2020年07月17日
ワールドシャウラ ドリームツアーエディション(2651F-5)のインプレ
先日のパックロッドの比較インプレ記事で取り上げたように、ついに一目惚れしていたドリームツアーエディションを手に入れた
新型コロナ禍で県外遠征釣行の機会が激減し、購入検討中のロッドもあり、しばらく様子見のつもりだったけど、だいぶ値下がりしてきたのでポイントを全額投入し、自分への誕生日プレゼントとして追加負担を行い入手した。
手に入れたのは、当初の予定通り2651F-5。
スピニングパックロッドはベイライナーSB、マジカルトラウト、アクアプロジェクトメバルを売却した結果、ウルトラライトゲーム用のNUDEのみだったので、コンパットとの間を埋められるルアーウェイトのモデルを選択。
以下はドリームツアーエディション(2651F-5)のスペック。
全長:1.98m/継数:5本/仕舞寸法:46.7cm/自重:112g/先径:1.6mm
適合ルアーウェイト:5-15g/適合ジグウェイト:MAX80g
適合ラインナイロン:5-12lb/適合ラインPE:MAX #1.2
グリップ長:212mm/カーボン含有率:98.2%/テーパー:F
20ワールドシャウラ ドリームツアーエディションの現行ラインナップの中で、最もライトなモデルに位置づけられる。
ラインナップ中、先径1.6mmは最も細く、ガイド設定も唯一のトルザイトリング採用モデル。
大口径ガイドが特長のワールドシャウラの中では、比較的小さめのガイド。
それでも6フィート半のモデルとしては大きく、リールは2500番手が基準になるだろう。
適合ルアー表から判断しても、最も汎用性に富んだモデルの1つになっている。
専用ハードケースとロッドベルトが2個付属。前モデルと異なりMade in Japanだが、冒頭の写真のリールシートにあるWORLD SHAULAの文字シールは貼り付けられていなかったので、自分で貼り付けた。
付属のロッドベルトは、ロッド同士が干渉しないように丁寧に巻かれていた。
パックロッドで重要な携行性は、先行してインプレ記事をアップ。
6月に入手後、さっそく普段の釣りで集中的に使ってみたのでインプレをまとめたい。
まず軽量ルアーの使用感としては、推奨ルアーウェイトより軽い2g台からキャスト可能。
メバルのプラッギングも可能で、ロッドパワーからして引き味を楽しむのなら梅雨メバルが好敵手。
不意にヒットした根魚の突進も、しっかり受け止めて魚を浮かせ、抜き上げできる強さもある。
飛距離は6フィート半のロッドとは思えないほどで、キャストフィールも気持ち良い。
リトリーブ時には、小型プラグのブルブル感や海藻が引っ掛かる感触もしっかり感知できる。
2651F-5はショートグリップなので、トップチヌ用のペンシルやポッパーの操作性も良い。
ロッドアクションを多用するメッキや小型回遊魚狙いなら、パワー的にもちょうど良い具合。
5-7g程度のウィードレスシンカーを用いたライトテキサス等のボトムの釣りにも対応可能で、絶妙なティップの張りで操作性も良い。
クレイジグ波動DEEP10g#1/0にジュラクロー2.5インチを組み合わせた推奨ルアーウェイト上限に近い重量でもしっかりキャストでき、まだまだ余裕は感じられる。
ボトムのリフト&フォールの操作性や感度も良好で、幅広い釣り方に対応できる汎用性がある。
基本性能の高さはパックロッドとはいえ、ワールドシャウラの名を冠するだけのことはある。
ワールドシャウラ譲りのパワーでライトゲームからミドルゲーム用途まで幅広く対応できるロッド。
シマノのロッド製作技術の粋を集めた高い完成度を誇るワールドシャウラ。
その性能をパックロッドに体現したドリームツアーエディションは、釣り旅だけでなく日常の釣りでも快適な使用感で楽しい釣りを演出してくれる。
特に#1~#3のオーロラエアロコート仕様は、実釣において性能に影響を与えるものではないが、初使用後に水洗いしてロッドを拭くときにテンションが上がった
ハイエンドロッドは装飾が凝っているものが多いが、メンテの時に所有する歓びを感じられる仕様というのが素晴らしい。
シマノのロッドを手にするのは昨年手放した18ワールドシャウラ以来。
過去に餌釣り時代を含めても所有経験がほとんどない。
スパイラルXコアという高強度素材が使われていて、ナノアロイのカーボンが採用されているようだ。ナノブランクはかつて所有していたブルーカレントやエラディケーターでも採用されていたが、結局手放した。
昨年入手したC・N・T素材のブリゲイドグレイスの調子は好みなので、対象魚に合わせたロッドの製法次第でナノブランクの調子も変化するのだろう。
