台風後のシーバスを狙いに行きたいと思いつつ、多忙で釣りモードのスイッチが入らずに悶々としていたが、ここは1度とことん釣りをして気分転換をしてから仕事に集中しようと思い、何とか時間を作って23日の早朝から出かけることにした
とりあえず、台風後の河口のシーバスに加え、アオリイカにメッキと、今の時期にやりたかった釣りのタックルを全部クルマに詰め込み、少しでもメッキの期待が持てる東に向けて出発
最初にやってきたのはポイントK。朝マズメは河口でシーバス狙い。
相次ぐ台風による大雨の影響で河口の地形が変わっていて、浅瀬の部分が移動していた
程よい濁りがあり、ベイトの姿も確認できるものの、シーバスの魚信はナシ
日が昇ってからは漁港に移動し、アオリイカ調査。
港の内外と探るが、イカの姿は確認できない
帰りにエサ釣りの人がやって来て少し話すが、この辺りはまだイカは回ってきてないらしい
近くのシャローエリアでメッキを狙うが、これも不発
このポイントは諦めて、初訪問となるポイントOへ向かう
しばらくクルマを走らせて、自分好みの天然の地形が残るポイントを探す。
やって来たのはとある小さな港。
スロープ有り、小川の流れ込み有り、天然の入り江有り、まさにメッキの好ポイントを発見
しかし瀬戸内の香川県なので、メッキの魚影は濃くないだろうと、適当に小型ミノーをキャストする。
すると予想外にも小魚のチェイス有り
フグの魚影に混じって細長い魚体や扁平かつ銀色で高速チェイスをかける魚を発見
しかしサイズが小さいようで、なかなかフッキングしない
持参したルアーの中で最小の
シラスジグ(3g)のシングルフックで誘いを掛けるが、アタックはあるもののフッキングしない
ワーム+ジグヘッドに替えようかと思ったが、
先日購入したポケッツシリーズを使おうと思い、
ダートS45(3.3g)をキャスト。
するとスロープ付近のシャローエリアで着水直後に待望のヒット
正体はミニセイゴ
サイズは15cm前後
もっと扁平な魚のチェイスもあったので、きっとメッキが居るはずだと思い、続けてキャスト。
すると次は、コトヒキがヒット
ルアーでは初めてヒットした魚
ルアーが4.5cmなので、10cmにも満たないサイズ
その後は小川からの濁りが港内に広がり、魚が散ってしまったので場所移動
近くのサーフに面した突堤でエギングの釣り人もいたが、ヒットした様子はなかった。
さぬき市近辺の海岸線を見て回り、今後のためにポイント調査
その後は高松に戻って庵治エリアのホームポイントSに立ち寄る。
ここでもメッキ調査をするが、さすがにさぬき市と比べるとチェイスの数は少ない
2,3匹のチェイスがあったがヒットさせることはできず、だいぶ潮も引いてきたので納竿とした。
今回の釣行は、さぬき市内のポイントをいくつか回ったが、台風後のシーバスは不発に終わり、
アオリイカの姿はまだ見られず、小魚狙いのライトゲームでようやくヒットに持ち込めた。
本命のメッキは釣り上げられなかったものの、扁平で銀色の魚体をした魚のチェイスもあったので、おそらくメッキも混じっていたと思われる。だがまだ10cmに満たないサイズなので、フッキングさせるのは難しい。もしかすると今年は台風の影響で、瀬戸内海にもメッキが多数流されてきたのかもしれない
貧果には終わったものの、景観の良い新規ポイントを開拓できたし、やりたかった釣り方で納得のいくまで釣りができたので、満足のいく釣行だった
以前にインプレをした
ブルーカレント68のメッキ狙いでの使用感だが、
三重でメッキ用に使っている
チータ66Lと比べると、ルアーウェイトが前者は1-6g、後者は1-10gだけあって、ブルーカレントのティップのほうが柔らかい。しかしこの柔軟さゆえに、ミノーのトゥイッチでは移動距離の少ない連続した動きが可能になり、喰わせの間を与えやすい印象。
ルアーウェイトは6gだが、5.3gの
クリスタルポッパー55Sや、5gの
ポップクィーン50の使用でも問題なくキャストやアクションはできる。ただティップがチータ66Lに比べると柔らかい分、スプラッシュはチータのほうが起こしやすい印象。
ロッド自体はチータ66Lと同様、非常に軽量なのでテンポ良くアクションを付けて攻めることができる。サイズの小さい魚が掛かっても、冬期のメバルと同様、引きを堪能することができるし、不意の大物に対するバットパワーの強さも
実証済み。すでにモデルが終了したチータ66Lと同様、実売で1万円台後半の価格を考えれば、コストパフォーマンスに大変優れたロッドといえる。
チータとの大きな違いとして、ノーマルガイドからKガイドに変わったことで、糸絡みが激減したので、ロッドを新調した目的は達せられた。糸絡みの減少は、ラインをしなやかな
メバリンから少し張りのある
ラピノヴァに替えたことも影響しているかもしれない。
リールとの相性も、これまでの
09レアニウムCI4 1000Sからハイギアモデルの
11ツインパワーC2000HGSに替えたことで、手返しよく攻めることができるようになった。レアニウムと比べると約30gの重量アップになるが、バランス面では問題なし。
9月23日(金) 5:00~7:00 潮位:146cm~168cm 若潮:干潮3:07(130cm)
8:00~9:00 潮位:165cm~155cm 若潮:満潮7:16(170cm)
11:00~12:00 潮位:118cm~95cm 若潮:干潮13:30(85cm)
【シーバス】
Rod:
TIDEMARK Artesano Castasia TMACS-96/08
Reel:
05 Biomaster 2500S + 09 Rarenium CI4 2500Sスプール
Line:
アクアマジック 0.8号(12lb)
Leader:
パワード 3号
【アオリイカ】
Rod:
Various EG84M
Reel:
08 Sephia CI4 C3000SDH
Line:
ラピノヴァ ダブルエックス シーバス 0.8号(14lb)
Leader:
パワード 3号
【メッキ】
Rod:
Blue Current 68
Reel:
11 Twin Power C2000HGS
Line:
ラピノヴァ エックス マルチゲーム0.6号(13.9lb)
Leader:
トヨフロン Lハード 1.7号
≪ヒットルアー≫
マリア ポケッツ ダートS45(琥珀)
<参考>
※2011年9月30日「
香川初メッキ」