いきなりですが、シマノの新製品リール、
12ヴァンキッシュ4000を購入しました
4000番手でも自重240gと驚きの軽さ
ラインは下巻き+
PE剛戦Xsw リミテーションエイト1号(17lb)を巻く。
もともと
タイドマーク・アルテサーノ・キャステイシア(TMACS-96/08)に合わせるリールを探していて、手持ちのリールの中では200gの
08セフィアCI4 C3000SDHでは若干バランスが悪く、240gの
05バイオマスター2500Sなら
実釣でもバランスは良かったが、9.6ft.のロッドに2500番手のリールは少しサイズが小さいと感じていた
そこで4000番手のリールを物色していたが、
バイオマスターや
ツインパワーは4000番でも310g、
ツインパワーMgなら270gだがモデルチェンジを控えて性能は一世代前
260gでは
ステラ4000S、
エクスセンス4000S、
レアニウムCI4が並び、ステラを買う決心がつかなかったので、4000Sのサイズがあるエクスセンスにしようと思っていたところ、フィッシングショーを控えてシマノの新型リールの情報に接し、旧型のエクスセンスに3万円以上出すぐらいなら、
ツインパワーMgに代わって登場した最新のヴァンキッシュにしようと思い、購入に至る。
当初はナチュラムでポイントを使って実質30%以上の値引き価格で入手するつもりだったが、
楽天内にある某ショップが30%引きで通販をしていたので、楽天経由で購入
帰省時に実店舗には何度も足を運んでいたことがあり、現地では4割引きで購入できた可能性もあったが、交通費や手間を考えると割に合わないので通販を利用 それでも貯まっていた楽天ポイントを使い、PEラインとセットで3万円台半ばで購入できたので、かなり良い買い物ができた
せっかく高価なリールを買ったので、ラインも奮発して品質の良いものを使おうと、価格と質で定評のある
剛戦Xswを、ゴーセンの60周年記念として発売した限定版、
PE剛戦Xsw リミテーションエイト1号(17lb)を選択。150m巻きで3150円だが、剛戦Xswと比べて、8本組のPEで糸滑りが良いらしい
ゴーセンのPEは、
メバリンや
アクアマジックで価格と品質のバランスの良さに信頼を置いている
リールとラインをセットで買うと、ショップが糸巻サービスをしてくれるようで、お願いすることに
前置きが長くなったが、肝心のヴァンキッシュのインプレを
とりあえず回してみた感じでは、謳い文句通り回転の立ち上がりは軽い
しばらく回してみても、慣性を抑えたダイレクト感は4000番クラスでも感じ取ることができる。
試しにリールに対して先入観のない妻に、
08セフィアCI4 C3000SDHと
11ツインパワーC2000HGSを並べて巻き比べをしてもらったところ、やはりヴァンキッシュの巻きが最も軽いとの感想だった
自分自身はリトリーブ中にリールの感度でバイトをとることは、これまでの経験上あまりなかったので、ヴァンキッシュのウリがユーザーに広く受け入れられるかは疑問
メバルやアジ、エギングなど、基本はロッドワークによって潮流の変化やバイトを感じ取ればよいので、リールの感度はそこまで重要視していなかった。ただシーバスに関しては、流れのある河口の潮目を攻めるときなど、CI4ローターを搭載したセフィアCI4クラスでも流れの変化を感じ取ることができて重宝していたので、マグナムライトローターの搭載によって一層の感度向上が期待できるのなら面白いかもしれない
いずれにしても、ヴァンキッシュによってこれまで意識していなかった感覚が得られるのなら、釣りとしても楽しくなるだろう。この辺りは今後実釣を重ねてから評価したい
このヴァンキッシュのもう1つのアピールポイントであるリール自重の軽量化について、
自分にとってはこの点が最も訴求効果が高いポイントだった
ここで手持ちのリールとの比較をしてみたい
ライトゲームで使っている
09レアニウムCI4 1000Sや
10ソアレCI4 C2000PGSは170gであり、
12ヴァンキッシュ1000Sや
C2000Sの160gと比べて10gの差がある。これを「10gも差がある」と捉えるか「10gしか差がない」と捉えるかは人それぞれだろうが、自分の場合は後者と感じた。この番手のリールを用いるライトゲームではロッドも軽量化されており、現在の自分のメインロッドである
ブルーカレント68(67g)との組み合わせでは、170gのリールでもバランス、感度は問題ない。
ライトゲーム用のリールを揃えるまであらゆる釣りに活用していた
08セフィアCI4 C3000SDHの200gと比べると、
12ヴァンキッシュC3000SDHは205g、
2500Sは190gであり、巻きの軽さや感度のほか、X-SHIPやリジッドサポートドラグ搭載という機能面ではヴァンキッシュに利があるとしても、リール自重は大差なく、コストパフォーマンスではセフィアCI4も負けてはいない。
ハイギアモデルのリールが欲しくて昨年
11ツインパワーC2000HGSを購入したが、200gの同リールと類似の番手では、
12ヴァンキッシュC2000HGS(160g)、
2000S(185g)、
C2500HGS(185g)と、いずれもヴァンキッシュのほうが軽量である。X-SHIPやリジッドサポートドラグは両機種とも搭載しているが、マグナムライトローターによる低慣性やDLCラインローラーは、ツインパワーにはない機能となっている。この点で、これらの番手のヴァンキッシュも魅力的ではあったが、ツインパワーも昨年購入したばかりだし、そもそもヴァンキッシュはステラ以下の従来機種とは方向性が違う位置づけらしいので、とりあえず今回は見送ることにした
今回購入した
12ヴァンキッシュ4000は、リール自重が240gと、前述したこの番手のリールの中では断トツの軽さ 深溝スプールなので下巻き分を入れると多少重量は上がると思われるが、部屋の中でキャステイシアと合わせてみたところ、バランスも良好
写真のリールには、
夢屋 08ツインパワー アルミ リールスタンドMを装着済み 当初エクスセンス4000Sを買おうとしていた時に、リールスタンドだけ別のショップで注文していたものを流用
ヴァンキッシュ付属の説明書によると、1000SからC2000HGSまでは夢屋のタイプではC(Sサイズ)、2000S以上はD(Mサイズ)となっているので、
ステラ系や
ツインパワー系のリールスタンドをそのまま使える 一応2000S以上もCタイプのリールスタンドの装着は可能みたいだが、取り付けが困難な場合等はリールスタンド側のリングを取り外す必要があるらしい。
ヴァンキッシュ4000はもともと9.6ft.のキャステイシアに合わせるために購入したリールなので、
使用場所はサーフや河口などのオープンエリアが中心となる予定。
ライトゲームの釣行回数に比して、シーバス狙いの回数はこれまであまり多くないが、サーフ等の大場所で気分転換にキャストするのは昔から好きだったので、今年は昨年ほとんど釣行しなかったシーバスやマゴチ、ヒラメなども積極的に狙っていきたい
<参考>
※2014年3月27日「
増税前のタックル購入【夢屋製品】」