この記事のアップ時は、近隣ポイントでもアオリイカの情報が出てきたようだが、今回は先週の話。
この日も朝は曇天の予報だったので、朝マズメを狙って
昨日と同じポイントSへ。
今回は春イカ狙いで、
モニター品の
エギ王Kを中心にキャストするつもりで
EG-R S82H-Fを使用。
潮位は高いが引き潮に入り、右から左にゆっくり流れている状況。
アマモが引っ掛からないように、ボトムから少し上をイメージしてシャクっていると、
開始数投でズッシリした重みが伝わってきた
重量感はかなりあるが、引きは伝わってくるのでタコではなさそう。
今まで秋イカしか釣ったことがないので、春の親イカの引きは未経験
しかし重量感の中に、時折イカ独特の抵抗する感触は伝わってくる
でもアオリイカ特有のジェット噴射という感じではなさそう
慎重に寄せてきたところ、正体はやはりコウイカ!
しかも胴長20cmは超えていそうなぐらいの良型で、抜き上げは困難
妻はアオリよりもコウイカの刺身が好みなので、何とかして持ち帰りたい
このポイントはテトラ帯だが水面近くまで降りられるので、魚の時はいつも
OG2100で掴んでいた。
春イカ狙いの今回は、
以前に買ってほとんど使っていなかった
キャプチャーネットIIを持参するつもりだったが、普段玉網を持ち歩かないので、
釣り座まで持ってくるのを忘れる失態
掛かり具合は、左の写真のように、足だけなので無理は禁物。
バラシても後悔しないように、写真にだけは収めておこうと撮影を続ける。
足下まで寄せてきても必死の抵抗を見せるが、テトラ下に降りて、
餌木を掴んでテトラ上に乗せるところまでは成功
しかしコウイカが墨をぶちまけた反動で移動し、テトラの隙間に挟まった状態
ロデオに収納してある持ち帰り用のビニール袋で掴もうとしたところ、後方の船道から船が出航し、波が押し寄せてきた反動でカンナからイカが外れ、テトラ奥の海中へ運ばれていった
まだテトラの隙間の海中に漂っていたので、ダッシュでクルマまで戻り、
キャプチャーネットを持ってくるが、時すでに遅く、コウイカの姿は消えていた
一度はテトラ上まで引き上げたものの、痛恨のバラシ
コウイカの墨に怖じ気づいたため、思い切った捕獲体勢に入れなかったのが最大の原因
ビニール袋越しに掴もうとして、イカの体まで触っていながら獲り逃がし、
墨跡だけが残って悔しい結末に
気を取り直してキャストを続けようと思い、餌木を手にとってキャスト体勢に入るため、前方に投入したところ、そのまま海中へ
一瞬何が起こったのかわからなかったが、テトラ帯でコウイカと捕獲のやりとりをしていたときに、PEがテトラに擦れて切れていたらしい。
ラインと餌木が繋がっていないので、餌木を海に向かって放り投げただけという状況に
必死でラインがテトラ上に残っていないか探すものの、さすが
エギ王Kベーシック3.5号、
しっかり海底に沈下していった
脱力感に包まれるが、まだ諦めきれず、もう一つのモニター品の
エギ王Kシャローをキャスト。
しかし、しばらく探っても反応なく、さすがに心が折れたので納竿とした。
ブロガーの意地で何とかヒットしている状況を写真に収めることはできたが、良型コウイカの捕獲に失敗し、悔しい釣行となった。
キャプチャーネットの装備を忘れて釣り座に入ったのも原因だが、仮に装備していたとしても、
長さが短いのでコウイカの墨の攻撃にやられていたかもしれない。
玉網は
昨年売却してしまったが、やはりコンパクトなラン&ガン用のネットを入手しようかな
さらに追い打ちをかけるように、モニター品を完全に自分のミスで失ってしまったのも、
精神的ダメージが大きかった
せっかくのヒット餌木だった
エギ王Kベーシック3.5号(アオアジ・ホロテープ)だが、キャストフィールやダートの動きも良かっただけに、なおさら悔しい結果になった。
まだ
エギ王Kシャロー3.5号(オレンジゴールド・金テープ)が残っているし、ほかにも3.5号クラスの餌木はいくつか仕入れているので、引き続き春イカ狙いの釣行も続けたい。
5月24日(日) 5:30~6:30 潮位:199cm~160cm 小潮:満潮3:15(250cm)
Rod:
LUXXE COASTLINE EG-R S82H-F
Reel:
12 Vanquish 2500HGS
Line:
DURA AR-C EGINGER 0.8号(11.5lb)
Leader:
ジョイナーボスメント 2.5号
≪ヒットルアー≫
エギ王Kベーシック3.5号(アオアジ・ホロテープ)
<参考>
※2015年6月15日「
ランディングネット考」