70のほうは12ヴァンキッシュ2000Sと組み合わせることが多いが、クォータームーン77は同サイズか、2500番手でも合いそう。

ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレブルーカレント70のガイドは小口径だが標準的な8個のガイド数。
クォータームーンのほうは前述の通り11個で、もちろんチタンフレーム。
ベリー部の小口径KBガイドは同じ口径っぽいが、チョークガイドのKLガイドはクォータームーンのほうが一回り口径が大きくなっている。


ティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレティムコのクォータームーン【ロッド】のファーストインプレグリップとバット部、ティップ部の比較。
上がクォータームーン77、下がブルーカレント70。
元径と先径はウェブ上にも記載がないので不明。
バット部はクォータームーンのほうが少し太く、ティップ部は逆に細くなっている。

軽く振ってみただけでも高弾性グラファイト特有の張りと反発力を備えている印象アップ
しっかり振り切ってキャストすれば、キャロ用アジングロッドとしては相当な飛距離が出て、小口径多点ガイドの恩恵でPEラインと組み合わせることにより高感度も期待できそうキラキラ

メーカーはキャロ用のアジングロッドとして売り出しているが、汎用性の高いチューブラーティップでルアーウェイトの幅も広いので、ジグヘッド単体からプラグやフロートを用いたメバリング、ライトなロックフィッシュやチヌゲームにも使う予定。
Fシステムで遠投して狙うサーフメバルでは、チヌ用ロッドよりも繊細な操作が可能で、魚の引き味を楽しめそう。

7フィート後半のロッドとして3年前に入手したヴィオレンテ711Tは、チューブラーながらティップが柔軟だったこともあり、リトリーブやドリフトのメバリングでは使い易くて自己記録魚も抜き上げできるパワーがあった。
その反面、ショートバイトを積極的に掛けにいく釣りや、ボトムを探ったりロッドワークで誘いを掛ける用途には向かなかったので、シャッキリした張りのあるロッドでブルーカレント70よりもレングスのあるロッドを探していたところ、ちょうど良いロッドを安く手に入れることができた。

先日記事にした1ピースロッドも魅力的だったけど、1点モノの中古品は機会を逃すとその価格では入手できないので、稀少なベイトエギングロッドを入手したときと同じぐらい良い買い物ができたと思っている。

これでティムコのロッドは、根魚&タコ用に愛用中のベイトロッドで、もう廃盤となったロックバム(RB70CH-2)と、4ピースのアクアプロジェクト メバル72-4に続いて3本目。
品質はこれまでのティムコ製ロッドの使用経験から、確かな信頼を置いている。

近年はソルト用品では新製品がなく力を入れていない印象だけど、いずれまた良質な製品を世に出してくれることに期待したい。





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この記事へのコメント
記事からは少し脱線しますが、文中で出てきたゼナックのRGガイドですが、ダンパーというライトゲームの竿を使ってみたいなぁという気がします。

あと、シマノの新しいリールのサステインはヴァンキッシュを主とするshinさんにはあまり関係の無いリールですかね?
あまり剛性を重視する釣りではないですもんね(^^)
Posted by ともやともや at 2017年10月22日 22:34
《ともやさん》
ゼナックのDamperですよね。
自分がルアー釣りを始めるときに竿を検討していた10年以上前からあったロッドですよ。
最初はルアーウェイトの幅広さに興味が湧いて、当時はDamper90のみだったと思いますが、触ってみたいとは思っていたロッドです。現在は76もラインナップされているみたいですね。

竿の調子は、パラボリックアクションという表記にもあるように、かなり曲がるロッドで、店頭かフィッシングショーかで90のほうを触った記憶がありますが、ブレのないシャッキリとした使用感が好みの自分には合いませんでした。
ロッド名に由来するとおり、衝撃を吸収する柔軟さを備えた設計ですので、バラシは軽減されると思いますが、アジングロッドの主流である張りを備えたティップで掛けるロッドとは対極に位置する性格だったと思います。

ゼナックはモデルチェンジの期間が長いので、まだまだ手に入れることは可能だと思いますが、せっかくゼナックロッドを使うのなら、RGガイドのモデルをお薦めします。
自分はまだこのガイドのロッドを使ったことはないですが、PEラインの使用であれば理に適ったガイドセッティングだと思います。

シマノのサステインは、ツインパワーXDとほぼ同等スペックながら、割引率の良いリールですよね。
もともと15ストラディックというのがバイオマスターの後継として登場し、小型から大型の番手までラインナップされていましたけど、小番手はより軽量なストラディックCI4+や魚種専用モデルがあるのに対し、大番手のテコ入れのために最新スペックを盛り込んで登場させたリールという位置づけかと思っています。

個人的にはT型ノブは好みではないので、本格的にショアジギングをやるならツインパワーXDのほうを選択したいですが、今の釣行スタイルならヴァンキッシュ4000で何とかなるので、現状では購入予定はないですね。

今なら中古の12ヴァンキッシュ4000XGが2万円台前半で落札されることもあるので、磯やサーフで酷使するならこのクラスの中古を使い潰すというのも手かと思います。
中古の12ヴァンキッシュを買い揃えてきた経験上、4000番手はあまり人気が無いので、他の番手よりも安く入手できる傾向にあります(笑)
メンテのし易さという意味でも、オイルインジェクションが搭載された時代のリールはお薦めです。
Posted by shin1979shin1979 at 2017年10月23日 03:05
 
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