保証書の免責金額は、大手メーカーらしくリーズナブル。
パックロッドなら破損個所だけ交換できるので、部品交換の免責金額が安いのは有り難い。
パックロッドはスピニング2本、ベイト2本の4本体制となり、自分が普段行う釣りはほぼカバーできるようになったので、長く愛用していきたい。
携行性に焦点を当てた記事で少し言及したけど、8月にはエクスセンスMBが発売されるようだ。
注目したいのは携行性に優れたキャリングケースだけでなく、ロッドのスペックも現代の最新パックロッドは2ピースロッドと遜色ない性能を有するのに驚いた。
8.8~9.6フィートで仕舞寸法が50cm台に収まり、5-6本の継数にもかかわらず自重は120gと140g台。ブランクス素材や製法はドリームツアーエディションと同じで、ガイドやグリップにシマノ独自の技術が投入されている。
自身が最初に所有したパックロッドのベイライナーSBが7.6フィートで140gだったので、それから比べるとこの10年ほどで驚くほどの進化を遂げている。
シマノ 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2651F-5
シマノ(SHIMANO) エクスセンス MB S88ML-5
<参考>
※2020年7月3日「ドリームツアーエディション(2651F-5)の携行性」
※2020年9月13日「トリップクエスト(Tripquest) TQ50/C594L」
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2021年4月7日「ディアモンソックスのインプレ」
※2021年5月31日「エギストTZ 83M-P4を入手」
※2021年6月5日「エギストTZ 83M-P4の携行性比較」
※2023年7月19日「【シマノ】21 セフィア エクスチューン MB S83MLのインプレ」
※2024年2月3日「寒チヌで入魂」
新型コロナ禍で県外遠征釣行の機会が激減し、購入検討中のロッドもあり、しばらく様子見のつもりだったけど、だいぶ値下がりしてきたのでポイントを全額投入し、自分への誕生日プレゼントとして追加負担を行い入手した。
手に入れたのは、当初の予定通り2651F-5。
スピニングパックロッドはベイライナーSB、マジカルトラウト、アクアプロジェクトメバルを売却した結果、ウルトラライトゲーム用のNUDEのみだったので、コンパットとの間を埋められるルアーウェイトのモデルを選択。
以下はドリームツアーエディション(2651F-5)のスペック。
全長:1.98m/継数:5本/仕舞寸法:46.7cm/自重:112g/先径:1.6mm
適合ルアーウェイト:5-15g/適合ジグウェイト:MAX80g
適合ラインナイロン:5-12lb/適合ラインPE:MAX #1.2
グリップ長:212mm/カーボン含有率:98.2%/テーパー:F
20ワールドシャウラ ドリームツアーエディションの現行ラインナップの中で、最もライトなモデルに位置づけられる。
ラインナップ中、先径1.6mmは最も細く、ガイド設定も唯一のトルザイトリング採用モデル。
大口径ガイドが特長のワールドシャウラの中では、比較的小さめのガイド。
それでも6フィート半のモデルとしては大きく、リールは2500番手が基準になるだろう。
適合ルアー表から判断しても、最も汎用性に富んだモデルの1つになっている。
専用ハードケースとロッドベルトが2個付属。前モデルと異なりMade in Japanだが、冒頭の写真のリールシートにあるWORLD SHAULAの文字シールは貼り付けられていなかったので、自分で貼り付けた。
付属のロッドベルトは、ロッド同士が干渉しないように丁寧に巻かれていた。
パックロッドで重要な携行性は、先行してインプレ記事をアップ。
6月に入手後、さっそく普段の釣りで集中的に使ってみたのでインプレをまとめたい。
まず軽量ルアーの使用感としては、推奨ルアーウェイトより軽い2g台からキャスト可能。
メバルのプラッギングも可能で、ロッドパワーからして引き味を楽しむのなら梅雨メバルが好敵手。
不意にヒットした根魚の突進も、しっかり受け止めて魚を浮かせ、抜き上げできる強さもある。
飛距離は6フィート半のロッドとは思えないほどで、キャストフィールも気持ち良い。
リトリーブ時には、小型プラグのブルブル感や海藻が引っ掛かる感触もしっかり感知できる。
2651F-5はショートグリップなので、トップチヌ用のペンシルやポッパーの操作性も良い。
ロッドアクションを多用するメッキや小型回遊魚狙いなら、パワー的にもちょうど良い具合。
5-7g程度のウィードレスシンカーを用いたライトテキサス等のボトムの釣りにも対応可能で、絶妙なティップの張りで操作性も良い。
