コンプレッションウェアのインプレ

shin1979

2018年04月09日 00:30

スポーツウェアの世界では浸透しつつあるコンプレッションウェア
フィッシング業界でもいくつかのメーカーが参入しているが、一般的なウェア類に比べて高機能なため価格も高く、なかなか手が出なかったけど、ポイントが貯まっていたので年末年始のセールで思い切って購入してみた。

まず昨年末に購入したのは、サーモライトシリーズアンダーウェアを愛用しているがまかつコンプレッションスパッツ(GM-3388)という製品。
サイズはMサイズを選択。


着圧によって筋肉の動きをサポートしてくれるらしい。
公式サイトの説明では、運動中や釣中の身体への負荷低減や疲労回復に絶大な効果が得られるとされるウェア。

こちらが製品に付属していた各機能の説明文。

上下前開きシステムは、説明書きのとおり確かに用を足すには便利な機能だった
こうした配慮は釣具メーカーならではかも。

足掛けも付いているので、タイツがずり上がることなく終始安定した着用感が得られる。


昨年末の帰省時に高速道路での長時間の移動が必要だったので着用してみた。
一般的な防寒タイツと異なり、下半身が加圧されて筋肉をサポートしてくれるので、アクセルを踏み続けていても確かに足の疲労は軽減されたように感じた。
体幹の安定や姿勢の維持への効果は実際のところわからないけど、帰省先での釣りで動き回っても体の動きを妨げることなく、快適な着用感だった。

まずまずの使用感で気に入ったので、今度は年始のセールでコンプレッションジップシャツ(GM-3387)を購入してみた。
ナチュラムでセール価格になっていたLLサイズ(ホワイト)を選択。
もともとLサイズからの3種類しかないので、サイズ目安表を確認し、LLでも大丈夫だろうと思って購入。

製品付属の説明文と公式サイトの製品解説
前述のGM-3388と対になる製品。
UVカット機能も付いているので、GM-3387のほうは夏場はラッシュガードとしても使える。


各所にメッシュ素材が使われており、通気性を確保。

様々なメーカーのコンプレッションウェアがある中で、がまかつを選択したのは、やはり釣りに特化した裁断が施されているから。

磯釣りや鮎釣り用品として売られていたりもするけど、ルアー釣りや日常的に着用しても問題ない。

今年に入ってから一日中立ち仕事があったり出張があったので、スーツとYシャツの下に上下揃えてこっそり着用してみた
下半身をサポートするGM-3388は、期待通りの効果で疲労軽減に貢献してくれたように思う。
上半身をサポートするGM-3387は、自身がLLサイズを選択したのが原因だが、サイズはちょうど良いけどその代わりに着圧効果は低く、やはりLサイズを選択すべきだったと少し後悔
それでも着圧効果のあるラッシュガードとしては十分に使える。
夏場はこれにドライTシャツを組み合わせて釣行してみたい。
釣り大会参戦時など、気合いを入れて釣りをしたいときはモチベーションもUPして良い感じ

上下揃えると2万円超えだけど、セール価格で35%引きが今のところ底値だと思われる。
がまかつは製品によっては50%以上の値引きも期待できるけど、ウェア類は欲しいサイズが売り切れてしまうおそれがあるので購入のタイミングが難しい。
それでもポイントが貯まっていないと、なかなか買う決心がつかない製品

もう少しリーズナブルな価格のものでは、シマノのハーフタイツロングタイツ、ダイワのコンプレッションアンダーシャツがある。
また、ダイワパズデザインからはレッグカバーの製品もあり、一番疲労が蓄積する足をサポートしてくれる。
さらに上下セットで1万円前後で揃えられるサンライン製品もある。

とはいえせっかく高機能な付加価値のある製品をわざわざ買うわけだし、妥協して安い製品を選択して効果が実感できなければ本末転倒とも言える。
がまかつは磯釣りや鮎釣り用品も展開して定評があるし、ハードな釣りを想定して作られた製品だろうから、機能と品質には信頼を置いている。
一般的なスポーツウェアメーカーの製品よりは低価格だし、コンプレッションウェアの中ではコストパフォーマンスは高い製品だと言えるだろう。

がまかつ コンプレッションスパッツ GM-3388

サイズはM、L、LL、3Lの4種類。ブラックカラーのみ。上下どちらを買うかと言われれば、釣行時は立ちっぱなしや動き回ったりする機会が多いので、やはり下半身をサポートしてくれる方を優先したい。


がまかつ コンプレッションジップシャツ GM-3387

サイズはL、LL、3Lの3種類。ホワイトとブラックの2色展開。私はサイズ選択で失敗したけど、UVカット加工がなされているのでラッシュガードとしても使える。



<参考>
※2022年11月13日「10月下旬の出張タックル備忘録


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