11日(日)は、
四国フィッシングショーに行ってきた
昨年は震災の直後だったので中止になったが、今年は無事開催
2年前の3月下旬に高松にやって来たので、これが初訪問
実はフィッシングショーというイベント自体も初訪問。大阪や横浜のショーと違って、四国は入場料が無料なのがイイ
今回の目当ては、
以前に気になるロッドとして挙げた製品のフィーリングを確かめるため。
9時30分開場だったので、開場時間に合わせていくと、500台収容可能な駐車場がほぼ満車 何とか空いている場所を見つけて無事駐車完了。
この人手ではカタログ購入による先着特典はほぼ品切れかと思っていたら、あまり関心のない人が多いのか、9時40分頃でも目当てのブースでは余裕で入手できた
欲しい特典を入手して、いったん車にカタログ類を置いた後は、じっくりとブースを回って目当ての製品をチェック 振ってみただけの実釣とは無関係な勝手なインプレをしてみたい
まずは
テンリュウのブースを訪れた。
ダイワやシマノに比べるとブースは小さいが、ほとんど人はいないので落ち着いて触れる
気になっていた
新作スワットを触りまくってきた
振ってみた第一印象は、予想以上に軽くてシャープな印象を持った。
前作はデザインの無骨さやグラス含有量の比率から、重量はあるが丈夫で粘り強い印象だったが、今作も粘りを受け継いでいるとはいうものの、バット部の配色が現代風のシーバスロッドをイメージさせ、軽量かつシャープな振り抜きで、良い意味でテンリュウのイメージが変わった印象を持った。ラインナップの中では、特に
SW71MLや
SW83LMLは操作性と取り回しが良さそうで、コルクグリップにダウンロック、
比較的ショートなグリップと、いま自分が望む要求はすべて満たしている。収納や持ち運びの面では2ピースに利があるので、SW83LMLを
キャステイシア96/08と使い分ける用途で今年か来年には買ってしまうかも SW83LMLはカタログには現在未記載だがロッドタグのスペック表では、カーボン対グラスの比率が9:1、ロッド自重も前作より1割以上軽量化されており、プロトモデルながら前作から調子はだいぶ変わっているかもしれない。適合ルアーウェイト上限の30gが振り抜けるかどうかは若干心許ない気がするが、元来粘りを重視したブランクのロッドだし、港湾部や中小河川などの小場所でラン&ガンしながら、さまざまなルアーによるキャストを楽しむにはちょうど良いロッドという印象
同じテンリュウでモデルチェンジをしたライトゲームロッドの
ルナキアソニックも触ってきた
こちらもコルクグリップが手に馴染み、
前作に比べてかなり軽量化が進んでおり、持ち重り感はなくライトゲーム全般に高次元に対応できるバランスの良さを感じた。3機種とも自分好みのシャッキリ系ブランクで、特に現在のラインナップでは
LKS77Mが、良好な振り抜き感で取り回し易く、感度も良さそうだったので一押し候補
ライトゲームロッドとしては、
ゼスタの
ブラックスターも気になっていたので触ってきた
これもシャッキリとして振り抜き感は良く、一部チタンガイドを用いながら2万円台前半の実売価格に抑えた点ではコストパフォーマンスが良好な印象。
このロッドの特徴は、実際に曲げてもらったところティップからベリーにかけてチューブラーなのにソリッド並みの曲がりを見せながら、鋭い反発力でシャープな振り抜き感を演出し、バットパワーもしっかりと残すという独特のテーパーで、他のライトゲームロッドにはあまりない性格のロッドという印象だった。掛けた後は小型でもロッドの曲がりと引きを楽しみつつ、パワーは十分あるので尺を超える獲物も抜き上げに対応できそうな感じ。メバルやアジに特化せず、豊富な魚種をターゲットとしているメーカーの意図も、このロッドなら十分伝わってくる
ラインナップの中では、取り回しに優れる
S68か、汎用性の高い
S78が気に入ったものの、メバルやアジ狙いで7フィート台の中から繊細さを求めるのなら、前述のLKS77Mのほうが、価格に比例して軽量感があり、コルクグリップ仕様の面でも感度向上に寄与しているように感じた。
チヌや尺前後の根魚相手にガンガン使うのであれば、S78のレングスやパワーはかなり魅力的
上記2社のロッドフィーリングを確かめることが主な目的だったので、あとはさらっと会場内を見て回り、出入口でやっていた震災募金に協力して早々に会場を後にした
以下は今回のフィッシングショーの戦利品
ダイコーのカタログは無料配布だったので、ダイコー好きとしては一応入手しておいた。本当は
TMACS-82/05を触りたかったが並んでおらず、アレは東京の港湾部向けに作られたもので、四国のフィールドでの用途には合わないと思って持参しなかったのだそう(某テスター談)。お詫びに、
以前にギャラリーを訪問して貰ったコインケースをまた貰った このケースは使用済みの小型ワームやジグヘッドを入れるのに重宝しているので有り難い
左下の派手な彩色のものは、
ゼスタのカタログ。基本的に普段ネットで製品情報は確認するのでカタログは不要だけど、今回は訪問記念と無料だったので入手することにした。
右上は、
シマノのカタログ(100円)と、先着50名までの購入特典として
四国フィッシングショーのサイトで紹介されていたシマノのコインケース。
右下は、
ブリーデンのカタログ(500円)と、先着50名までの購入特典であるステッカーに非売品の2色ボールペン。これはブリーデン好きの職場の釣友へのお土産用
今回の特典で自分が欲しかったのは、このシマノのコインケース
琵琶湖のヨシが10%ほど配合されており、1個で琵琶湖・淀川水系の水、約430Lが浄化されたことになるらしい。
Made in Japanで作りもしっかりしていて、用途は未定だけど実用性重視の記念品は、自分にとってはステッカーよりも断然嬉しいグッズ
今回はフィッシングショー初参加だったけど、目当ての特典をGetし、気になる製品のチェックもし、メーカーのロッド製作や今後の商品展開の話も聞けたので、まあまあ満足。
11時前に会場を後にしたが、駐車場の空きスペースにも車が溢れ、会場に続く道は大渋滞
来年以降も参加するのであれば、早めに到着しておく必要があるな
フィッシングショー訪問ついでの釣果のほうは、2時間ほどサーフでキャストするが、反応ナシ
爆風で釣り難かったものの、太平洋に向かってキャストする爽快感は気持ちよかった
今回は10日に高知入りし、まずは仁淀川河口周辺のポイント調査を実施。シラス漁のブルーテント多し 沖合にはサーファーの姿がちらほら。太平洋側サーフは広くてポイントが絞り込み難かったが、河口エリアで今後につながるポイントのチェックができた
物部川河口もチェック。竿を出したのはここのサーフ。
夕マズメはルアーで狙う釣り人が結構集まっていた。仁淀川河口よりもアプローチし易そうな印象だった。
そのほか春野漁港や高知新港、その周辺のサーフを中心にポイント調査を実施。
翌朝は高知市内の
日曜市に夫婦で繰り出し、文旦や野菜類を購入。
釣り好きの夫がフィッシングショーを訪問中、植物好きの妻はレンタサイクルで市内の
植物園を観光
残念ながら釣果はなかったものの、2人ともそれなりに満足して帰宅
高速を使えば高松から高知まで90分もかからず、思った以上に太平洋は近い距離だったので、
これからたびたび遠征釣行を試みたい