吉野川釣行

shin1979

2011年07月19日 22:33

先週、徳島市内に行く用事があったので、吉野川の釣行計画を立てて実行してきた
徳島県は鳴門付近を通ったことがあるのみで、徳島市内は初訪問
この時期の吉野川なら河口でチヌ狙いが手堅いだろうと思い(実際は全然ポイントを知らないんだけど)、タックルを準備する。今回はポッパーの使用を想定していたので、汎用性の高いエギングロッドで臨む。
ちょうど夕方前に用事が終わるので、夕マズメを勝負タイムに設定し、吉野川のポイント調査をしながら竿を出した。

まずやってきたのは、吉野川南岸下流域の水門付近。
ちょうど潮が満ちてくる時間だったので良いヨレが出ている
最初はポッパーで攻めるものの、水深がそこそこあり、変化に富んだポイントだったのでミノーにチェンジし、シーバス狙いも兼ねる。
しかし16時台で周囲はまだ明るく、デイシーバス狙いでリトリーブスピードを上げるが、反応はなく、場所移動

次にやってきたのは、吉野川に注ぐ鮎喰川のシャローエリア。
トップ狙いが面白そうなポイントで、ひたすらポッパーで攻めるがチヌの反応はない
場所移動を考え始めたとき、岸際でバコッという捕食音が発生
水中を凝視すると、何やら細長い魚影が見える
すかさずポッパーを近づけて誘うと、興味を示したみたいでゆっくり追いかけてきた
しかし捕食が下手なのか、なかなかフッキングしない
細長い魚影が見えるだろうか。 
正体はおそらくライギョだろう。サイズは40cm程度といったところ。
うっすら赤い色をしているのは、R.A.POP(IKA イカ)。何度目かの捕食行動でロッドに重みが伝わったので、アワセを入れるがすっぽ抜け

結局フッキングさせることができず、ライギョは深みに姿を消したので、再び場所移動

次に訪れたのは、吉野川と鮎喰川の合流ポイント(河口から6kmの地点らしい)。
ちょうどポイントに到着したとき、自転車に上半身裸で釣っていたお爺さんが、ぶっ込み釣りで40cmほどのチヌを上げていたので、俄然やる気が出てくる
早速ポッパーで狙うが、すでに夕方に入り東からの風が強く、波立っていたのでポッパーではアピールができないと考えて、ミノーで攻める。
しかし全く反応がなく、ワームでボトムを攻めようかとも思ったが、だいぶ疲労もあったので納竿とし、昼に見てきた吉野川河口の対岸付近の地形を調査して高松に戻ることにした

昼前に徳島に着き、まず向かったのが吉野川の河口。河口南岸から紀伊水道方面を臨む。
2枚目の写真に写るテトラ周りも面白そうではあったが、実際に竿を出したのはもっと上流域。

日が暮れる前に納竿とし、まだ明るいうちに河口北岸の地形を調査。
ちょうどシーバス狙いの釣り人がキャストしていた。
自分は玉網を持ち歩かないので、このポイントで竿を出すことはないだろう。
対岸がかなり小さく見えるが、吉野川の川幅は想像以上に大きかった。

<総括メモ>
今回の吉野川遠征は、初訪問ということでポイント調査が主体になり、釣果は得られなかった。
しかし竿を出したポイントはいずれも魅力的な地形で、特にライギョがいたポイントは自然に囲まれた小場所で自分好みの地形だったので、機会があれば再訪したい
ライギョのポイントでも潮位に応じて水位の変化はあったので、シーバスやチヌが遡上していてもおかしくはないが、チヌ狙いなら最後に訪れた合流ポイントが実際の釣果を目の当たりにしているので手堅いか。
第十堰の辺りまでは潮位変動があってシーバスも狙えるらしいので、次回訪れる機会があれば、吉野川本流域を中心に探ってみたい。
夜間のシーバスやボトム攻略によるチヌ狙いまで粘ってみても面白そうだったが、今回はあまり時間も取れなかったので、日暮れまでのポッパーによる攻めに終わった。
いずれにしてもさすが吉野川、ベイトの種類や量は、これまで自分が三重を含めて様々な河川を見てきた中で、一番多かった。
香川にはこのような大河がないので、これからも機会があればちょくちょく訪問してみたい。
所要時間は、高松市内から国道11号経由で約2時間、高速を使えば鳴門経由で約1時間といったところ。

7月15日(金) 16:00~18:00 潮位:114cm~165cm 大潮:満潮18:54(177cm)

Rod:Various EG84M
Reel:Sephia CI4 C3000SDH
Line:ラピノヴァ ダブルエックス シーバス 0.8号(14lb)
Leader:パワード 3号

≪ヒットルアー≫
ジャクソン R.A.POP(IKA イカ)


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