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2016年10月12日

ブルーカレント ベイトモデルの登場とベイトフィネスロッドの潮流

先日、ベイトモデルを含むシェーラザードの追加機種を試し振りした記事をアップしたが、その記事を作成中、ブルーカレントのベイトモデルが11月に発売するという情報に接したので、別の記事にしてあらためて取り上げたい。

バリスティック ベイトがあるのでいつかは登場すると思っていたが、予想以上に急な発売で驚き。
ベイトモデルをテスト中という情報はどこかで目にしたことがあったが、昨年末のカタログには発売予定の情報は一切なかった。
初期ラインナップは以下の3機種。

BlueCurrent 63(Bait Model):Wt. 76g、Lure Max 5g、PE Max #0.6
BlueCurrent 71(Bait Model):Wt. 80g、Lure Max 8g、PE Max #0.8
BlueCurrent 78 NANO(Bait Model):Wt. 87g、Lure Max 15g、PE Max #0.8

驚きなのは、価格を2万円台で収めたところ。
実売価格は基本的に1割引なので、税込でも3万円以下になる。
この価格帯ならエラディケーターシリーズよりも実売価格で優位に立ち、ヌーボフィネッツァ ベイトモデルと競合しそうな価格設定。

ただし公式サイトによれば、ガイドはバット部のみチタンRVで、他はステンレスKガイドを採用。
オールチタンでティップ部にはトルザイトが採用されているヌーボフィネッツァのほうが、特にガイド数が多くなるベイトロッドでは振り抜きが良さそう。

サイト内の情報では、ブルーカレント2の仲間という位置づけ。
コストパフォーマンスを追求しつつ、ブランクにこだわった製品らしい。
一時期リミテッドモデルを乱発していた過去があるので、メンバーズサイト限定でハイエンドモデルが出る可能性もありそうだが、ベイトタックル人口やNANOモデルをこの段階で投入してきたことを考えると、今後の商品展開は予定していないのかもシーッ

ブルーカレントもヌーボフィネッツァも、メーカーを代表する日本製ライトゲームロッドのシリーズなので、海外市場も含めて、かなり面白い争いになりそう。

近年のベイトリールの進化によって、ソルト向けのベイトフィネスロッドも各社売り出してきた。
アブガルシアソルティーステージシリーズを皮切りに、今期はダイワからも月下美人Air AGS B79LML、月下美人MXシリーズからB69UL-S・KB72・Kが登場。

ダイワのベイトリールがTWSを採用してからベイトタックルに手を出し始め、ダイワ製ベイトリールを愛用しているので、月下美人MXシリーズの2本を最初店頭で触ってみたが、イメージとは異なり購入には至らず。
16スティーズとのセッティングを意識して、月下美人Air AGSシリーズの1本は期待していたけど、バットジョイント仕様という時点で却下。

近年のベイトフィネスロッドには大きく3つの方向性が存在するように思う。
(1)従来のハードロックフィッシュ向けのベイトロッドの流れで、3-7g前後のライトテキサス向けにパワーを落としたファーストテーパーで張りが強いロッド。
(2)5-7cm前後の小型・軽量プラグや3-7g前後の小型メタルジグの操作性を重視して、レギュラー気味のテーパーで柔軟性に富むロッド。
(3)エクストラファーストテーパーで、繊細なティップ部分で1-2g前後の軽量ジグヘッドをキャストして食い込ませ、強靱なバットで寄せて獲るロッド。モデルによってはソリッドティップを採用する場合も。

ファーストテーパーで張りを強めると、ボトム感知力は高く強力なバットパワーで強引なやりとりが可能だが、軽量ルアーのキャストが難しくなる。しかし汎用性は高く、根魚やエギング、シーバス、チヌなど、ルアーウェイトの範囲なら一通り楽しめる。

レギュラーからスローテーパーでよく曲がるロッドだと、キャスト時のリリースポイントが広くなり軽量ルアーもキャストし易く、プラッギングでの乗りの良さも期待できるが、ボトム感知力は劣る。
その反面、小型プラグの操作性は良いので、トップチヌやミノーイングには適している。

エクストラファーストテーパーのロッドは、メバルやアジに対象を絞り、リールもベイトフィネス専用機をセットしてライトリグ中心で狙うタックル。

これらの特性の良いとこ取りで汎用性を高めたロッドは、高い次元で融合して扱い易いロッドになるか、中途半端で使い難いロッドに仕上がるか、メーカーの開発技術力が問われる。

結局ベイトフィネスと言っても、ユーザーがどういう釣り方をするかによって適したロッドが変わってくるので、どんなジャンルでもそうだけど、事前にしっかりとシミュレートしておくことが大事シーッ

自分はすでに中古でEBFC-710LT-TZ Complete Airを入手したが、もし未入手だったら
ラインナップ中、最も汎用性が高そうな78 NANOを選択していたかも。
先日ファースト・インプレッションをおこなったComplete Airは、汎用性を高めつつも、上記の分類ではどちらかというと(1)の方向性という印象。
曲がりに定評のあるブルーカレントシリーズは(2)の性格を備えていそうなので、追加するならばショートレングスの71あたりも気になっていたり。

いずれにしても、店頭に並ぶのが楽しみ。(店頭で触ることができたので12/22に追記
詳しい製品情報や実釣の模様は、公式サイトや下記の解説動画をご覧ください。

ブルーカレント ベイトモデルの登場とベイトフィネスロッドの潮流







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