ダイコー フィッシングタックルギャラリー訪問

shin1979

2011年09月19日 19:30

2006年末に餌釣りから本格的にルアー釣りを始めるようになって、最初に購入したのがダイコーのデクスター(DXTS-TBX88)だった。
メバルや根魚狙いで今でも現役だが、その後は用途別に調子が気に入った他のメーカーのロッドも揃えるようになり、実家に残してきた分も含めて現在は以下のロッドを所有している。

ダイコー:3本(デクスターDXTS-TBX88プレミアPMPE-91Lアルテサーノ キャステイシアTMACS-96/08
がまかつ:2本(チータ66Lチータ76ML
ヤマガブランクス:2本(バリアスEG84Mブルーカレント68
ゴールデンミーン:1本(キャスバルCVS-90ML
アブガルシア:1本(ホーネットスティンガーHSS-642UL
スミス:1本(ベイライナーSB BL-76LP/SB
ジャクソン:1本(リップラップステージRS-6102
Guts:1本(GREAT鱒レンジャー

ダイワやシマノといった大手総合釣具メーカーのロッドは、ポピュラー過ぎて面白味に欠けるので敬遠気味(中学生ぐらいのときに買ったバスワンはあるけど)
上でも明らかなように、ダイコー製のロッドは結構お気に入り
とはいえ特定メーカーに肩入れしているわけではなく、あくまで用途に応じたロッドの調子やスペックが自分の好みに合うかどうか、さらに加えてコストパフォーマンスを重視して購入している。

前置きが長くなったが、ダイコー製のロッドは自分のルアー釣りの原点といえる。そこで、9月7日にダイコー フィッシングタックルギャラリーが大阪・中之島にオープンしたので、15日に三重に帰省する途中で立ち寄ってみた

中之島は学生時代から馴染みの土地で、仕事でも度々訪問した懐かしい場所
最近は京阪中之島線も開業し、国際会議場や企業のオフィス、大型マンションが建ち並ぶ大阪でも注目のスポット
ダイコー フィッシングタックルギャラリーは、そんな発展著しい中之島のビルの1階にあった

ギャラリーの看板を撮影。ビルの上はマンションにもなっているようだった。
開館はAM11時。高松を8時頃に出発し、10時30分頃に到着したので、
近くのコインパーキングに駐車してしばらく散策し、開館と同時に入館



入館すると、受付のお姉さんと、DAIKOスタッフの釣行日記でお馴染みの松本サンがお出迎え
館内は、中央に磯竿、両端にルアー竿が並ぶ。
ブログの有名人との対面に若干緊張しつつも、気になるロッドを一通り手に取ってみる

並んでいるルアーロッドは、最近のモデルならすべて揃っているみたい。
ソルト用では、プレミアやデクスターのライトゲームモデル、フェルザスやレガーロなどは置いていなかったが、アークエットやタイドマークシリーズ、ブルーレーベルシリーズなら揃っていた。
ダイコー製のグローブやベスト、バッグ等の小物類も展示されている。

自分はロイヤルライトのグリップのギミックを松本サンに解説してもらい、一通り振って上質な使用感を堪能 特にTMRLS-69/S01Aを触っていて、掛け調子のソリッドティップは従来のソリッドのイメージを覆し、チューブラー派の自分にもなかなか面白いと感じた
キャステイシアは60周年記念モデルも置いてあった。
前から気になっていた新作のレイブン、新型スピアーも全モデル触ることができた。

今のところ冒頭で挙げたように、自分がやる釣りのロッドは一通り揃っているので特段欲しいモノがあったわけではないが、予想外の収穫としてランスマンLANS-710 黒鯛の調子に惹かれた
自分好みのシャッキリ系ブランクで、張りの強さの中に柔軟性があって、黒鯛用と銘打ってはいるが30cm前後の根魚や50cm前後のシーバスにちょうど良さそうな汎用性の高いロッドという印象。手持ちのロッドのチータ76MLを一回り頑強にしたようなイメージ。
プレミアの後継モデルという位置づけで、オープン価格ながら実売1万円台後半から2万円前後で購入できる点も、嬉しいところ。

最後に簡単なアンケートに記入して、ブログでも紹介されていたノベルティグッズをもらう。
Made in U.S.Aで、ダイコーと同じ60周年の歴史がある小物。
小銭入れ?らしいけど、使用後のジグヘッド+ワームを入れておくのにちょうど良い大きさ


退館前に館内の写真を撮らせてもらった。
奥に見える男性が松本サン。



11時から1時間以上の滞在中、数名の入館者があった。この立地なら昼休みや営業中のサラリーマンもふらっと立ち寄ることができそう。
スタッフの方の手が空いていれば、ロッドの解説などもしてくれるので、購入を迷っている人にとっては良い機会かも。
一般の店頭では全モデルを置いていることは少ないので、異なるモデルを振り比べることができる点も良い。
ここは展示のみで、並んでいるのは販売用のロッドではないので、リールを持参してバランスをチェックすることもできるだろう。
個人的には、ロッドコンセプトの説明が表示されていないので、先入観なしにロッドを振り比べることができる点が良かった。カタログはその場に置いてあるので、ロッドコンセプトはすぐに確認できる。

ダイコーの60周年記念にこのようなギャラリーをオープンさせた心意気、一人のアングラーとしては高く評価したい。
場所柄、結構な賃料がかかっていそうだけど、ギャラリーの運営が末永く続くことを願いたい。

<参考>
※2014年12月3日「ダイコーロッドの思い出
※2015年8月22日「アルテサーノ キャステイシアのトルザイトリング換装
※2016年3月21日「2本目のタイドマーク
※2018年8月18日「SHIMANO SQUAREを初訪問!


あなたにおススメの記事
関連記事