クレイジグ波動DEEP10g#1/0にジュラクロー2.5インチを組み合わせた推奨ルアーウェイト上限に近い重量でもしっかりキャストでき、まだまだ余裕は感じられる。
ボトムのリフト&フォールの操作性や感度も良好で、幅広い釣り方に対応できる汎用性がある。
基本性能の高さはパックロッドとはいえ、ワールドシャウラの名を冠するだけのことはある。
ワールドシャウラ譲りのパワーでライトゲームからミドルゲーム用途まで幅広く対応できるロッド。
シマノのロッド製作技術の粋を集めた高い完成度を誇るワールドシャウラ。
その性能をパックロッドに体現したドリームツアーエディションは、釣り旅だけでなく日常の釣りでも快適な使用感で楽しい釣りを演出してくれる。
特に#1~#3のオーロラエアロコート仕様は、実釣において性能に影響を与えるものではないが、初使用後に水洗いしてロッドを拭くときにテンションが上がった
ハイエンドロッドは装飾が凝っているものが多いが、メンテの時に所有する歓びを感じられる仕様というのが素晴らしい。
シマノのロッドを手にするのは昨年手放した18ワールドシャウラ以来。
過去に餌釣り時代を含めても所有経験がほとんどない。
スパイラルXコアという高強度素材が使われていて、ナノアロイのカーボンが採用されているようだ。ナノブランクはかつて所有していたブルーカレントやエラディケーターでも採用されていたが、結局手放した。
昨年入手したC・N・T素材のブリゲイドグレイスの調子は好みなので、対象魚に合わせたロッドの製法次第でナノブランクの調子も変化するのだろう。
保証書の免責金額は、大手メーカーらしくリーズナブル。
パックロッドなら破損個所だけ交換できるので、部品交換の免責金額が安いのは有り難い。
パックロッドはスピニング2本、ベイト2本の4本体制となり、自分が普段行う釣りはほぼカバーできるようになったので、長く愛用していきたい。
携行性に焦点を当てた記事で少し言及したけど、8月にはエクスセンスMBが発売されるようだ。
注目したいのは携行性に優れたキャリングケースだけでなく、ロッドのスペックも現代の最新パックロッドは2ピースロッドと遜色ない性能を有するのに驚いた。
8.8~9.6フィートで仕舞寸法が50cm台に収まり、5-6本の継数にもかかわらず自重は120gと140g台。ブランクス素材や製法はドリームツアーエディションと同じで、ガイドやグリップにシマノ独自の技術が投入されている。
自身が最初に所有したパックロッドのベイライナーSBが7.6フィートで140gだったので、それから比べるとこの10年ほどで驚くほどの進化を遂げている。
シマノ 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2651F-5
自分が調べた限りでは、ナチュラムを含めて3割引が基本という印象。
これに各種ウェブショップのセールやポイント還元と組み合わせることで、さらにお得に購入できる。
今回ナチュラムポイントは温存し、19モアザンPE TW購入時に楽天ポイントを全額投入して以来、貯めてきた分を使い切った
シマノ(SHIMANO) エクスセンス MB S88ML-5
エクスセンスMBのラインナップの中で自分が選ぶなら、8フィート8インチのレングスで仕舞寸法56.4cm、自重127gに抑えたS88ML-5。
スパイラルXコアやハイパワーXに加え、Xガイドエアロチタンやカーボンモノコックグリップに、携行性に優れたキャリングケースなど、ドリームツアーエディションと遜色ないスペックで実売価格が5万円を切るのは驚異的。
<参考>
※2020年7月3日「ドリームツアーエディション(2651F-5)の携行性」
※2020年9月13日「トリップクエスト(Tripquest) TQ50/C594L」
※2020年9月19日「【レジットデザイン】WILD SIDE マルチピース(WSC60ML-5)」
※2020年10月5日「パックロッドの携行性比較(トリップクエスト/ワイルドサイド他)」
※2021年4月7日「ディアモンソックスのインプレ」
※2021年5月31日「エギストTZ 83M-P4を入手」
※2021年6月5日「エギストTZ 83M-P4の携行性比較」
※2023年7月19日「【シマノ】21 セフィア エクスチューン MB S83MLのインプレ」
※2024年2月3日「寒チヌで入魂」
Posted by shin1979 at 18:30│Comments(0)
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